横須賀線殺人事件



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初公開日(参考)1991年10月
分類

長編小説

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横須賀線殺人事件 (ワンツーポケットノベルス)

2007年01月01日 横須賀線殺人事件 (ワンツーポケットノベルス)

東海道本線と横須賀線の分岐点となる大船駅に、久里浜行きの列車が停車して間もなく、乗客の中から悲鳴があがった。ボックスシートに、胸もとを真っ赤な血に染めた若い女性が横たわっていたからだ。女性は鎌倉在住のOLだったが、神奈川県警の捜査により、多額の詐欺事件に関与していたことが判明した。さらに、殺人容疑者として捜査線上に一人の男が浮かんだが、驚くべきことに、男はOLが殺された時間に、神奈川から遥かに離れた北海道で同じように刺殺されていたのだ。アリバイ崩しの名手が贈る傑作長編推理。 (「BOOK」データベースより)




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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.2:
(3pt)

社会派推理小説としての魅力はあるのですが

あらすじに書いてあるように、東海道本線と横須賀線の分岐点となる大船駅の車内で殺人が行われました。その容疑者と思われる人物も近い時刻に北海道で殺されるという設定が読者をワクワクさせるのですが。
今回もまたルポライターの浦上伸介の推理によるアリバイ崩しがメイン・テーマです。そのアリバイ崩しの前提になる時刻表の提示ですが、ストーリーの展開に応じて披露されるので、後だしジャンケンのような感じを受けるのはどうなのでしょうか。このあたりは作者の都合もありますが、読者としては自分の推理が出来ないという結果につながります。
彼の作品は、必ず横浜、神奈川が絡んできますので、横浜在住の人には興味を惹く展開が毎作のように出てきます。文章に力はありますし、最後まで読ませる力量は津村秀介の持ち味です。人間の悲しみや業といった人間描写の巧さは、長らく津村秀介自身が週刊誌のルポライターをしていたからに他なりません。
北海道、九州と舞台が大きく広がり展開していきますので、旅情感はありますし、実際その地を取材していることがわかるような丁寧な描写でした。
鉄璧に見えるアリバイ崩しの醍醐味が、津村の小説の魅力のように思われるかもしれませんが、登場人物の背景まで描く描写力、時代性を推理小説に持ち込んだ社会派としての魅力が勝つように思っています。津村はもともと純文学を志し、夕刊紙の社会部で腕を磨き、フリーのルポライターとして、有名な週刊誌のライターとして書き続けてきた筆力が本作にも現れています。2000年9月に作者は逝去されていますので、新作を読むことは、かなわなくなっていますが、過去の作品を一つずつ追うことにしています。
横須賀線殺人事件 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:横須賀線殺人事件 (講談社文庫)より
4061858610
No.1:
(3pt)

社会派推理小説としての魅力はあるのですが

あらすじに書いてあるように、東海道本線と横須賀線の分岐点となる大船駅の車内で殺人が行われました。その容疑者と思われる人物も近い時刻に北海道で殺されるという設定が読者をワクワクさせるのですが。
今回もまたルポライターの浦上伸介の推理によるアリバイ崩しがメイン・テーマです。そのアリバイ崩しの前提になる時刻表の提示ですが、ストーリーの展開に応じて披露されるので、後だしジャンケンのような感じを受けるのはどうなのでしょうか。このあたりは作者の都合もありますが、読者としては自分の推理が出来ないという結果につながります。

彼の作品は、必ず横浜、神奈川が絡んできますので、横浜在住の人には興味を惹く展開が毎作のように出てきます。文章に力はありますし、最後まで読ませる力量は津村秀介の持ち味です。人間の悲しみや業といった人間描写の巧さは、長らく津村秀介自身が週刊誌のルポライターをしていたからに他なりません。
北海道、九州と舞台が大きく広がり展開していきますので、旅情感はありますし、実際その地を取材していることがわかるような丁寧な描写でした。

鉄璧に見えるアリバイ崩しの醍醐味が、津村の小説の魅力のように思われるかもしれませんが、登場人物の背景まで描く描写力、時代性を推理小説に持ち込んだ社会派としての魅力が勝つように思っています。津村はもともと純文学を志し、夕刊紙の社会部で腕を磨き、フリーのルポライターとして、有名な週刊誌のライターとして書き続けてきた筆力が本作にも現れています。2000年9月に作者は逝去されていますので、新作を読むことは、かなわなくなっていますが、過去の作品を一つずつ追うことにしています。
横須賀線殺人事件 (ジョイ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:横須賀線殺人事件 (ジョイ・ノベルス)より
4408501786



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