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KillerX キラー・エックス



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初公開日(参考)2001年11月
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長編小説

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Killer X キラー・エックス (光文社文庫)

2006年01月01日 Killer X キラー・エックス (光文社文庫)

大雪に閉ざされた山荘に招かれた6人の男女。同窓会と思いやって来た彼らを待っていたのは、変わり果てた恩師の姿だった。下半身の自由を失い、大きな傷を負った顔は、不気味な仮面に覆われていたのだ。頻発する“突き落とし魔”事件との関係は―。外界から隔絶された世界で、謎の殺人鬼が牙を剥く!実力派作家2人がタッグを組んだ、超絶的本格ミステリ。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

KillerX キラー・エックスの総合評価:6.56/10点レビュー 9件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

KillerX キラー・エックスの感想

雪の山荘もの。シチュエーションは最高です。

同窓会のお知らせが届いた数名が恩師の住まいである深雪荘へ訪れる。久々に再開した恩師は事故で障害となっており、下半身不随の車椅子生活。そして言葉も発せず仮面を着けて過ごす有様だった。天候が荒れる中集まったのはよいが、同窓会の招待状は誰も送っていない事がわかる。何かがおかしいと、疑惑から始まる雪の山荘のクローズド・サークルものです。

思いつくガジェットは満載で、この雰囲気だけでも結構満足でした。
が、あまり評判が良くないのは終盤の真相の釈然としない気持ちでしょうか。雰囲気が真面目なのですが、バカミス作家が描けば失笑トリックな仕掛けが一部あるので、驚いたというよりモヤモヤ晴れない気持ちです。

先生や篤の過剰な行動がちょっとギャグに感じていましたが、2000年ごろはまだオカルトネタが多かったので時代を感じる作品なのかなぁと、思う所があった次第です。
あと2冊、類似本があるので追っかけて読んでみようと思います。こういうコテコテは好み。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

Killer Xの感想

カッパノベルス版で読んだので、著者名はクィーン兄弟となっており、真の著者を当てるクイズになっていた。文体だけで著者を当てるのは至難の業と思うけれど、解る人っているのだろうか。
さて、ミステリのガジェットをふんだんに使ったこの作品。猛吹雪に閉ざされた山荘が舞台で、このシチュエーションにチャレンジする精神にとりあえず敬意を表したい。おかしな招待状で集められた六人。山荘の主は高校の恩師で事故に会い車いすに乗っている。導入部分は興味津々で、並行して謎の突き落とし魔の事件を調べる刑事の様子が描かれている。新進推理作家の本郷の視点で語られ、彼が山荘の出来事を記録した日記を読む形になっている。つまり倒叙形式になっているのだが微妙な部分もありそう簡単には真相に近づけない。捻りのきいたストーリーだが、唯一地下二階はいただけない。最後に山荘に現れる人物との本郷との対決は読ませるところで、伏線の回収もここで行われるが本当のラストはさらに読み手の想像を裏切る形になっている。クローズド・サークルものとしては及第点の出来栄えではないかと思う。自分としてはこういったものは好きで楽しく読めた。こういった閉ざされた館ものは現代ではある一点が問題になる。それは携帯電話。外部と連絡が取れない状況が、より緊迫感を生むわけだが携帯電話というツールがある現代に於いてこれをどう処理するかがネックであるわけです。でもこの作品はそこの部分も上手く処理しているので、従来の閉じ込められた山荘ものとしての面白さが充分楽しめる内容でした。

ニコラス刑事
25MT9OHA
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.7:
(3pt)

へぇーっ

「千年岳の殺人鬼」を先に読んでしまってイマイチだったので
ながらく積読にしていましたが、暇を持て余してようやく読破。
冒頭から怪しげな記述を色々ばら撒きながらも話の進みが遅い
ので多少苛々しましたが、終盤のノーガードの殴り合いのよう
な展開がなかなか面白かったです。
ミステリというよりも娯楽映画?を見たような読後感でしたが
どす黒さが気に入りました。
(読み手は相当選ぶ作品と思います)
Killer X キラー・エックス (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:Killer X キラー・エックス (光文社文庫)より
4334740073
No.6:
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

二階堂&黒田のスキーサイコシリーズ1作目

クイーン兄弟として著者当てクイズにもなっていた二階堂氏と黒田研二のタッグによるスキーサイコミステリーシリーズの1作目。
実際にはこれ以前に二階堂氏と愛川氏による白銀荘の殺人鬼が実質的には1作目に当たり、わずかではあるが話を引き継いでいる。
本作も黒田氏の趣向がよく出ているのか叙述トリックを駆使したクローズドサークル館ものである。
メインの話の他に全く関係ないサブ事件が並行していき、最後でその繋がりが判明するという凝った仕掛けになっている。
小説としてのリアリティなどは無視して、ひたすら読者を楽しませようと開き直った作品であり、その試みは十分成功していると言える。
後、2作シリーズがあるが、2作目は本作の事件を踏まえているので、順番に読んでいった方がいいだろう。
Killer X (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:Killer X (カッパ・ノベルス)より
433407443X
No.5:
(4pt)

からみあう事件

2001年にカッパ・ノベルスとして出たものの文庫化。
 当初は著者名が「クイーン兄弟」として出版されたことで有名。文庫化の際には本名が明かされたのだが、黒田研二と二階堂黎人の合作であった。同じコンビで書かれた『千年岳の殺人鬼』、愛川晶と二階堂黎人による『白銀荘の殺人鬼』と合わせて読むと面白いだろう。
 内容としては、バカミスだと思う。結末部分で読者の意表を突くストーリー展開を見せるので、思わず「そんな馬鹿な!」と叫んでしまう。ミステリ作家って、哀しい性を抱えているのだなと思わされる。まあ、このトリックには賛否両論だと思うが、これはこれでアリなのでは。
 メイントリック以外が雑なこと、読後感が悪いことが残念。
Killer X キラー・エックス (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:Killer X キラー・エックス (光文社文庫)より
4334740073
No.4:
(3pt)

無理矢理という印象を受けました

うーん。ラスト手前までは、かなり楽しめたのですが……。
最後がいけません。
あまりにもトリックを重視しすぎて、無理矢理な展開で終わってしまったという印象を受けました。
結局、 〔 突き落とし魔事件 〕 って一体、何だったのでしょう。
動機も何か曖昧だし……山荘だけの話でもよかったのではないかという気がしてしまいました。
あれもこれもと詰め込まず、もう少しすっきりした物にしてほしかったですね、残念な作品と思います。
Killer X キラー・エックス (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:Killer X キラー・エックス (光文社文庫)より
4334740073
No.3:
(3pt)

無理矢理という印象を受けました

うーん。ラスト手前までは、かなり楽しめたのですが……。

最後がいけません。

あまりにもトリックを重視しすぎて、無理矢理な展開で終わってしまったという印象を受けました。

結局、 〔 突き落とし魔事件 〕 って一体、何だったのでしょう。

動機も何か曖昧だし……山荘だけの話でもよかったのではないかという気がしてしまいました。

あれもこれもと詰め込まず、もう少しすっきりした物にしてほしかったですね、残念な作品と思います。
Killer X キラー・エックス (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:Killer X キラー・エックス (光文社文庫)より
4334740073



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