浅暮三文(あさぐれみつふみ)の作品一覧

戦時下のヨーロッパ、芸人ピップは自由と平等を求めて、人並み外れた放屁の力を今日も放つ。ドラゴンも放つ。

陥没した頭蓋骨には豆腐がぎっしり。他に凶器は見当たらない。

捜査が行き詰まると暴走する刑事、ダジャレ連発で現場を混乱させる鑑識課員、優秀で圧倒的な美貌を誇る女王様気質の監察医―3人は“サーカス”と呼ばれる、変死事件ばかりを扱う特殊班に所属し...

誘拐された人質を発見するにはカラスの後を追え? バラバラ殺人事件を解く鍵はリスの生態? 密室殺人犯を教えてくれるのは馬? 警察犬ハンドラー原友美が頼りにするのは、大学の先輩である白井...

神戸で警官が撃たれて銃が奪われた。指紋から、学生運動の後、海外へ逃亡していた男が浮かび上がる。

上野公園の不忍池から、子供の手首が発見された。唯一の手がかりは人差し指付け根に残る骨折の痕。

動物虐待、ゴミ屋敷放火、下水道内でのガソリン爆発―K署勤務の刑事・亜坂の身辺で奇妙な事件が続発する。

如月七、通称セブン。都内M署の女性刑事だ。

五歳の少女が誘拐された。目的は、少女の家族が経営する化学企業が引き起こした水質汚染の告発。

昭和20年3月、神戸。秘密裏に営まれる娼館に幽閉されている娼婦ナオミ。

世界進出を狙い、海外出張を決め込んだ《ラストホープ》の面々。

気がかりな夢から、頭痛とともに目覚めると、男は記憶を失っていた。そばには炎上するバスと見慣れない少年。

1年前に人を殺して逃亡生活を続ける私。でも大丈夫。

交通標識で見慣れたあの男の秘められた、そして恐ろしい私生活とは?(「帽子の男」)。

音を頼りに謎を追う。ファンタジック・ミステリー。

久々の長期休暇をゆっくりと自宅で過ごそうと、食料を買い込んできた主人公。酒のつまみにと缶詰を開けた。

住み慣れた大阪を離れ、東京の広告代理店で働き始めたアサグレ青年。

東堂と刈部が経営する釣具店“ラストホープ”に届いた一枚のファクス、それがすべての始まりだった。

日本企業が出資し、アフリカの密林を切り拓いてコーヒープラントを作ろうとしている現場で、現地の作業員が失踪するという事件が起こった。

2003年度日本推理作家協会賞受賞作家が贈る青春ファンタジー、書下し。

タニアを見かけませんか。僕の彼女でモデルなんですけど、ひどい夢遊病で。

聖地が動いた。1匹の犬とともに。

掘られた形跡のまったくない地中の空洞で奇術師は餓死していた。

臨死体験より過酷な運命とは！ 病床から探る殴打事件の衝撃の真相。 気が付けば病院のベッドの上。

発光する体。それは人が〈大人〉になる儀式のためのシグナルだった。

嗅覚が極度に発達した隻眼の男・阿川。彼は死んだ犬に付いていた匂いを、バーで出会った女に嗅いだ。