バレンタインは雪あそび
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のどかな田舎町ティンカーズコーヴに暮らし四児の母親、臨時の新聞記者、そして強い正義感で素人探偵として大活躍する主婦探偵ルーシー・ストーン・ミステリー第5作です。本書の原題「バレンタイン殺人事件」はバレンタインが近づく頃に起きた殺人事件という程の軽い意味合いで、訳題「バレンタインは雪あそび」は無邪気その物の穏やかさを感じさせますが、実際は完全に逆で今回もシリーズの愛読者にはすっかりお馴染みの中々に危険で大変な事件が扱われています。 バレンタインを目前に控えたある日ルーシーは図書館の理事に就任して初の会合に勇んで出掛けるが、何と偶然にも図書館の地下室で女性司書の射殺死体を発見してしまう。ルーシーが事件を通報し捜査に駆けつけたホロヴィッツ警部補は6年前の最初の殺人事件で馴染みだったが、失礼にも理事達全員の前で彼女を容疑者扱いする。心から死者を悼み警察の態度に憤慨し記者根性にも火がついたルーシーは周りの反対を無視し何時もの如く事件の調査を始める。 今回もルーシーは大活躍で、忠勤の新任司書が死ぬと忽ちあっさり忘れようとする理事達に憤り、事件を単純に考える警察にも惑わされずに、事件の背景であるピューターのタンカードの盗難と図書館の増築の手掛かりを基に自分と家族に迫る攻撃にも負けずに最後には真相に到達します。ミステリーの出来としてはごく普通で犯人も特に利口とは言えず、もし本物の警察官ならば当然真犯人を逮捕しているでしょう。でも、高校生のトビーとエリザベス、小学生のセアラ、4歳になった末娘ゾーイの四人の子供達がパソコン・ゲームに夢中な様子や大雪が降ってルーシーが子供とそりで遊ぶ楽しそうな姿が味わえますし、夫婦の離婚増や人間関係の希薄化が進む今の世の中で、夫婦円満で幸せな家族の暮らしと悪を許さない強い正義感と厚い人情に触れさせてくれるシリーズをこれからもずっと読み続けて行こうと考えています。 | ||||
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ジル・チャーチルの新作はまだかな、と探しに行って発見。ジル・チャーチル推薦の帯を見て購入。続き物の5巻目と知ってガッカリ。サラッと読めてかもなく不可もなくな内容。現代物で、毒にも薬にもならぬ暇つぶし小説。悪くはない。もう少し高評価でもいいのだが、個人的な難点が2つ。ひとつは現代物なのに、刊行のタイミングが悪くて内容が明らかに古い。興ざめという訳ではないが、いま新刊として発売するのは頂けない。加えて単価が高すぎる。ライト層がサラッと読むミステリーには不向きだ。・・・・まぁ、読み終えてから1〜4巻を購入してしまったんですけれどね。 | ||||
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