No.6(ナンバーシックス)#2
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| 『No.6 再会』の2巻も読み終えましたが、どうしても冗長さを感じてしまいました。文章が少し間延びしていて、やはり1〜9巻のようにテンポよく物語を進めながら、自然に濃密な感情描写を差し込むスタイルが懐かしくなります。 この「再会」シリーズは、正直なところ原作者による続編というより、文体は上手でもどこか二次創作っぽい印象を受けました。少し残念です。 できれば今後は、登場人物の心理描写を作者自身の“関係性解釈”のような語りに寄せるのではなく、もう少しテンポを意識して進めてほしいと感じます。やはり自作のキャラクター同士の関係性を“嗜好”として強調しすぎることは、必ずしも物語に良い影響を与えるわけではないのだと思いました。 とはいえ、やはり期待を持って次の新作を読み続けるだろう。 | ||||
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| まっていました | ||||
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| 全く別の生活をしてきたゆえに、分かり合えず そこがまた魅力となって惹かれあう「紫苑」と「ネズミ」。 「きみのことが知りたいんだ!」 知識を吸収するお勉強ばかりだったからか、ストレートに何でも知りたがる紫苑。 分かれるときのことを考えてあえて、踏み込ませないネズミ。 少年たちは共同生活の中でそれぞれすこしづつ変化していきます。 紫苑は文学をかじり、西ブロックの過酷な生活を感じながら。 ネズミは紫苑の無知ゆえのピュアさに圧倒されながら。 そして、紫苑の母は「女は男なしでも生きていける」と達観し 沙布は「私は紫苑を愛してる」と肉食系女子まっしぐら。 「誰も信用するでない」とネズミに言い残した老婆は、なんだったんだろう。 まだ、なんの謎も解明されていません。 続きが早く読みたいです。 | ||||
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| No6 から離れ、ネズミと共同生活を始めることになった紫苑。 紫苑に降りかかった寄生蜂の一件も終え、静まり返ろうとした、その場に、また新しい風が吹きるける。 紫苑の抜けきらない甘さが、自分の甘さと重なって、 読んでいてネズミの辛辣な、それでいて正論な言葉が突き刺さりました。 自分たちは、己の欠点や、考える傾向、どちらも分かっていても、他者に、そっくりそのまま言われると、胸が苦しくなります。それが欠点なら猶更。見たことも聞いた事もない現状で、怯えず目を開け、足を踏みしめてソレを受けとめ進む。心と向かい合って、ソレを認め、受け入れる紫苑。 経験も、人生観も違い、自分よりも遥かに甘く弱い相手と対等に向かい合って、本気でぶつかり合う、ネズミ。 私たちは「ソレ」を紫苑のように純粋に認めることが出来るでしょうか? 私たちは「ソレ」をネズミのように他者に面と向かって言えるでしょうか? 甘さがないと、理想なんて 口に出す事なんてできない。 現実を知らないと、正論なんて どれだか分からない。 人一人、理解し、知ることの重さを、私たちは忘れているんじゃないでしょうか? 薄っぺらい関係しか、見渡せば もっていないんじゃないですか? 1巻よりも迫力が増したNO6と西ブロック、この日本という国と世界。 見渡せば、そんな世界が私たちの目の前にも広がっていると、薄ら寒くなるほど訴えかけられているような気がします。 | ||||
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| この巻自体は、次の物語の展開への間繋ぎのような、間奏曲のような内容である。 知性教育は抜群でありながら情操教育がなっていない、聖都市育ちの紫苑。 学校教育ではなく人生経験の豊かさから冷徹な理性を持つ、西ブロックのネズミ。 二人の少年達は、生活を共にして、ますますお互いとの違いを感じつつ、ますますお互いの存在が多きなるを感じ取る。 すなわち、変化だ。 奇麗事はどこまで通じるのだろうか。奇麗事を言うのは悪いことだろうか。綺麗でありたいと願うことは愚かだろうか。 当局に拉致された沙布のこともある。次の巻はもう少し盛り上がって欲しい。 | ||||
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