釧路川殺人事件
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旅行作家の茶屋は、知人の大口から愛人が失踪したので探してくれと依頼されます。 調べて行くとその愛人・本条令子(35歳)は自殺サイトにアクセスしている事がわかったり 本条令子という名前が本名ではなかったり、実は半分ロシア人だったり、といろいろ判明。 調査中に大口さんの会社の人が殺される事件が起きて、 それはどうも令子(仮)さんとその父親に関係があるらしいです。 令子父(ロシア人)は実はソ連のスパイかも、みたいな話も出ます。 サスペンスな背景づくりや設定は面白いのですが、人物が薄っぺらくていけません。 とくに女性。 玲子の店で働くホステス「イイコ」は、茶屋の助手をかって出るのですが お酒を飲んで酔っ払って寝るばっかりであんまり役に立ちません。 茶屋との会話で状況説明を進めるために配置されたキャラクターという感じ。 玲子という女性も、10代の頃に父親とパン屋をやってたようですが、美貌を活かしその後水商売へ。 なのに33歳で大口に2軒の店を任されるまで特定の男性が居ないとか不自然です。 「水商売はしてるけど貞操観念がかたい」のならまだわかりますが、 妻子のいる大口に愛人になれと言われて「私をかわいがってください」とすんなり受諾しています。 この作家さんは愛人になるような女性に夢でも見てるんですかね? 必ず身持ちがかたくて浮気なんかしなくて浪費癖もない「できた女性」ばかり出てきます。 この女性も「事件のために設定されたキャラクター」という感じで印象が薄いです。 そのため終盤で茶屋と会えても何の感慨もありませんでした。 | ||||
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観光地で謎を解く2時間のサスペンスものを敢えて意識しているのでしょうか。 読みやすいし、面白い。軽快にサクサク読める作品です。 ストーリーもなかなか凝っていて、次の展開を知りたくなる感じでした。 現地の様子などは詳しく描写されており、綿密に取材したうえで書いているのでしょう。 ただ、1点だけ引っかかる点が。登場人物のロシア人男性の姓が「……スカヤ」はちょっと。 ロシアでは、男性は「……スキー」、女性は「……スカヤ」だったと思う。 内容には全く影響ないのですが。 | ||||
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