京都着19時12分の死者



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初公開日(参考)1986年07月
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長編小説

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京都着19時12分の死者 (光文社文庫)

2003年12月09日 京都着19時12分の死者 (光文社文庫)

東京発広島行きの新幹線車中で発見された女性の変死体は、缶ジュースに混入された毒物による他殺死と断定された。一方、京都のホテルでも同じ手口の殺人事件が発生した。こちらの被害者は男性。二つの事件の関連を追う刑事達の前に更なる殺人。そして浮かび上った犯人には鉄壁のアリバイがあった…。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。 (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(4pt)

多重のアリバイ崩し 社会派の推理小説

本書は1986年7月に単行本で発売され、1989年7月に講談社文庫化した後、2003年12月に光文社文庫として発売されたものです。このように文庫として再発売されるということは、それだけの値打ちを占めていると判断しているからでしょうから。
津村秀介は、長らくルポライターとして生計を立てていたことにもよるのでしょうか、登場人物の描写に優れています。その背景、家族、職場の描き方、そして動機など。社会派推理小説として大変しっかりと描けていると感じました。
また本格派推理小説として、表題『京都着19時12分の死者』にもありますように、時刻表という時間と空間に制限があるものを題材に使用しています。
アリバイ崩しとその構築はとてもよく出来ていると思います。その他のトリックも一定の巧さを秘めており、読み応えがありました。多作な作家ではないので、かえって1作にしっかりとした取材と描きこみができているようです。そのあたりが他の有名な量産作家の姿勢とは違うところでしょう。
推理小説ですからネタばれになるようなことは書けませんので、レビューは難しいのですが、今ならもっと違った展開になるでしょうし、殺人に使用したものも変わるでしょう。ある一定の時代性を考慮しながら読み進める必要はあるかもしれません。
京都着19時12分の死者 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:京都着19時12分の死者 (講談社ノベルス)より
4061812580



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