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トリックスターズC
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トリックスターズCの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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学園祭を舞台に、謎の人物の犯行声明に基づく連続盗難事件が描かれた本作。 米澤穂信『クドリャフカの順番』を彷彿とさせますが、群像劇の規模と密度、 事件と推理の重層性、そして何より、活劇やてんこ盛りのラブコメといった けれん味では、本作に軍配が上がるかもしれません。 盗まれる物品は、金銭的価値はないものの、学園祭には必要不可欠なものばかり。 その関連を探るというミッシングリンク的なアプローチのもと、 次々と仮説が繰り出されていく展開は、読み応え十分です。 とはいえ、本シリーズの主役は、あくまで〈名探偵〉ではなく、〈魔術師=犯人〉。 よって、真相を究明するのではなく、真相を創造することこそがその身上となります。 事件全体を掌握し、ダミーの真相を捏造/創造していく〈魔術師〉の手際に注目です。 さて、本シリーズも、これにて第一部完結。しかし、果たして、第二部が 書かれることはあるのか(笑)? まあ、気長に待っていたいと思いますw | ||||
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学園祭を舞台に、謎の人物の犯行声明に基づく連続盗難事件が描かれた本作。 米澤穂信『クドリャフカの順番』を彷彿とさせますが、群像劇の規模と密度、 事件と推理の重層性、そして何より、活劇やてんこ盛りのラブコメといった けれん味では、本作に軍配が上がるかもしれません。 盗まれる物品は、金銭的価値はないものの、学園祭には必要不可欠なものばかり。 その関連を探るというミッシングリンク的なアプローチのもと、 次々と仮説が繰り出されていく展開は、読み応え十分です。 とはいえ、本シリーズの主役は、あくまで〈名探偵〉ではなく、〈魔術師=犯人〉。 よって、真相を究明するのではなく、真相を創造することこそがその身上となります。 事件全体を掌握し、ダミーの真相を捏造/創造していく〈魔術師〉の手際に注目です。 さて、本シリーズも、これにて第一部完結。しかし、果たして、第二部が 書かれることはあるのか(笑)? まあ、気長に待っていたいと思いますw | ||||
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学園祭最終日。祭に浮かれる佐杏冴奈を不機嫌にさせたのは、かつて魔術師を狩った一族の末裔であり、魔術師保全委員会第三室長のフィラメル・スピノーヴァだった。アレイスター・クロウリー三世の保護を謳う彼は、城翠大学周辺に包囲網を敷き罠を仕掛ける。そしてその仕掛けは、三嘉村凛々子も巻き込んでいく。 一方、その当事者たるアレイスター・クロウリー三世は、天乃原周の下を訪れていた。果たして、学園祭最終日に犯行予告状を送って来たのは彼女か、それとも模倣犯の犯行なのか? 分冊の前半なので、舞台を整えるのが主な役割という感じ。それを、脇を固めるキャラクターたちのエピソードが彩る。この巻の主役は、魔術師以外の、学園祭を楽しむ人々かもしれない。 | ||||
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この作品のターニングポイントとなる巻であり、また主人公である周の成長がうかがえる巻でもあります。 ラストの展開などはまさに圧巻で、思わず時間を忘れて読み入ってしまいました。 今回、周が選び取った道の先にどのような物語が描かれるのか…。 次巻が待ち遠しいです。 | ||||
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うん!とても良い話しでした! ラストはちょっぴり寂しい終わり方だったけど……自分は大満足でした! こんなにハマった小説は久しぶりでした! 続編が出ますよーに! | ||||
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いつもは乗り過ごさない電車を危うく逃しそうになるほどのめりこんでしまった作品です。 ミステリーの要素の入った作品で、それまでの推理が逆転してしまうというのはよくありますよね。 でも、トリスタは違います! 1転2転…と何度でもひっくり返されて、 私なんかは最後まで読んでじっくり考えてから出ないと全てを把握しきれない程です(^_^; 謎が解けた瞬間は、本当に清々しいです。 私はトリスタはそれだからいい! と思っています。 それに加えて、イラストもとてもかわいいですし。笑 どの本を読むか、という段階でまず表紙の雰囲気の良し悪しから入る私にとっては、 ここはなかなか重要な点だったりします。 私はトリスタを借りて読んだのですが、ずっと手元に置いておきたい気持ちになってしまいましたよ。 | ||||
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