洞爺湖殺人事件



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初公開日(参考)1989年05月
分類

長編小説

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洞爺湖殺人事件 (ジョイ・ノベルス)

2007年08月08日 洞爺湖殺人事件 (ジョイ・ノベルス)

雪の洞爺湖温泉で、札幌勤務の商事会社の営業課長の死体が発見された。刺殺だった。「横浜カトレア会」というアマチュア・カメラマン・サークルの撮影旅行での惨劇だった。調べていくうちに、その妹も1年前に横浜で刺殺されていることが判明。同一犯人の犯行なのか?浦上伸介の調査と推理が犯人を追いつめる。 (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(3pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

究極のワンパターンですが、巧妙なアリバイ崩しは読みごたえがあります

印象的なオープニング、巧妙な記述で、読者を上手く迷い込ませるような展開でした。作者・津村秀介のパターンはまず殺人が行われ、その被害者の人間関係を丁寧に描きながら、周辺に位置するであろう真犯人を追い求めていく、という設定になっています。
殺人の動機よりも、その背景にある人間描写が巧みで、血が通っているのがその特徴といえるでしょう。
所轄の警察の捜査よりも、ルポライターの浦上伸介の調査の方が先行するというのは本来あり得ない状況ですが、そこは読者もお付き合いしながら、推理の過程を楽しむことになります。
本書は、1989年5月に光文社からカッパ・ノベルズとして発売され、1992年4月に光文社文庫として、2003年6月に講談社文庫として、2007年8月に実業之日本社からジョイ・ノベルスとして発売されたという経歴を持っています。“湖シリーズ”の一つです。
雪の北海道・洞爺湖畔での殺人事件です。副題として寝台特急「北斗星」が書かれていますので、全編北海道が舞台かと思わせますが、北海道はあまり登場しないので、これには肩すかしを受けました。
写真同好会「横浜カトレア会」が絡んできます。また横浜かと思いますが、津村は必ず横浜を舞台に設定しますので、これもお約束の一つです。
ラストには、完璧のように見えるアリバイがあり、そこに潜む時刻表のトリックを解き明かす過程が、本書の醍醐味の中心を形成しています。この複雑な設定はよく練られていました。
ただ、23時32分の謎というのは、確かにあることに必要な時間設定ですが、副題に取り上げるのには無理が感じられ、「謎」と記載すべき展開かどうか疑問が残りました。
洞爺湖殺人事件 (ジョイ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:洞爺湖殺人事件 (ジョイ・ノベルス)より
4408604488



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