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白銀荘の殺人鬼



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初公開日(参考)2000年05月
分類

長編小説

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白銀荘の殺人鬼 (カッパ・ノベルス)

2000年05月31日 白銀荘の殺人鬼 (カッパ・ノベルス)

スキーシーズンも盛りのペンション村。その中心からはずれた位置にある白銀荘…。スキー客で賑わうこのペンションに、血腥い殺人鬼の匂いを纏った客が紛れ込んだ。多重人格に悩む彼女は、ある目的を果たすため、連続殺人をもくろんでいた!おりしも、豪雪により白銀荘は外界と遮断され密室状態に!殺戮への胎動に身を委ね始めた彼女だが…。さらなる悪夢が、白銀荘を覆っていた!今、血の惨劇の幕が開く!!謎が謎を呼ぶサイコ・ミステリー異色作、著名作家二人による超合作として、カッパ・ノベルスに登場!二人の覆面作家は誰か。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.67pt

白銀荘の殺人鬼の総合評価:7.10/10点レビュー 10件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

決して出来が悪くないだけに漂うチープさがもったいない

吹雪に閉ざされた山荘を舞台に、多重人格の殺人鬼による連続殺人が行われる、サイコサスペンスにして倒叙にして本格推理作品でもあるミステリ。

刹那的で軽い性格の殺人鬼の性格を描写するためか、はたまた元々は「作者当てクイズ」という趣旨もあり元の文章のクセを隠すためか、文章がラノベ的というか非常にチープさやB級感が漂っている作品です。
しかし面白い趣向が複数試みられ、展開もよく練られており決して出来が悪くないだけに正直もったいないと感じてしまいました。(密室トリックとアリバイトリックはしょぼいけど)
性的描写が必要以上に多いのも、無駄なエログロナンセンス感があって人を選んでしまうなぁという感想です。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.2:
(9pt)

『雪の舞台+殺人鬼』テーマ+多重人格+倒叙物

シリーズ0作目にあたる本作は従来の『雪の舞台+殺人鬼』テーマ+多重人格+倒叙物。
これはとても好みの作品でした。

二階堂黎人&黒田研二でのシリーズ作品は、殺人鬼におびえる被害者視点でのミステリでしたが、
二階堂黎人&愛川晶での本作は、主人公が殺人鬼の加害者側です。

主人公は多重人格者であり、体の中に主人格の普通の男性、副人格として女性とミステリマニアの三人格が混在しています。
副人格の目的は、主人格を精神的に追い詰めて体を乗っ取る事。精神的に追い詰める為には陰惨な殺人を目のあたりにさせてショックを与えればよい。ミステリマニアの人格の協力を得て旅行先で皆殺しを計画する非人道的な作品です。

殺人鬼視点で事件が描かれますので陰惨なシーンが苦手な方は注意。陰惨な内容もただの演出だけでなく、主人格にショックを与える理由付けになっているのも凝っています。

趣向としてはミステリというよりサイコものなのですが、ミステリの遊び心が豊富でとても楽しめた作品でした。結末も好み。真相を知るのは読者のみ。というのも良いです。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:
(7pt)

雰囲気作品。

雪の山荘で起こる連続殺人もの。元々は、本書の作風を読んで、この著者は誰か?と言った趣向が面白かった作品。密室や首なしなど本格物が好きならそれなりに読める。オチでがっかりするかは人の好み。

Ariroba78
5M53WTS6
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.7:
(2pt)

暇つぶしに

物語の大前提からして翔んでおり、初めっから諦めてしまう
読者も多いかもしれません
バカミスを許容できる方の暇つぶしですね
白銀荘の殺人鬼 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:白銀荘の殺人鬼 (光文社文庫)より
4334736335
No.6:
(5pt)

多重人格ネタで最後まで凝りまくった作品

こちらのカッパノベルス版リリース時は著者当てクイズが付いていた。文庫版でははっきりとその著者2人の名前が入っている。
二階堂黎人氏の合作は多いが、その中でも傑作と言えるのが本書。合作相手は愛川昌氏である。
閉ざされた雪のペンションでの連続殺人という定番のクローズドサークルものかと思わせて、メインネタに多重人格ネタを使っており、犯人の視点から進行していくが、倒叙というわけではなく、同一人物内での人格が駆け引きを繰り広げ、同時に集まったペンション客を巧妙に殺害し、最後は読者とも駆け引きが仕掛けられているというてんこ盛りのサービス作である。
大まかなストーリーは違うが、ハリウッド映画の「アイデンティティ」を彷彿とさせるような斬新な設定である。
白銀荘の殺人鬼 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:白銀荘の殺人鬼 (カッパ・ノベルス)より
4334073905
No.5:
(3pt)

ひねりひねり

 2000年に彩胡ジュン名義でカッパ・ノベルスとして出たものの文庫化。
 愛川晶と二階堂黎人が合同で書いたものである。黒田研二と二階堂黎人の合作でも、『千年岳の殺人鬼』や『永遠の館の殺人』などが出ているが、それらと系譜を同じくするものである。
 雪とスキーが道具立て。サイコ・キラーによる連続殺人。
 ひねりにひねったプロットで、なんとなく真相が見えてきそうで分からない。まあ、良く出来た物語と言えるのではないだろうか。
白銀荘の殺人鬼 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:白銀荘の殺人鬼 (光文社文庫)より
4334736335
No.4:
(3pt)

ひねりひねり

2000年に彩胡ジュン名義でカッパ・ノベルスとして出たものの文庫化。
 愛川晶と二階堂黎人が合同で書いたものである。黒田研二と二階堂黎人の合作でも、『千年岳の殺人鬼』や『永遠の館の殺人』などが出ているが、それらと系譜を同じくするものである。
 雪とスキーが道具立て。サイコ・キラーによる連続殺人。
 ひねりにひねったプロットで、なんとなく真相が見えてきそうで分からない。まあ、良く出来た物語と言えるのではないだろうか。
白銀荘の殺人鬼 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:白銀荘の殺人鬼 (光文社文庫)より
4334736335
No.3:
(5pt)

面白い!

この本は書店で見て表紙に引かれて手に取りました。内容も面白そうなので買ってみたら一気に読んでしまうほど面白かったです。今までのミステリーのなかで一番速く読み進めたと思います。買って損は無いと思います。
白銀荘の殺人鬼 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:白銀荘の殺人鬼 (光文社文庫)より
4334736335



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