西の 長崎の殺人



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

4.00pt ( 5max) / 1件

楽天平均点

0.00pt ( 5max) / 0件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1989年09月
分類

長編小説

閲覧回数1,429回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

西の旅 長崎の殺人 (ノン・ポシェット)

1993年06月30日 西の旅 長崎の殺人 (ノン・ポシェット)

「被害者は、誰を殺したのか?」長崎の一流ホテルで起きた殺人事件に興味を抱いたルポライター浦上伸介は、被害者野山が「長崎駅近くのホテルで女を殺したらしい」と洩らしていたという情報を入手した。この情報を追うことこそが、野山を殺した犯人に辿り着く早道と思われた。が、該当する殺人事件は皆無であった。では、被害者は誰を殺し、誰に殺されたのか…。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

西の 長崎の殺人の総合評価:8.00/10点レビュー 1件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.1:
(4pt)

アリバイ崩しの醍醐味

1989年10月に祥伝社のノン・ノベルとして発売され、1993年7月同じく祥伝社の文庫であるノン・ポシェットから発売された津村秀介の長編本格推理小説です。ドイツ文学者の浦野春樹氏による「推理小説の妙味が満喫できる傑作」という解説にこの作品と津村秀介の魅力が書かれていました。それについては同感なのですが、一切解説にも触れることは出来ません。推理小説のレビューというのは、記載内容が非常に制限されていますので、読んだ後のお楽しみ、といった感じで受け取ってください。今回もまたルポライター・浦上伸介のアリバイ崩しがメインになりますが、長崎で起こったと思われる殺人そのものにも工夫が施されており、複雑な形式を取っていますので最後まで飽きずに読める小説です。浦上伸介の大学の先輩である毎朝日報横浜支局の谷田実憲との協力体制も、いつもながら見事な連携プレイが繰り広げられます。神奈川県警の淡路警部もいつもと同様のタイミングで登場し、そこで上手く絡んでいくというテンポ運びによって読者をぐいぐいと作品の中へと引っ張っていきます。長崎が舞台ですし、街の情景やホテルの立地など旅情を誘う設定です。トラベル・ミステリーですが、登場人物の背景も深く描けていますので、底の浅さは感じられません。読みやすくて難しい展開ではありませんので、読後感も満足のいくものだと思います。
西の旅 長崎の殺人 (ノン・ノベル)Amazon書評・レビュー:西の旅 長崎の殺人 (ノン・ノベル)より
4396203055



その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク