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(短編集)

高座の上の密室



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【この小説が収録されている参考書籍】
高座の上の密室 (文春文庫)

高座の上の密室の評価: 4.67/5点 レビュー 3件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

このシリーズはおススメ!

設定も、問うs上人物も、ストーリーも、すべて、おもしろい。
高座の上の密室 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:高座の上の密室 (文春文庫)より
4167903873
No.2:
(4pt)

一点 疑問に思ったところがあります。

愛川さんでなければ書けない世界です。ひきこまれました。特に父・寅市のセリフがいい。いかにも江戸っ子である。
ただ「鈴虫と朝顔」で 「(太神楽は)演目全てが神事で それぞれおめでたい意味がある。」(214ページ)というのに「もしこれが炭団なら 縁だけ真っ黒になっちゃう」と鏡之進が舞台で口走るシーン(253ページ)がある。どうして こんな不吉な言葉を演者が言うのだろう?
高座の上の密室 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:高座の上の密室 (文春文庫)より
4167903873
No.1:
(5pt)

本格ミステリー好きとしては、たまらない。あとは、猫!!

前作は、まあ、シリーズの導入部としてはよくできていますという程度。演芸ファンはともかく、本格ミステリーの愛好者としては、多少物足りなかった。続編もこんな傾向なんだろうなと思い、あまり期待しないで手に取ったら……いや、まんまとやられました。葛籠抜けの手妻の最中に、中に入っていた子供が高座の上から消え失せ、しかも、手妻師はなぜか失踪。しかも、放り出していった葛籠を調べてみると、何の仕掛けもない。二重三重の不可解状況を合理的に解決する「高座の上の密室」もいいが、若手の太神楽師が自分の将来を決める大事な高座で、なぜか師匠である父親の言いつけに背く動機をミステリー的に読み解く「鈴虫と朝顔」の方が、私には好みだった。日常の謎と呼べるかもしれないが、展開がスリリングで、飽きない。あと、とにかく、三毛猫のマコちゃんが可愛かった!! 次も大いに活躍させてほしい。
高座の上の密室 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:高座の上の密室 (文春文庫)より
4167903873

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