絶対城先輩の妖怪学講座 四
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この作品のシリーズは、全巻持っています。絶対城阿頼耶先輩はときには、姑息な手段を用いますが、絶対的知識は本物です。 | ||||
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シリーズを毎回楽しみにしています。 粗筋に書かれている内容は、第一章の内容で、そこから更に…という展開になります。 シリーズの良心かという杵松氏と、絶対城の馴れ初め(by ユーレイ)が語られていて、そこも良かったです。 妖怪というものを語っていますが、ちょっと解釈が楽しい小説です。 ラノベらしく、キャラクターの掛け合いもテンポが良いです。 1回きりのゲストキャラだと思っていたら、ちゃんと出番があったりして、 次々登場人物が増えて行くので、物語も大きくなっていきますね。 これから先の展開が期待されます。 | ||||
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題名が大仰なので、最初は買うのにも少々戸惑うところもあったのですが、内容はシンプルかつ分かりやすい妖怪をモチーフにした一種の学園(大学だけど)ラブコメかと思います。 アニメとドラマとか、映像化に向いているビジュアル感のある文体です。 短編が一連の流れになる構成なので、30分程度の通勤電車の中で読むのにちょうどいい内容の濃さ、かな? 一人称の小説は好きではないのですが、この小説は嫌ではありませんでした。 続巻、楽しみにしています。 | ||||
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ネクタイの上に黒羽織、傲岸不遜な物言いと時々見せてくれるツンデレ成分たっぷりな態度が魅力的な妖怪学の徒・絶対城先輩の物語、第四弾 今回は演出技術で絶対城の相方を務める杵松明人が大活躍 物語は年の暮れを迎えたある日、准教授の織口が絶対城に東勢大学の学生も巻き込んでいる新興宗教団体「大日本護法息滅会」に関する相談を 持ち込んでくる場面から始まる。理工学部の元院生が教祖として始めたその団体で教祖のお祓いを受けると幸せになるという噂から入信者が増え それと同時に教団への献金稼ぎに振り回される学生が増えている事から何とかして欲しいという相談に最初は冷淡な姿勢だった絶対城だったが 教祖の招待が「憑き物使い」と聞いた途端、動き始める。礼音を相談者として教団に乗り込んだ絶対城は教祖のインチキを見破るが、その瞬間 「不信心者に罰を与えよ」との謎の声が響き、礼音が謎の腹痛に襲われる。悶え苦しむ礼音を救うために絶対城は教祖に完全降伏を申し入れる事に… まさか杵松が絶対城と組む事になった切っ掛けが一巻で描かれた織口准教授の下、暴れまわっていた柔道部の専横にあったとは…。本当に巧いこと 過去のシリーズ中で描かれたエピソードを使ってくるな。演出担当として自分の大切な場所であった演劇部を柔道部に潰されて残った遺恨と 珍しく絶対城とは距離を置いて動く杵松の謎の行動、更には地域社会的に恨みを買い続けた権力者の家系や泥田坊の様な恨みつらみに絡む妖怪と 様々な要素を織り込んで無数の伏線が張った上で後半から終盤にかけてビシバシと回収して読者にグイグイ頁を捲らせる構成の巧さは相変わらず 今回は杵松明人という絶対城の無二の相方にスポットライトが当てられるのだけど、キャラクター間の関係の描き方が見事。絶対城と杵松の出会い から描いて、杵松が過去に所属していた演劇部と理工学部に絡む人物を今回騒動を巻き起こす「大日本護法息滅会」の教祖とする事で、杵松が 絶対城と距離を置いて独自行動を始める様が描かれるのだけど、一人取り残された絶対城先輩が見せた珍しく寂しげな様子が印象的。普段は愛想の 欠片もない絶対城だけど数少ない仲間に見せるツンデレぶりはニヤニヤさせてくれる。最後は囚われのお姫様化した杵松を助けにタキシードと蝶ネクタイで 乗り込んできたりするなど盛り上がりも最高 対して礼音はもともと乏しかった女子力が更に悲しいことにw杵松に置いて行かれて独りぼっちになった絶対城と酒を酌み交わすのは良いけど 酔った勢いで絶対城の間接を外そうとしたり、女の子が男を布団に引きずり込んだりしたらイカンでしょ…。クラウス先生からディナーのペアチケットを 入手してクリスマスに絶対城を誘ったのは良いけど、ドレス姿で棒を振るって大立ち回りをしたりと杵松のお姫様ポジションに比べてヒドい扱いだわw それでも絶対城との距離が近付きつつある描写があちこちに散りばめてあるからこっちはこっちでニヤニヤさせてくれるんだが これまでは礼音の目から見た絶対城や杵松が描かれてきたけど、今回杵松から見た絶対城や礼音の姿が描かれる事で登場人物により一層の深みが出てきた 変にベタベタした友情や愛情ではなく、大人の入り口である大学生を主役にしてそれぞれに独立した存在として描き、その上で仲間として思いやったり 時には対立したりする姿を描くから人物像にリアリティが沸く。今回も一件落着と思わせたタイミングで絶対城と杵松の対立を描くからドキドキさせられた 今回のお題も二巻、三巻に引き続きビックリ生物ネタでございます。妖怪学講座と題されたシリーズだけど「UMA講座」だよね、実質は… それでも最後の最後で絶対城の過去に絡んだ人物やシリーズ全体の黒幕となりそうな「真怪」が現れたりしていよいよ話は本格的に動いてきそうな印象 絶対城先輩とつるんでいる二人の仲間との関係性がたっぷりと描かれ、構成の巧みさも相変わらず保証つきの名シリーズ。次巻も首を長くして待つ | ||||
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