天竜峡殺人事件
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
天竜峡殺人事件の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
津村秀介の鉄道を使ったアリバイ崩しにはまって30作近く読みましたが、そのワンパターンの展開に流石に飽きてきました。 そのトリックについては書けませんが、多くの作品を生み続けてきてきたことが災いし少しずつネタぎれになっているのでしょう。本作品は時刻表が好きな者が読めばある程度想像がつく展開ですから、「長編本格推理」と呼べるかどうか分かりません。 津村秀介が2000年9月に鬼籍に入られたわけですから、書いても仕方がないのでしょうが、職人肌の才能があったわけで、それを活かすべく厳選した執筆ならもっと質の高い作品を生み出せた作家だと思うのですが。 殺人を行った場所や状況に無理があるとは思いますが、そこのところは目をつむります。 また、中盤の展開をもう少しすっきりと描けばもっと面白くなったのに、と感じました。 内容は、紹介されているあらすじを見ていただくとして、それ以上の情報は出せないのが、推理小説のレビューの辛いところです。 いつものようにルポライターの浦上伸介の調査によって少しずつ真相に近づく展開です。警察よりも先に正解に辿り着くところが、どことなく無理を感じますが、お約束ですので。 ハンディなサイズですし、列車の絵が表紙に書かれていますので、旅や出張の道中で読まれることが多いのでしょう。 津村秀介の小説は、犯人や被害者の動機、背景、人物描写、魅力的な登場人物など、社会派推理小説としての魅力も持ちえていますので、読まれているのだと思います。浦上伸介の大学の先輩である毎朝日報横浜支局の谷田実憲との協力体制も、いつもながら連携プレイが繰り広げられます。 水戸黄門のテレビのような安心感はありましたが・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
津村秀介の鉄道を使ったアリバイ崩しにはまって30作近く読みましたが、そのワンパターンの展開に流石に飽きてきました。 そのトリックについては書けませんが、多くの作品を生み続けてきてきたことが災いし少しずつネタぎれになっているのでしょう。本作品は時刻表が好きな者が読めばある程度想像がつく展開ですから、「長編本格推理」と呼べるかどうか分かりません。 津村秀介が2000年9月に鬼籍に入られたわけですから、書いても仕方がないのでしょうが、職人肌の才能があったわけで、それを活かすべく厳選した執筆ならもっと質の高い作品を生み出せた作家だと思うのですが。 殺人を行った場所や状況に無理があるとは思いますが、そこのところは目をつむります。 また、中盤の展開をもう少しすっきりと描けばもっと面白くなったのに、と感じました。 内容は、紹介されているあらすじを見ていただくとして、それ以上の情報は出せないのが、推理小説のレビューの辛いところです。 いつものようにルポライターの浦上伸介の調査によって少しずつ真相に近づく展開です。警察よりも先に正解に辿り着くところが、どことなく無理を感じますが、お約束ですので。 ハンディなサイズですし、列車の絵が表紙に書かれていますので、旅や出張の道中で読まれることが多いのでしょう。 津村秀介の小説は、犯人や被害者の動機、背景、人物描写、魅力的な登場人物など、社会派推理小説としての魅力も持ちえていますので、読まれているのだと思います。浦上伸介の大学の先輩である毎朝日報横浜支局の谷田実憲との協力体制も、いつもながら連携プレイが繰り広げられます。 水戸黄門のテレビのような安心感はありましたが・・・。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|