山陰殺人事件
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
山陰殺人事件の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
山陰殺人事件の総合評価:
6.00/10点 レビュー 1件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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『山陰殺人事件』は、1984年1月に広済堂ブルーブックスとして発売され、以降1986年6月に広済堂文庫(ミステリー&ハードノベルス) として、1991年12月に青樹社BIG BOOKSとして、1993年11月に青樹社文庫として、2003年10月にこのワンツーポケットノベルスとして発売されたという履歴を重ねている推理小説です。津村秀介が2000年9月に鬼籍に入られた後も、それだけ息長く売れているという証明のようなものです。
横浜で連続暴行殺人事件がおこり、その犯人と思しき人物を追いながら、次なる展開に移り、タイトルのように山陰での「殺人事件」に結び付くというストーリーです。
本来、津村秀介のスタイルというのは、最後に堅牢ともいえるアリバイを少しずつ崩していく過程に魅力があるのですが、本作はそこへ行きつくまでの複雑な人間関係に焦点を当てています。殺人の動機の描き方は必ずしも納得できるものではありませんし、登場人物の性格描写も設定とは違う場面もあり、読者は結構そのあたりに振り回されます。
彼の長編の第5作にあたるわけで慣れていないのも理由になるのでしょう。ラストのアリバイ崩しにはあまり醍醐味が感じられません。ストーリーの展開の妙を楽しむ作品と言えるでしょう。