葬列
- クライムアクション (6)
- 処女作 (383)
- 横溝正史ミステリ大賞受賞 (25)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.33pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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葬列。 | ||||
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横溝賞受賞作。こういうクライムノベル系をあまり読んだことがなかったので、ドキドキしながら新鮮に愉しめた。 | ||||
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世の中の片隅に住む、負け犬4人が出会って無茶苦茶な計画を企て実行して大金をせしめるが・・・。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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序盤は、細かく場面が切り替わり、結構、淡々と進んでいたのになぜかそんなに退屈はしなかったです。 4人が出会い、物語がひとつになってからどんどんスピードアップして楽しめました。 ただ、史郎の豹変の過程が飛んでたり、明日美のキャラクターが少しぶれてたりと若干のフラフラ感は目をつぶりますが、、、。ちょっと狂気が物足りなかった。 明日美やしのぶももっと狂って、そしてもっと凄惨な描写があれば。 先に「彼岸の奴隷」を読んでいたので、少し残念に感じました。 でも、そこそこ楽しめました。 | ||||
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OUTに似てるという意見が多いようですが、そうでもないです。 ノワールものが好きでいろいろ読んでますが、やくざ物は食傷気味で あまり読まないのですが、これは女性たちが活躍する話と知って OUTレベルを期待して読みましたが、いろいろありえない点は多く、 小説ではまあ何を書いても許されるのでしょうから、 ただの娯楽として考えれば面白いのかもしれないですね。 とにかくどんどん人が殺され、主人公らしき人(結局誰に感情移入したらいいかわからなくなりますが)も 殺されていき、もうドラマもなにもすべて死んで終わりになってしまう、 ちょっとがっがりします。 「葬列」だからしかたないか〜。 | ||||
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負け犬たちの戦争。文章が上手くて面白かった。夢中になって一気に読める。ここまで夢中になれる小説も珍しい。 白いマンションがケーキに見えるという最初のつかみがよかった。彼岸の奴隷では頭のおかしい女キャラが失敗してたが、今作では頭のおかしい女、渚のキャラが大成功してる。男たちの挽歌のチョウ・ユンファ並にかっこいい。 | ||||
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思わず数えてしまった。名前のある登場人物が、ほんの端役をふくめ43名。うち25人が殺される。ほとんどが惨殺で、楽には死なせてもらえない。その他、名の無い死体は数え切れず。 矛盾や疑問描写は数多いが、中でもターゲットとなるヤクザ組織があまりにも過激で、現実にあり得ないというより、フィクションの中でもこんなんじゃ組織持たないだろうにと思わされてしまう。あるいは、何の信頼感もなく結びついて暴走しまくる主人公集団と相似にしたかったのだろうか。 5章構成で、後へ行くほど短くなり、最終第5章はエピローグ程度の分量だ。実際、第4章までで小説として十分成り立っている。が、この第5章がとてつもなく濃いのだ。えっ、ひょっとしてこれって実は本格推理小説だったのか、と驚かされるアッパーカット(まもなく勘違いと判る)を浴びせたあと、もう終わったつもりでいた物語が再び怒涛の進撃。もうひとつの「狂気の集団」の末路から目が離せない。 最後の一行は本当に凄い。場をわきまえないギャグ調会話の数々も、切々と織り込まれるセンチメンタルな家族の描写も、凝りに凝った伏線(第一襲撃と最終襲撃の照応には舌を巻いた)も、すべてこの1行を目指している。 | ||||
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ページをめくる手がとまらず、1日で読み終えてしまいました。障害のある夫を持つ三宮明日美、整形を繰り返し借金を抱える葉山しのぶ、冴えないヤクザ木島史郎、自己の存在にリアリティを感じられない藤並渚。明日美としのぶは元友人でしたが、別々に生活していた彼ら4人が偶然出会わしそれぞれの動機はともかく暴力団の金を奪おうと一致団結します。明日美・しのぶ(後に渚が加わる)と史郎の別々の話が一つに収斂されていく様が気持ちよい。そして、最後には「事実はこうだったのか!」と驚きの連続。「一杯、いや、二杯も三杯もくわされたぜ」という気分になります。最後の場面では映画「トゥームレイダー」のラストシーンを思い出してしまいました。話の内容は全然違うけどね。タイトルの意味はやたらと大勢の人が死んでいくからかな? | ||||
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