九十歳の誕生パーティ
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私は「おばちゃまスパイ」と「クッキング・ママ」シリーズが大好きで、他のシリーズを探していました。 コージー・ミステリーは読んでみないことには自分に合うかどうかわかりませんよね。 このシリーズは気に入りました。主人公以下、登場人物たちが好感が持てるし、何より訳文がいいです。もしかするとちょっと古風なのかもしれませんが、読みやすくて、変に今の流行語や若者コトバに走らないのが好みです。 ミステリーの要素はほどほどですが、それぞれの場面を楽しみながら読める本です。 | ||||
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なんとなく筋書きが読める気もするのですが、アメリカのふつうの人々の暮らしが伝わってきて…読んで肩の凝らない作品です。 何でも一生懸命のルーシー、90歳にしてしっかり者のミス・ティリーいつも完璧なスー、愛すべき人達の冒険と日常は読んでいて何かホッとします。 | ||||
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四児の母にして週刊の新聞記者と腕利きの素人探偵まで気合でこなす大忙しの主婦探偵ルーシー・シリーズ快調第9弾です。人間何をやっても上手く行かない時はあるもので我らがルーシーは今回まさに運に見放された様な四面楚歌的状況ですが、それでも決して弱音を吐かず負けないのが彼女の偉さで、愛読者の私達も実生活で見習うべき点が大いにあるなと思いますね。 弁護士ボブが事務所でシニア・パートナーのシャーマンの死体を発見し、警察の拳銃自殺の判断をどうしても信じられず、町では有名な素人主婦探偵ルーシーに調査を依頼する。一方「ガールズ」の朝食会で元司書ミス・ティリーの九十歳の誕生パーティが催される事が決まり、ルーシーは新聞記者の仕事に追われる上に自らの老化や家族の悩みが次々に襲い掛かって今までにない気忙しさに見舞われるのだった。 今回はビデオのエクササイズと高価な美容化粧品で老化との闘いに必死で挑んで苦戦したり、思春期の次女セアラが男女混合のお泊り会を強引に認めさせたり、長男トビーが大学での成績不振の悩みを打ち明けたり、頑健な夫ビルが仕事中にまさかの足を折る大怪我を負ったり、挙句に自身も運転中にぼんやりしていて追突事故を起こしたりと、ルーシーの身にまさにこれ以上ない程の最悪な出来事がこれでもかとばかりに降りかかって来ます。肝心の推理の方は容疑者が限られていて誰でもすぐに見当はつくだろうと思いますが、普段は至って元気なお年寄りミス・ティリーの身に刻々と迫る生命の危機に手に汗を握らされる強烈なサスペンスが最大の読み所でしょう。ルーシーはあまりにも忙し過ぎて終始後手に回りますが危うい所で思い切った手に出て何とか事件解決に貢献しますし、その他の厄介な心配事も知らぬ間に自ずと時が解決してくれるのもやっぱり彼女の持って生まれた人徳の致す所なのでしょうね。ああ、それにしても今回も警察は全然頼りにならなくて動きが鈍く面子にばかりこだわって結局はルーシーの努力とお手柄を認めてくれないのかと思うと誠にお気の毒その物ですね。最後に町で一番の有名人になった九十歳のミス・ティリーおばあちゃんには今後もますますパワー・アップしてお元気に活躍して欲しいと思いますね。 | ||||
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