異境の水都: 突変世界
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 | 2016年12月02日 異境の水都: 突変世界 (徳間文庫) 水都セキュリティサービス警護課に所属する岡崎大希は、グループ総帥じきじきに呼び出され、ある特殊任務を与えられた。それは、宗教団体アマツワタリの指導者である天川煌という十七歳の少女の護衛だった。教団の内紛で事故にあった彼女は入院中。さまざまな思惑を持つ連中の追跡を振り切り、彼女をようやく安全なホテルへ送り届けたと思った矢先、大阪府ほぼ全域が、異世界に転移した!! 第36回日本SF大賞受賞の『突変』シリーズ新作書下し!(「BOOK」データベースより) |
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異境の水都: 突変世界の総合評価:
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| たいへん面白い本でした。 また古本なのにたいへん綺麗な本でした。 | ||||
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| 突変世界の大阪で巻き起こるスピード感溢れた物語には、魅力ある人物達が登場します。 当初どうしようもないヒロインが突変世界で成長していく様子やリーマンヒーローが、ボディガード顔負けのタフガイになったり、世界観もさながら、キャラクターの躍動感がリアルに描かれている作品だと思います。 | ||||
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| 続編なのですが、1巻の前日譚として独立しているので、本作から読んでも大丈夫です。１巻は、田舎の狭い地縁社会が異世界転移し、そこで日本人らしく災害時にも秩序だって行列を作るようなお話が斬新でしたが、2巻では、大都会が異世界転移し、世紀末ヒャッハーな王道の災害パニックものが描かれています。宗教団体の王女様と、ボディガードの青年の軽妙な会話や、異世界の生物の異相、相互の宇宙の関係など、楽しく読めました。 | ||||
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| 出版されているのに気づいて1日で読みました。途中、説明が続く箇所は、ちょっと？でしたが。前作は異世界が前面に押し出されているのに比べ、こちらは転移後の社会の話が主体で私的には楽しめました。作者には今後も、この突変世界を続けていただきたいと思います。 | ||||
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