No.6(ナンバーシックス)#3
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 (違う表紙に投票したい場合もこちらから) |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
No.6(ナンバーシックス)#3の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あさのあつこのNO.6シリーズ第三巻は、2007年8月10日刊の文庫版で216ページ構成。理想都市No.6の裏で蠢く陰謀と、シオンとネズミの絆がますます深まる物語が描かれています。 まず目を引くのは前巻から引き継がれる謎の数々です。管理都市の秘密を追うシオンと、過酷な境遇を生き抜いてきたネズミ。それぞれの視点で浮かび上がる真実が、互いに交錯しながら物語を強力に牽引します。特に第2章の「穏やかな風景」から、第4章「真実の嘘、虚構の真実」へとつながる展開は、読者を飽きさせないテンポの良さです。 良い点 •シオンとネズミの関係性 互いに心を許しながらも、まだ見えない敵意や葛藤が影を落とす緊張感が魅力。 •物語の構成 短編的な章立てながら、全体として一連の流れを感じさせる配置で、謎解きの小さな驚きが積み重なっていきます。 •世界観の深化 No.6という都市の成り立ちや統制の仕組みが、行動と会話から自然に伝わってきてリアリティがあります。 •読みやすさ 文庫サイズながら字間やルビの配慮が行き届いており、長時間の読書でも疲れにくい誌面設計です。 気になる点 •シリーズ未読の方には背景説明がやや少ないため、設定を完全につかむには前巻までの復習が必要かもしれません。 エピソードごとの章立てが巧妙で、読み進めるほどに「次はどうなる?」という期待が高まります。SFミステリとしての完成度はもちろん、キャラクター同士のやり取りから生まれる人間ドラマにも引き込まれる一冊です。No.6の謎を深く味わいたい方にぜひ手に取ってほしい第3巻でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
謎はなんにも解明されません。 紫苑のガールフレンドが拉致されちゃいましたが、そのことを紫苑に伝えるかどうかで悩むネズミと 西ブロックでの生活に徐々に慣れていく紫苑の二人の心の動きが細やかに描き出されています。 といっても、言葉でわかるわけではない。ネズミが悩んでいる姿は描写されるけど、彼の心の動きは想像するしかありません。 いよいよ'bUに潜入するようですが、アクションよりもまだまだ心理描写にページが割かれそうですね。 どうなるのか、早く読みたいですが、4巻でもまだ謎はそのままかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんか、あさのさんはどんどん難しいこととかも書いてくれちゃうので読み応え抜群でつ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
紫苑は新しい生活に慣れることに精一杯だ。 ネズミも新しい生活を始めたことに気付いた。 イヌカシも新しい生活の可能性があることを感じた。 西ブロックの中でひっそりと、夢物語を引き寄せる力をたくわえる。 力をたくわえて、たくわえて、たくわえておかなければ、聖都市はあまりにも手ごわい。 変化の準備という内容で、物語はまだまだ続きそうである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーは、進展少ないです。嵐の前の静けさというか、平坦な展開です。 静かながら各登場人物の心理描写に惹かれます。なかなか面白かったです。 が、バッテリーのように、引っ張るだけ引っ張って尻切れトンボにならないか一抹の不安も。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 15件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|