ミステリクロノ3



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    4.00pt ( 5max) / 3件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2008年03月
    分類

    長編小説

    閲覧回数708回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    ミステリクロノ〈3〉 (電撃文庫)

    2008年03月31日 ミステリクロノ〈3〉 (電撃文庫)

    天使だって家出ぐらいする―。突然冷淡になった慧に、真里亜は疎外感を覚える。明日も続くものと思っていた毎日。それが幻想にすぎないことを改めて認識した真里亜は遙海家を出て行くのだった。真里亜を追うことに逡巡する慧。だが事態は急変する。資産家である小布院の身内と勘違いされた真里亜が誘拐されてしまったのだ。しかもその身には恐るべきクロノグラフ“リグレスト”が取り付けられていた。リグレストの効果により、真里亜は凄まじい速さで幼児化していく。行き着くところは肉体の消滅―。救出とリグレストの解除。その難事を慧は同時に解決しようとするのだが。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    ミステリクロノ3の総合評価:8.00/10点レビュー 3件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.3:
    (4pt)

    《ミステリクロノ》シリーズの第三作

    突然冷淡になった慧に疎外感を覚えた真里亜は、家出してしまう。

    しかし、そんな真里亜を、資産家である小布院の身内と勘違いした
    二人組の男が誘拐し、身代金がわりにクロノグラフを要求してきた。

    しかも、真里亜の身には、何者かによって、“時間退行”のクロノグラフ
    『リグレスト』が取り付けられていたため、凄まじい速さで幼児化しており、
    最終的には、肉体が消滅してしまうという。

    果たして慧たちは、誘拐犯から真里亜を救出し、リグレストを解除できるのか……?

    タイムリミットが設けられた誘拐ミステリとして、なかなかよく出来ている本作。

    「プロローグ」で、いきなり“真里亜救出の場面”を描くという、企みに
    満ちたトリッキーな構成にも、思わずニヤリとさせられてしまいます。

    本作では、誘拐犯との駆け引きに加え、真里亜にリグレストを取り付け、それ
    を解除できる〈鍵〉を所持した人物は誰か? という謎が主眼になるのですが、
    後者のフーダニットはバレバレ。ただし、解除のハウダニットは冴えています
    (メタレベルの存在である三田るちやの扱いが若干ご都合主義的ですが周到)。

    誘拐犯がクロノグラフをあっさり受け容れ、異様なほど高い理解力を示すのが
    いささか不自然ではありますが、めくじらを立てるほどのものでもありません。

    さて、本シリーズは本巻以降、長らくの中断状態。まだ出て来て
    いないクロノグラフが四つあり、未回収の伏線も残されています。

    再開がいつになるのか(そもそもあるのかw)
    わかりませんが、気長に待ちたいと思います。
    ミステリクロノ〈3〉 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:ミステリクロノ〈3〉 (電撃文庫)より
    4048670158
    No.2:
    (5pt)

    起死回生の一手

    2巻の真犯人ともいうべき人物の姿から我が身を省みて阿部真理亜への態度を冷たくした遥海慧。突然の彼の変貌に混乱した真理亜は、遥海家を出て行くことを決心する。ところが、折悪しく、真理亜を小布院の関係者と勘違いした誘拐犯と遭遇、誘拐されてしまう。さらに加えて、いったいいつつけられたのか、真理亜の首には、装着した人間の成長を装着時間の自乗倍で巻き戻してしまうクロノグラフ・リグレストがあった。
     真理亜消滅まで48時間という時間制限の中、誘拐犯の潜伏場所捜索&リグレストの鍵を持つ人物捜索という2つのタスクをこなさなければならない。刻々と過ぎ行く時間。例え真理亜の居場所が分かっても、鍵がなければリグレストをはずすことができず、真理亜は消滅してしまう。起死回生の一手はあるのか?

     三田ルチアと慧の祖父が知己だったという事実が分かったり、3巻まで積み重ねてきた設定が生きてきたりして、物語の世界が広がっている感じがする。それだけに、未だに続編が出ないのは残念でならない。
    ミステリクロノ〈3〉 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:ミステリクロノ〈3〉 (電撃文庫)より
    4048670158
    No.1:
    (3pt)

    珍品

    外見女子高生だけど中身は幼女、といういろんな意味でヤバいヒロインが今回は営利誘拐されちゃう話。

    今時の日本で営利誘拐とか言い出す犯人は相当頭悪い訳ですが、それに引っ掛かった上に簡単に秘密をゲロっちゃうヒロインやそれを放置してた主人公も物凄く頭悪くて、結果的に本書の前半は登場人物全員目を覆う程頭悪い描写しか出て来ない。正直どうしようかと思いました。

    それが後半では一転。ヒロイン救出と事件の解決を図る主人公サイドが今度は超絶的に頭が良くて、物凄い緻密さと切れ味で犯人を追い詰め、話を鮮やかにひっくり返してしまいます。

    作者にしては薄手の本ですが、多分この前半と後半のギャップが凄過ぎたのが原因でしょう。そんな訳である意味うまいことまとまった話だと思いますが、全体としては一体どう評価したもんだか困ってしまう珍品。
    ミステリクロノ〈3〉 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:ミステリクロノ〈3〉 (電撃文庫)より
    4048670158



    その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク