松山着18時15分の死者



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初公開日(参考)1990年01月
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長編小説

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松山着18時15分の死者 (光文社文庫)

2005年12月08日 松山着18時15分の死者 (光文社文庫)

松山港にほど近い人気のない工場街。レンタカーのなかで争う男女の姿が通りがかったOLによって目撃された。女性の首にはベルトらしきものが…。加害者は茶色いブルゾンを着た中背の男。その姿形、残された指紋などから、ルポライター浦上伸介に嫌疑は向けられた。自らの潔白を証明すべく、仕組まれた罠に敢然と挑む。アリバイ・トリック崩しの名編。 (「BOOK」データベースより)




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No.2:
(2pt)

おっさん御用達ミステリ

物語としてはまあおもしろく新幹線新大阪東京間の暇つぶしにはなるが、このアリバイトリックを警察の捜査本部が綿密に検討しても崩せないというのはあまりにも非現実的だ。 誰にでもわかるで、ほんまに。
松山着18時15分の死者 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:松山着18時15分の死者 (講談社ノベルス)より
4061814664
No.1:
(4pt)

飽きることのないアリバイ崩しの魅力

津村秀介の推理小説の魅力は、何と言っても巧妙に仕組んだアリバイを少しずつ解きほぐしていく過程の醍醐味を味わえる点でしょう。読者もそれを期待するからリピーターが生まれるわけで、それを裏切らない展開が続くことによって根強いファンになっていくわけです。
今作は伊予道後温泉がある松山が舞台です。ネタばれにならないように慎重に記載します。上記の粗筋に書かれているように松山港にほど近い工場街で殺人事件が起こります。
松山港は、個人的に利用したことがあったこともあり、より臨場感を持って読み進めました。対岸の広島港との水運もよく、風光明媚な瀬戸内海をたどる旅の終着地点です。ある程度土地感があるほうが、小説の展開の中身が見えて面白いです。
今回は、お馴染みのルポライター浦上伸介に嫌疑がかけられます。その意味合いも設定も同時に解き明かされていくわけで、アリバイ崩しだけでなく、犯人との接点の解明もまた、本作品のポイントでしょう。
ラストの恒例のアリバイ崩しは鮮やかで見事なものでした。手品の種明かしと同様、答えを知ると何だ、このルートか、ということになりますが、それを知るまでのワクワク感がたまりません。
四国の山間の町、阿波池田も登場します。ここも嘗て訪れたことがあり本書で描かれた通りの風情は懐かしく読みました。観光地・大歩危や吉野川など、四国の景観の素晴らしさも提供されていますので、トラベル・ミステリーとしての魅力も内在しています。
他にもこのような題材を取り上げた大ベスト・セラー作家がいますが、内容の密度の点において、津村秀介の魅力は、他を凌駕していると思っています。ファンの贔屓目ではあるでしょうが。
松山着18時15分の死者 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:松山着18時15分の死者 (講談社ノベルス)より
4061814664



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