最上峡殺人事件



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初公開日(参考)1990年09月
分類

長編小説

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最上峡殺人事件 (ジョイ・ノベルス)

2008年08月20日 最上峡殺人事件 (ジョイ・ノベルス)

朝霧が晴れた最上川の川岸で、若い女性の他殺死体が発見された。釣り糸のようなもので絞殺されていたのだ。被害者は地元の素封家の娘だった。捜査陣が目をつけた男は、しかしその時には上高地にいたという。上高地と最上峡を結ぶ強固なアリバイをいかにして崩すか。名探偵浦上伸介の出番だ。 (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(4pt)

アリバイ崩しの醍醐味と社会派小説の面白さ

津村秀介は、犯行が不可能にみえる設定を作り出し、それを様々な角度からアプローチして、アリバイを崩していく過程を大切にした作家です。それゆえ根強いファンがいるわけですし、2000年に鬼籍に入られてからも、次から次へとその作品が再発売されていることからも頷けます。
本書の初出は1990年10月に天山ノベルスとして出版され、1994年3月に講談社文庫から出ており、2008年8月にジョイ・ノベルスとして再発売される、という具合に今なお人気がある作家の作品にあたります。
あらすじのように、最上川付近と上高地という非常に離れた地域の犯罪を結ぶもので、そこが本書の大切なところになります。そのあたりはネタばれになりますので一切書けません。推理小説は読む前に何らかの情報が提供されると興ざめすることがありますので。
津村秀介が亡くなってからファンになりましたので、後追いでその著作を少しずつ読み進めていますが飽きませんし、今回もまたワクワクする展開が待ち受けていました。その期待を裏切らないストーリー展開が嬉しいです。
雑誌記者であり、名探偵でもある浦上伸介の活躍ぶりは作者の狙い通りです。前野美保が名アシスタントとなるきっかけになったお話ですから、津村秀介ファンにとって興味深いエピソードが待ち受けていましたし、それを堪能させてもらいました。
殺人の動機の背景も上手く描けています。加害者と被害者の関係も社会派推理小説とも言える綿密な描写でした。以前ルポライターをしていた津村秀介の得意分野であることを今回も感じました。リアリティが小説に付加されていますから飽きません。
最上峡殺人事件 (ジョイ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:最上峡殺人事件 (ジョイ・ノベルス)より
4408605115



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