巫女の館の密室



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初公開日(参考)2001年07月
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長編小説

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巫女の館の密室―美少女代理探偵の事件簿 (光文社文庫)

2004年08月01日 巫女の館の密室―美少女代理探偵の事件簿 (光文社文庫)

美少女探偵・根津愛が、刑事・桐野と訪れた奥会津の秘境にある友人の別荘。そこには、急斜面をくりぬいて作った奇妙な離れがあった。十年前、このコンクリートの箱のような建物で不可解な密室殺人事件が起きたという。犯人はどうやって脱出したのか?この謎が解けないうちに、突然愛が失踪!愛を捜す桐野の前に新たな惨劇が…。「完璧な密室殺人」に挑む傑作本格推理。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

巫女の館の密室の総合評価:6.29/10点レビュー 7件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

巫女の館の密室の感想

館物で、クローズドサークルではありませんが、インカ帝国の歴史も絡ませながら、名門樫村家の過去から現在にいたる悲劇を扱った作品。人物もそれなりに描けていて、程よい長さなので読みごたえはあります。現代版の犬神家みたいな側面もありますが、そんなにシツコイ怨念などはないかも。トリックもリアリテイがあり頷けます。本格の好きなかたはどうぞ。

氣學師
S90TRJAH
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

巫女の館の密室の感想

密室ものは、あまり堅牢な密室を構築すると作家自身の首を絞めかねない。しかし隙間だらけの密室では読者から首を絞められる。つまりそれだけ最初からハードルの高いジャンルと云える。これは密室にする動機もトリックも残念ながら今一歩。タワンティンスーユ帝国の物語を読者に示しながら、それを側面にして現実の世界での事件の動きを読み進む構成になっているが、実はこのタワンティンスーユの物語が重要な意味を持っていることになる。タワンティンスーユ帝国、つまりインカ帝国のことだが十三世紀始め、アンデス地方に成立した帝国で、首都はクスコ。十五世紀後半には現在のエクアドルからペルー、チリに至る一帯に大統一国家を建設したが、一五三三年スペイン人の征服者ピサロによって滅ぼされた帝国。この帝国の不思議な歴史を舞台に語られる物語が密室殺人の謎を解くキーになっている趣向だが、このへんは大変面白いのだが、やはり肝心の事件の謎を構成する部分が脆弱で犯人も、その意図もいまひとつの感が強い。それと刑事に同伴して館を訪れるのが美少女探偵となっているが、このへんはいまどきの読者に迎合した作者の姿勢が見えてシラケる。美少女探偵って何?西之園 萌絵はそんな風に描かれていないがとても魅力的だ。
この辺もマイナス評価の一因でもある。ともあれインカ帝国の話は面白かったのに残念な結果だ。
やはり、密室物はもうネタ切れでトリックも出尽くしたのか・・・。

ニコラス刑事
25MT9OHA
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5:
(2pt)

登場人物は個性的だが‥

これが密室❔
こねくり回しすぎた作品だ!
謎は壮大だが、種明かしされてみると‥肩透かしされた感あり!
お勧めできない作品だ!
巫女の館の密室―美少女代理探偵の事件簿 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:巫女の館の密室―美少女代理探偵の事件簿 (光文社文庫)より
4334737250
No.4:
(4pt)

RPGをやってるみたい

リズム感があって、小気味良くて、会話も今風で、展開もまぁまぁだったのだけど、何かもう一つが足りないと思った。
それは、『世界初の密室殺人』と最初に言ってしまっているので、読者の期待値を以上に高めてしまったのだと思う。
だが、登場人物らの個性がしっかりと描けていて、被害者も犯人も裁く人もみんな魅力的に表現できているので、プロットにはやや難があるけれども、星4つとした。
巫女の館の密室―美少女代理探偵の事件簿 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:巫女の館の密室―美少女代理探偵の事件簿 (光文社文庫)より
4334737250
No.3:
(3pt)

ちょっと・・・

全体として見るとこけおどかしが多く、消化不良の観が否めないような気がします。この手の密室物では,ある程度仕方がないのかもしれませんが。主人公とその相棒のキャラ頼みで,出てくる登場人物達の人間関係も予測がつくし、読後感もさほど良いとは言いがたい。ただマヤ文明についての記述は,あまり知らなかったんで,面白かったかも。
巫女の館の密室 (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:巫女の館の密室 (ミステリー・リーグ)より
4562034211
No.2:
(3pt)

ちょっと後味悪いかも

美少女高校生探偵の愛ちゃんが活躍するシリーズの三作目。とある別荘に、友達を訪ねた愛ちゃん一行が、十年前の密室殺人の謎解きを解くことになるのですが、新たな事件が起こって、さらにインカ文明の謎が絡んで、と、欲張った内容になっています。刑事のキリンさんの情けなさや、愛ちゃんの美少女っぷりは、相変わらずなのですが、題材的に、やや後味が悪い気がします。第一作の「カレーライスは知っていた」のような、お気楽感が、あまり感じられず、個人的には、今いちかな、という印象です。
巫女の館の密室―美少女代理探偵の事件簿 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:巫女の館の密室―美少女代理探偵の事件簿 (光文社文庫)より
4334737250
No.1:
(4pt)

根津愛がんばってます

 愛川さんの作品は前作の夜宴もそうなのですけど、バックグラウンドにある知識が多いせいか、ミステリーとしてだけでなく、雑学的読み物としてもかなり楽しいです。 今回のそういった知識はアステカです。 しかし押し付けがましいことはなく、流れに乗りながら、また謎解きのパーツとしてうまくアステカがはまってました。  
巫女の館の密室 (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:巫女の館の密室 (ミステリー・リーグ)より
4562034211



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