六月六日生まれの天使



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初公開日(参考)2005年05月
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長編小説

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六月六日生まれの天使 (文春文庫)

2008年05月09日 六月六日生まれの天使 (文春文庫)

ふと目覚めると、私は記憶を失っていた。同じベッドには、ゴムの仮面を破った全裸の男が眠っている…。ここはどこ?この男は誰?扉を開けると、意外にも外は雪。そして初老のサンタクロースが、私に手招きをしている!記憶喪失の女と謎の男の奇妙な同居生活、その果ての衝撃!傑作ミステリー長篇。 (「BOOK」データベースより)




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六月六日生まれの天使の総合評価:5.36/10点レビュー 22件。Dランク


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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(7pt)

六月六日生まれの天使の感想

愛川晶の『六月六日生まれの天使』を読んだ。
時間的トリック作品は過去にも読んだことあるので、そんなに驚きはしかなったけど、記憶を無くした人が、どう思い、どう感じて行くのかってところに面白味があった。
時間と記憶をうまくミックスさせて、謎を深めていくあたりは良かったと思う。

pie造
O92P2HI5
No.3:
(6pt)

六月六日生まれの天使の感想

目覚めたら見知らぬ男と一緒に寝ていた私は、自分が記憶喪失だということに気付く。そして、その男もまた脳に障害をもっており・・・。愛川さんの本はこれが初めてだったんですが、浦賀さんが思春期の性の暴走を描いているのとは対照的に大人のエロスをここまでかというほど書きこんでいたのでちょっと読んでいて辛かったような(笑)トリックは見破れませんでしたが、「葉桜」とは対照的にとことんダークでしたね(笑)

ジャム
RXFFIEA1
No.2:
(4pt)
【ネタバレかも!?】 (4件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

六月六日生まれの天使の感想

記憶を失ってしまった女と、同室にいたゴムマスクの男。
この最初の謎の提示や主人公の女同様、
何が起きているか分からない世界に入りこんだ奇妙さは面白かったです。

この謎の気になる度合いから最後まで読みましたが、
構成が複雑化しすぎて読み辛かったのが残念でした。


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egut
T4OQ1KM0
No.1:
(5pt)

タイトルに騙された


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BLUE SEAL
C9273OIT
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No.18:
(4pt)

ミステリーを初めて読んだ

知り合いから進められ読んでみました。
ストーリー展開が楽しくてすいすい読ませてもらいました。最初は展開が変わりやすいので把握するまでアレ?って感じでしたが面白かったです。
六月六日生まれの天使Amazon書評・レビュー:六月六日生まれの天使より
4163240101
No.17:
(4pt)

著者初の叙述トリック作品

鮎川賞の密室トリックやアリバイトリック系を得意にしていた愛川氏が挑んだ初の叙述トリック一本勝負の作品である。
暴力団絡みの男女の複雑な時制と入れ替わりのトリックが進行していく。
魅力的な冒頭の謎に比べて全容が明かされてると意外にシンプルな話なのだが、もともと叙述トリックはストーリーを普通に組みなおして見たらすごく単純な話になるのはいわば当然なので、仕方ないと言える。
叙述トリック系としてはオチが判明しても即真相が分かり、衝撃が与えられるというよりは再度じっくりと再考してそういうことかと分かるやや複雑なオチになっており、叙述トリック作品の定番の読後の強烈なインパクトはあまりないが、十分読ませる作品。
六月六日生まれの天使Amazon書評・レビュー:六月六日生まれの天使より
4163240101
No.16:
(1pt)

複雑に書けば複雑になるというだけ

叙述トリックを扱った作品にありがちな、大して面白くない話をとことん分かりにくく
書いただけの作品とでもいうのだろうか
主人公は都合よい部分だけ記憶を忘れ、男にも特殊な設定をつけてと下ごしらえは完璧だ
カンボジアだのポルポトだのと無駄な話も多く、やがて明らかになる真相もとにかくごてごてと
していてああそうといった感想しか湧いてこない
マスクやサンタにも大した意味は無いとあらすじもやや詐欺っぽい
よほどのマニア以外は手を出さない方が無難だろう
六月六日生まれの天使Amazon書評・レビュー:六月六日生まれの天使より
4163240101
No.15:
(5pt)

これはなかなか凄いです。

通常の時系列の物語と最近から遡行していく物語が交互に入り組み、ちょっと
構成が分かりにくいかなぁとは思いますが、全体に非常によくできています。

同一人物かと思えば実は別人?(その別人ともうひとりの人物は同一人物?)
同じようなエピソードがあり、共通の人物(それも二人)と関わっていくので
もう完全に騙されます。
『私』の名前(フルネーム)は何? プロローグの殺人シーンの真実とは…?
その他の登場人物のキャラクター設定も謎めいていて、展開もおもしろいです。

読み返しながら完全に理解するのに結局休日丸1日を費やしてしまいましたが、
こんなに熱中させてもらったのは久しぶりです。
この著者の作品は今回初めてでしたが、個人的にこの仕掛けは、歌野晶午や乾
くるみ、我孫子武丸らの上をいく、もっと評価されていい作品だと思います。
六月六日生まれの天使Amazon書評・レビュー:六月六日生まれの天使より
4163240101
No.14:
(2pt)

ディテールの濃淡が……

まず本作品は叙述トリックを用いており、
作者は巧みな筆力で、うまく読者を誘導しています。

ただ人物設定があまりに都合がよすぎます。
もちろん小説なので、多少のご都合主義は致し方ないですが、
ここまで行き過ぎてしまっては興ざめしてしまいます。
また主人公にこれといった魅力がなく、感情移入できませんでした。

しかし問題は全体の4分の1くらいを占めているだろうセックスシーンの描写。
これは本編とは何の関係もなく、サブプロットにさえなっていません。
まるで枚数を稼ぐために書いたような感じです。
一方で、暴力団についての記述にはあまりにもリアリティがありません。
この二つの対比が作品全体に薄っぺらさを醸し出してしまった感があります。
全体的にもディテールの濃淡が目に見えて分かるのは読み手として厳しいです。

筆力がものをいう叙述トリック自体はうまく描けていますし、構成も見事です。
でも☆2の評価しかできないのが残念です。
六月六日生まれの天使Amazon書評・レビュー:六月六日生まれの天使より
4163240101



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