万城目学の最新作にして、大傑作！！！ 琵琶湖畔の街・石走に住み続ける日出家と棗家には、代々受け継がれてきた「力」があった。

埼玉県行田市にある「こはぜ屋」は、百年の歴史を有する老舗足袋業者だ。

英国貴族にしてFBI特別捜査官のニコラスは、ニューヨークに赴任した。

郊外を走る蛍川鉄道の藤乃沢駅。若き鉄道員・夏目壮太の日常は、重大な忘れ物や幽霊の噂などで目まぐるしい。

わたしは死神。人が死ぬ時に魂を死後の世界、黄泉の国へと連れて行くのが仕事です。

札幌市内のアパートで、女性の変死体が発見された。遺体の女性は北海道警察本部生活安全部の水村朝美巡査と判明。

新人刑事時代のある捜査に違和感を抱いていた追跡捜査係の沖田は、二十年ぶりの再捜査を決意。

おれとこの町のすべての銀行被害者の憎しみのターゲットはメガバンク。

コロンビア。子どもですら200ドルのために殺し屋になりたがる社会の暗部に、麻薬取締局に雇われた男が潜入していた。

1789年7月14日、民衆がバスティーユ監獄を襲撃。パリで起きた争乱は、瞬く間にフランス全土へ広がった。

警視庁城西署・霞台駅前交番に巡査見習いとして赴任した高木聖大は、研修初日から警察手帳に彼女のプリクラを貼っていたことがバレるような、今風のドジな若者。

元公安捜査官でシングルマザーの律子は、出かけたまま帰ってこない息子を担任教師の美晴と探しに行くが、そこで発見したのは、韓国の要人が襲撃された痕跡だった。

一人の自殺志願者が、多量の血痕を残し姿を消した。

アパートの一室で見つかったある 緊縛師 の死体。 重要な参考人・桐田麻衣子は、刑事・富樫が惹かれている女性だった。

骨が大好きなお嬢様、櫻子さんが、僕、正太郎の高校の文化祭にやってきた! けれど理科室でなんと人間の骨をみつけて……。

上野駅の幻の18番線には、乗客の記憶を一つだけ消してくれる列車が停まっている。

闇に葬られた「ジュラシック・パーク」事件から6年。科学の力で恐竜を復活させたテーマ・パークは崩壊し、恐竜も滅び去った。

出会いは運命だった。17も年下の彼に、こんなにも惹かれてゆく―。

オレオレ詐欺で裕福な生活を送る平田は、奨学金の返済に苦しむ真奈美と出会い、惹かれ合う。

シリーズの垣根を越えて、ヒロイン達が、阿良々木暦と対面! 西尾維新初となるクロスオーバー小説集、堂々刊行!

東京・立川市のホテル内浴槽で溺死体が発見された。

自由に愛して、不自由に愛して、落とし穴にはまる―。ひやりと研ぎすまされた男と女10の物語。

そのめざましい活躍から、1980年代には推理小説界に「新本格ブーム」までを招来した名探偵・屋敷啓次郎。

日本の美学の底には「暗がり」と「翳り」がある。

カトマンドゥの裏街でカメラマン・深町は古いコダックを手に入れる。

蓋を開けたら災いが降りかかるという堪忍箱とは…。

帝国滅亡を予言した咎で、目論見どおり裁判にかけられるハリ・セルダン。すべては心理歴史学が示す未来の道を辿るかに見えた。

ケータリング業が順調にいってほっとひと息のゴルディ。

風間健介は急逝した父の遺志を継ぎ、広告カメラマンから山岳写真家へと転身した。

1857年、ヴィクトリア朝のイギリス。

事務所を訪れた日本人女性が持ち込んだのは、ここニューヨークで行方知れずとなった兄を捜してくれという依頼だった。

人は恨み辛みが生きる肥やしとなる。我が子への愛より腐臭漂う己の人生を謳歌する。

時は流れて江戸から明治へ。夜の銀座で、とんびを羽織った男が人捜しをしていた。

美味なる犯罪を求めて世界を周遊する名探偵エラリー・クイーン。行く先々で供される珍味佳肴は異彩を放つものばかり。

【アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀新人賞、アレックス賞受賞】 11歳のポリーの前に、刑務所帰りの実の父親ネイトが突然現われた。

有村礼次郎という資産家老人が失踪した。

マンションの一室。住んでいるのは高利貸しの亭主と占い師の夫人、そして一人娘。

東北の斜陽温泉が町全体を時代劇調にしてしまおうという一大イベントを企画。

日本最南端の小さな駅で警視庁の刑事が殺された! 日本最南端の駅・鹿児島県の西大山駅のホームで男の死体が発見された。

「紅雲町珈琲屋こよみ」の著者が放つ書き下ろしサスペンス! タクシードライバーの千春には、正当防衛で人を殺した過去があった。

押し花を受け取った著名人が連続で殺される事件が起きた。

アーサーが孤独な判で押したような日常生活の中で人知れず行う悦楽の儀式--それはマネキンの首を絞めることだった。

殺された母親が隠していた意外な人間関係が犯人探しの鍵となる「ひめごと」、謎の死を遂げた音楽家をめぐる女たちの葛藤を描く「あやまち」ほか、「ほころび」「ぬれぎぬ」「うらぐち」「やぶへび」と、心の闇をゆさぶられ、思わぬ事件にはまりこんでいく人間の心理を四文字の

精密機械の技術者で人型ロボット開発の中心人物である早川啓介が越前海岸で溺死体となって発見された。

一話完結、一作5分で読めるショートショート・アンソロジー。第6弾は“食”にまつわる全37話。

1947年1月15日、ロス市内の空地で若い女性の惨殺死体が発見された。

学生時代に欧州を旅した浅見光彦の兄・陽一郎は、イタリア・トスカーナにある街カッラーラ近郊で日本人男性に出会った。

犯行時刻の記憶を失った死刑囚。その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科を背負った青年・三上と共に調査を始める。

運命が、親友二人を分けていく。警察小説、ノワール、青春小説の醍醐味満載の熱作! 警察と極道。

突如発生した霧により、世界は滅亡した。

倉木研究所で開発中の「新型人工知能」を盗むべく、クイーンが行動を開始した。人工知能の完成予定は、約3年後。

老後の準備を考え始めた千賀子は、ふと一人娘の将来が心配になる。２８歳独身、彼氏の気配なし。

“母さん、帰らぬ、さびしいな。金魚を一匹突き殺す。

「そこに、死体が沈んでいる」衝撃的な匿名通報が東京水上警察に届く。ガイシャの頭部には、進水式で使う斧が突き刺さっていた。

脊椎手術のためにノースカロライナ州を訪れていたライムとサックスは、地元の警察から捜査協力を要請される。

気難しくないし、有能な秘書を通じて連絡も取れるが、原稿をもらうのは難しい。

労働争議に揺れる東和紡績の常務令嬢敦子と、労働組合副委員長の鳴海は恋人同士。

ウィガン―そこは女王や教会の権力も及ばない独立した“王国”だった。

フリーカメラマン郷原八斗は、婦人雑誌の取材のため、編集者辻井と連れだち、丹波篠山を訪れた。

武器密売裁判の重要証人が航空機事故で死亡。

拉致された世界的な脳外科医はどこへ、そして何のために?巨大国家アメリカの深部で暗躍する国立人間資源研究所の極秘プロジェクトとは?自らの正体を明らかにした冒険小説界の巨匠、クィネルが放つ超ハード・アクション巨編、待望の刊行。

刺す少年、消える少女、潰し合うギャング団…。ストリートの「今」を鮮烈に刻む青春ミステリーのニュービート。

『ゴーリキー・パーク』『ポーラー・スター』のアルカージ・レンコ捜査官がついにモスクワに帰ってきた。

ウォッチメイカーと名乗る殺人者あらわる。その報がリンカーン・ライムのもとに届いた。

本好きの間では、骨董的価値の高い本を古書、そうでないセコハンのものを古本と呼び分けたりもしますが、本書では個人蔵書、貸本等も含め、新刊書店で売られている以外の書籍を“古書”と称しました。

ハイチに住む実業家が死に、屋敷には七人の相続関係者が集められた。「私の遺体は丘の上に深く埋め、棺には杭を打ちこむこと。

施設で育った美少年イグナシオは事故に見せかけて友人をバットで殴殺する。

捜査ミスから同僚を死なせ、心身ともに傷を負ったキャシン刑事は故郷の海辺の町に戻り、小さな警察署で働き始めた。

戦うのは自分のため。だけど、最後の力はみんながくれるんだ。

次々起きる怪奇現象を解決してもらうため、貧乏女子大生・花は、心霊コンサルタント・群青を紹介される。

警察官を定年退職し、妻と共に四国遍路の旅に出た神場。

自他共に認める二流評論家・河合は、あるとき講演に出かけた先のホテルで奇妙な拾得物をする。それは1挺の拳銃だった。

地下密室で銃殺された3人の男。生き残った女。

通称“座敷牢”。関東シティ銀行・人事部付、黒部一石の現在の職場だ。

「金だ。早く。

江戸中の町娘を美貌で虜にする総髪の新米与力、花房英之介。

仙石藩士・刑部小十郎は、藩の御長屋を出て、江戸市中の借家に居を移した。

奈良の山奥、波美地方の“水魑様”を祀る四つの村で、数年ぶりに風変わりな雨乞いの儀式が行われる。

森下美登里の婚約者、秋沢俊夫が突然失踪し、俊夫の親友、相川友彦も謎の事故死を遂げた。

妻子に逃げられたダメ男・松橋吾郎は、ただいま低額宿泊所の施設長。

さまざまな立場のふたりが紡ぐ七篇の日記が謎を呼び、そしてある真相へ繋がっていく―。

それは、絶対に叶わない、誰にも言えない恋だったーー。 木下香織は二十歳の普通の大学生。

旅先で間違えたバッグの中には一通の手紙が。

夏休みは終わる。あの時間だけは忘れない。

黒猫と付き人がバレエ『ジゼル』を鑑賞中、ダンサーが倒れるハプニングが発生した。

銀行員ヨーゼフ・Kは、ある日、突然逮捕される。彼には何ひとつ悪いことをした覚えはない。

人見知りの激しい久遠寺那由多は大学をサボったある日、祖父の形見のインスタントカメラを、なんとカワウソに盗まれてしまう。

ベルリンの壁が崩壊し、世界が冷戦終結に向けて動き始めた一九八九年暮れ、機甲師団の将軍が死体で発見された。

特殊清掃員として働く桜庭潤平は、死者の放つ香りを他の匂いに変換する特殊体質になり困っていた。

赤かぶ検事の娘、柊葉子弁護士が京都で誘拐され、葉子に離婚相談を依頼した女性も鞍馬山中で殺されていた。

著者綺堂が、長く病に臥せっていたとき『江戸名所図絵』を通読、これが『半七捕物帳』を書くきっかけになったという。

お前に消防士を名乗る資格はない。

人間の闇から生まれる不思議現象に立ち向かう怪異ミステリー! 東嶺館大学で知る人ぞ知るミステリアスな青年、蓮城京太郎。

ボストン郊外に越してきた版画家のヘンと夫のロイドは、隣の夫婦マシューとマイラの家に招待された。

新聞社主マッカラミーが刺殺され、女性記者が謎を追う。ベルモンと変名したルパンが活躍する本邦初訳の表題作ほか、短編2編。