ヘルたん ヘルパー探偵とマドンナの帰還
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ヘルたん1は、そんなに難しく考えずに読めたのですが、2になると人間関係や時代背景?等々 話がとてもややこしく感じました。 淳と絡むわけではないのに、ちらちら登場する先輩ヘルパーの中本さんや、認知症を患いながらも時として鋭い指摘をする、伝説の 名探偵 成瀬氏の描かれ方に馴染めないまま、途中から話に付いていけなくなってしまいました。 | ||||
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元引きこもりの青年で、浅草でヘルパーを始めた神原淳君と、認知症に冒されてしまった往年の名探偵・成瀬秀二郎。とても奇妙で、しかし、ある意味絶妙なホームズ、ワトソンコンビに惹かれ、また、第一作の最後で浅草から去った中本葉月さんのその後が気になっていたので、発売と同時に購入しました。内容は驚きの連続で、期待通りの傑作でした。 前作では、ヘルパー探偵といっても、本当に淳君が謎を解くところまではいきませんでしたが、今回は堂々の探偵ぶりで、ためらったり、戸惑ったりしながらも、鮮やかな推理を披露します。四匹の体毛の模様が違う三毛猫の中から、特別な一匹を推理で捜し出すという「キャット・ウォーク」もおもしろかったですが、特に感心したのは「ライディング・フード」で、名探偵であるはずの成瀬が「認知症患者には、一年の間で、発症しやすい特定の日がある」などという奇妙奇天烈な推理を述べた直後、自分が言ったことを忘れてしまい(認知症のため)、その謎を淳が推理するという、まさにとんでもない展開でした。これでは、とても合理的な解決など望めないと思ったのですが……いや、びっくりしました。まさか、こんな解決があろうとは。そして、最後の「コーヒー・レディ」でタイトル通り、葉月さんが姿を表しますが、ここでも予想を裏切る展開が……。本格ミステリーとしての完成度も高く、ストーリーにも起伏があって、満足しましたが、次回作までの宿題が多々あるので、とにかく早く、次を書いてほしいです。ただ、前作の流れを丁寧に説明してあるので、この本から読み始めてもまったく問題はありません。 | ||||
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