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葬列
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葬列の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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序盤は、細かく場面が切り替わり、結構、淡々と進んでいたのになぜかそんなに退屈はしなかったです。 4人が出会い、物語がひとつになってからどんどんスピードアップして楽しめました。 ただ、史郎の豹変の過程が飛んでたり、明日美のキャラクターが少しぶれてたりと若干のフラフラ感は目をつぶりますが、、、。ちょっと狂気が物足りなかった。 明日美やしのぶももっと狂って、そしてもっと凄惨な描写があれば。 先に「彼岸の奴隷」を読んでいたので、少し残念に感じました。 でも、そこそこ楽しめました。 | ||||
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OUTに似てるという意見が多いようですが、そうでもないです。 ノワールものが好きでいろいろ読んでますが、やくざ物は食傷気味で あまり読まないのですが、これは女性たちが活躍する話と知って OUTレベルを期待して読みましたが、いろいろありえない点は多く、 小説ではまあ何を書いても許されるのでしょうから、 ただの娯楽として考えれば面白いのかもしれないですね。 とにかくどんどん人が殺され、主人公らしき人(結局誰に感情移入したらいいかわからなくなりますが)も 殺されていき、もうドラマもなにもすべて死んで終わりになってしまう、 ちょっとがっがりします。 「葬列」だからしかたないか〜。 | ||||
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負け犬たちの戦争。文章が上手くて面白かった。夢中になって一気に読める。ここまで夢中になれる小説も珍しい。 白いマンションがケーキに見えるという最初のつかみがよかった。彼岸の奴隷では頭のおかしい女キャラが失敗してたが、今作では頭のおかしい女、渚のキャラが大成功してる。男たちの挽歌のチョウ・ユンファ並にかっこいい。 | ||||
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思わず数えてしまった。名前のある登場人物が、ほんの端役をふくめ43名。うち25人が殺される。ほとんどが惨殺で、楽には死なせてもらえない。その他、名の無い死体は数え切れず。 矛盾や疑問描写は数多いが、中でもターゲットとなるヤクザ組織があまりにも過激で、現実にあり得ないというより、フィクションの中でもこんなんじゃ組織持たないだろうにと思わされてしまう。あるいは、何の信頼感もなく結びついて暴走しまくる主人公集団と相似にしたかったのだろうか。 5章構成で、後へ行くほど短くなり、最終第5章はエピローグ程度の分量だ。実際、第4章までで小説として十分成り立っている。が、この第5章がとてつもなく濃いのだ。えっ、ひょっとしてこれって実は本格推理小説だったのか、と驚かされるアッパーカット(まもなく勘違いと判る)を浴びせたあと、もう終わったつもりでいた物語が再び怒涛の進撃。もうひとつの「狂気の集団」の末路から目が離せない。 最後の一行は本当に凄い。場をわきまえないギャグ調会話の数々も、切々と織り込まれるセンチメンタルな家族の描写も、凝りに凝った伏線(第一襲撃と最終襲撃の照応には舌を巻いた)も、すべてこの1行を目指している。 | ||||
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ページをめくる手がとまらず、1日で読み終えてしまいました。障害のある夫を持つ三宮明日美、整形を繰り返し借金を抱える葉山しのぶ、冴えないヤクザ木島史郎、自己の存在にリアリティを感じられない藤並渚。明日美としのぶは元友人でしたが、別々に生活していた彼ら4人が偶然出会わしそれぞれの動機はともかく暴力団の金を奪おうと一致団結します。明日美・しのぶ(後に渚が加わる)と史郎の別々の話が一つに収斂されていく様が気持ちよい。そして、最後には「事実はこうだったのか!」と驚きの連続。「一杯、いや、二杯も三杯もくわされたぜ」という気分になります。最後の場面では映画「トゥームレイダー」のラストシーンを思い出してしまいました。話の内容は全然違うけどね。タイトルの意味はやたらと大勢の人が死んでいくからかな? | ||||
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クライム・アクションというと、「最悪」の方が断然面白く感じた。 | ||||
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これは最近読んだ中でも相当面白いものでした。登場人物の顔、環境、背負っているもの。文章の流れの良さは抜群、決して単なるクライム小説ではなく、ノワールでは決してない。一度読むと「OUT」を想像するかもしれませんが、登場人物はそれほど馴れ合っているわけでもありません、抱えているものが重いのです、もっとそれを説明してもよかったような気も読後感じましたが、そんなもんは吹き飛んでしまいます。角川文庫ですから「映画化」は考えられますね、そんな面白さでした。 | ||||
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男寡婦の冴えないヤクザとスネに傷持つ三人の女達が、凶暴なヤクザ組織相手に派手な大立ち回りを演じるアクション怪作。これ以前に同著者の「眩暈を愛して夢を見よ」を読了していたので、そもそもこの作者を信用していない、ながらも“禁断の実”に手を出すような心境で本書を手に取っってしまった。う~ん、適度に読み易いいし物語世界にも難なく入って行ける。ただし情景描写やキャラクター設定、ストーリーテリングにとてつもないユルユルさはぬぐえず。しかしながら後半のアクションシーンは近年私が読んだ銃撃戦シーンの中でも“特”がつく疾走感と迫力。この時点で本作品に対する評価が星2つくらいまで高まる。それまでは星1つだったので。そして、そのまま後日談的なエンディングまで星1つと2つの間を行ったり来たり。で、ラスト一行。やられた。快心の一撃。たった一球・一撃で凡戦が名勝負になった。そんな感じ。逆転満塁ホームランは心地好い読後感を残して場外へ飛んでいった。 | ||||
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頼りないヤクザと素人女3人が、暴力団の別荘に殴りこむ話。「OUT」にも良く似たストーリ展開は、ご都合主義とムリの嵐なのだが、とにかくスピード感は抜群。うかうかしていると、読者が置いてけぼりにされてしまいそうな勢いで疾走する。劇画のような派手な展開はどこまでも映像的で、映像に鈍感な私でもすぐに絵コンテが起こせそうだと錯覚するほど。横溝賞の選者の一人も同じ感想を述べられていたが、ラスト1行はゾクゾクするほど素晴らしい。ノワールの小川勝己の原点として必須の書 | ||||
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