小樽発15時23分の死者

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種別
長編
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あらすじ

2006年12月07日 小樽発15時23分の死者 (光文社文庫)

札幌のホテルで、美貌の女流画家が殺害された。被害者の周辺を捜査するうちに、容疑者として一人の人物が浮かび上がった。しかし彼には完璧なアリバイが。ルポライター浦上伸介は、巧妙に偽装された容疑者の足取りを見事に暴くが、問題は凶器の所在だった。犯行に使われたその凶器には、絶対の不在証明があったのだ…。旅情&アリバイ崩しの傑作小説。(「BOOK」データベースより)

評判

小樽発15時23分の死者の評価:

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小樽発15時23分の死者の総合評価:

8.00/10点 レビュー 2件。

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.2
(4pt)

凝ったアリバイ崩しが魅力です

夏の北海道の小樽、札幌という有名観光都市を舞台に展開していきますので、北海道旅行の道中に読むとより味わいが深くなるでしょうし、旅情も感じられる作品です。
北海道から東京までを移動する中で作り上げられた強固なアリバイを崩さないといけないという津村秀介特有の凝った展開ですので、本格派ファンにとって満足のいく内容だと思います。
推理小説の場合、何を書いてもネタばれになりそうで、慎重に書きます。彼のアリバイものは大変練ったものですし、今回は凶器そのものにアリバイがある、という2重のアリバイ崩しをする、というのが本書のテーマです。
そのトリックはよく出来ているのですが、小説の世界でしかおこりえないエンターテイメントであるとも思いました。警察は必ずそのトリックを見破りますし、凶器そのものをアリバイとして成立させる行動もあり得ません。普通凶器は残さずに抹殺するはずですから。あくまでアリバイ崩しの材料として使用している、という理解で読みました。現実と推理小説の本質的な違いでしょう。
津村の小説は、犯人や被害者の動機、背景、人物描写、登場人物など、社会派推理小説としての魅力も沢山持ちえているからこそ読まれているのだと思います。今なお再発売されているのもアリバイ崩しの醍醐味を知る根強いファンに支えられているからでしょう。
講談社文庫版の解説は山前譲氏が書いています。シャーロック・ホームズから始まり、クロフツ、鮎川哲也を引き合いにだし、それらの作品と照らし合わせながら津村の作品を評しています。作風が違いますので、それはどうかなと思いましたが、読み物としては参考になりました。
小樽発15時23分の死者 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 小樽発15時23分の死者 (講談社ノベルス)より
4061815210
No.1
(4pt)

凝ったアリバイ崩しが魅力です

夏の北海道の小樽、札幌という有名観光都市を舞台に展開していきますので、北海道旅行の道中に読むとより味わいが深くなるでしょうし、旅情も感じられる作品です。
北海道から東京までを移動する中で作り上げられた強固なアリバイを崩さないといけないという津村秀介特有の凝った展開ですので、本格派ファンにとって満足のいく内容だと思います。
推理小説の場合、何を書いてもネタばれになりそうで、慎重に書きます。彼のアリバイものは大変練ったものですし、今回は凶器そのものにアリバイがある、という2重のアリバイ崩しをする、というのが本書のテーマです。
そのトリックはよく出来ているのですが、小説の世界でしかおこりえないエンターテイメントであるとも思いました。警察は必ずそのトリックを見破りますし、凶器そのものをアリバイとして成立させる行動もあり得ません。普通凶器は残さずに抹殺するはずですから。あくまでアリバイ崩しの材料として使用している、という理解で読みました。現実と推理小説の本質的な違いでしょう。
津村の小説は、犯人や被害者の動機、背景、人物描写、登場人物など、社会派推理小説としての魅力も沢山持ちえているからこそ読まれているのだと思います。今なお再発売されているのもアリバイ崩しの醍醐味を知る根強いファンに支えられているからでしょう。
講談社文庫版の解説は山前譲氏が書いています。シャーロック・ホームズから始まり、クロフツ、鮎川哲也を引き合いにだし、それらの作品と照らし合わせながら津村の作品を評しています。作風が違いますので、それはどうかなと思いましたが、読み物としては参考になりました。
小樽発15時23分の死者 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 小樽発15時23分の死者 (光文社文庫)より
4334741703
No.0
(4pt)

凝ったアリバイ崩しが魅力です

夏の北海道の小樽、札幌という有名観光都市を舞台に展開していきますので、北海道旅行の道中に読むとより味わいが深くなるでしょうし、旅情も感じられる作品です。
北海道から東京までを移動する中で作り上げられた強固なアリバイを崩さないといけないという津村秀介特有の凝った展開ですので、本格派ファンにとって満足のいく内容だと思います。
推理小説の場合、何を書いてもネタばれになりそうで、慎重に書きます。彼のアリバイものは大変練ったものですし、今回は凶器そのものにアリバイがある、という2重のアリバイ崩しをする、というのが本書のテーマです。
そのトリックはよく出来ているのですが、小説の世界でしかおこりえないエンターテイメントであるとも思いました。警察は必ずそのトリックを見破りますし、凶器そのものをアリバイとして成立させる行動もあり得ません。普通凶器は残さずに抹殺するはずですから。あくまでアリバイ崩しの材料として使用している、という理解で読みました。現実と推理小説の本質的な違いでしょう。
津村の小説は、犯人や被害者の動機、背景、人物描写、登場人物など、社会派推理小説としての魅力も沢山持ちえているからこそ読まれているのだと思います。今なお再発売されているのもアリバイ崩しの醍醐味を知る根強いファンに支えられているからでしょう。
講談社文庫版の解説は山前譲氏が書いています。シャーロック・ホームズから始まり、クロフツ、鮎川哲也を引き合いにだし、それらの作品と照らし合わせながら津村の作品を評しています。作風が違いますので、それはどうかなと思いましたが、読み物としては参考になりました。
小樽発15時23分の死者 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 小樽発15時23分の死者 (講談社文庫)より
4061854151
No.-1
(4pt)

本格派推理小説 アリバイ崩しの面白さ

夏の北海道の小樽、札幌という有名観光都市を舞台に小説は展開していきます。その意味において、夏の北海道旅行の道中に読むとより味わいが深くなるでしょうし、旅情も感じとれる作品でした。

この小説でも、津村秀介特有の北海道から東京までを移動する中で作り上げられた強固なアリバイを崩さないといけないという相当凝った展開ですので、本格派ファンにとって満足のいく作品だと思います。

推理小説の場合、何を書いてもネタばれになりそうで、慎重に書きます。
本々彼のアリバイものは大変練ったものですし、今回は凶器となったものそのものにアリバイがある、という2重のアリバイ崩しをする、というのが本書のテーマです。

そのトリックはよく出来ているのですが、感想としては、やはり小説の世界でしかおこりえないエンターテイメントであるとも思いました。あるトリックは警察では必ず見破りますし、凶器そのものをアリバイとして成立させる行動もあり得ません。普通凶器は残さずに抹殺するはずですから。あくまでアリバイ崩しの材料として使用している、という理解で読みました。現実と推理小説の本質的な違いでしょう。

彼の小説は、犯人や被害者の動機、背景、人物描写、魅力的な登場人物など、社会派推理小説としての魅力も沢山持ちえていますので、読まれているのだと思います。再読する内容かどうかは読者それぞれが決めますが、今なお再発売されている意味として、アリバイ崩しの醍醐味を知る根強いファンに支えられているのだと思いました。
小樽発15時23分の死者 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 小樽発15時23分の死者 (講談社文庫)より
4061854151
No.-2
(4pt)

本格派推理小説 アリバイ崩しの面白さ

夏の北海道の小樽、札幌という有名観光都市を舞台に小説は展開していきます。その意味において、夏の北海道旅行の道中に読むとより味わいが深くなるでしょうし、旅情も感じとれる作品でした。
この小説でも、津村秀介特有の北海道から東京までを移動する中で作り上げられた強固なアリバイを崩さないといけないという相当凝った展開ですので、本格派ファンにとって満足のいく作品だと思います。
推理小説の場合、何を書いてもネタばれになりそうで、慎重に書きます。
本々彼のアリバイものは大変練ったものですし、今回は凶器となったものそのものにアリバイがある、という2重のアリバイ崩しをする、というのが本書のテーマです。
そのトリックはよく出来ているのですが、感想としては、やはり小説の世界でしかおこりえないエンターテイメントであるとも思いました。あるトリックは警察では必ず見破りますし、凶器そのものをアリバイとして成立させる行動もあり得ません。普通凶器は残さずに抹殺するはずですから。あくまでアリバイ崩しの材料として使用している、という理解で読みました。現実と推理小説の本質的な違いでしょう。
彼の小説は、犯人や被害者の動機、背景、人物描写、魅力的な登場人物など、社会派推理小説としての魅力も沢山持ちえていますので、読まれているのだと思います。再読する内容かどうかは読者それぞれが決めますが、今なお再発売されている意味として、アリバイ崩しの醍醐味を知る根強いファンに支えられているのだと思いました。
小樽発15時23分の死者 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 小樽発15時23分の死者 (講談社ノベルス)より
4061815210

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