百匹の踊る猫 刑事課・亜坂誠 事件ファイル001
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「刑事課・亜坂誠 事件ファイル」シリーズの第一弾。 まっとうな刑事ものである。若い刑事とベテラン刑事が、当初は反発しながらも徐々に理解を深め、協力して犯人を追い詰めていく。ビルドゥングス・ロマン的な側面があり、おもしろい。 また、事件そのものも途中でひとひねり加えられ、意外な展開をつづける。 著者の作品としては、むしろふつうすぎるくらいの正当な刑事ものだった。 | ||||
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化学品会社の経営者に送られた脅迫状に「踊る猫」とあれば、 ある程度の年齢なら水俣病との関係が脳裏を掠めるはずだが、 そこに至るまでが長過ぎる。 インターネットの時代に、だれも検索しないのか? テレビの執拗な取材攻勢は、実際より遠慮気味に描かれているようだし、 新聞社の郵便物の扱いは物語の都合に合わせている印象。 シングルファーザーの所轄新米刑事と本庁のベテラン刑事のコンビはなかなか面白いが、 完全な縦社会の警察で、新米が不満を口にしたり、平気で楯突くのには、違和感がある。 それでも、謎解きの部分はよく考えられていて、近頃では読ませる犯罪心理、反抗手段だっただけに、 詰めの甘さが残念。 せっかく、面白く読ませていても、最後に海保を私情で動かす場面で、台無しに。 あらの部分が脳裏に蘇らせ、星が減ってしまった。 これがなければ、多少の粗があっても星4つ大盤振る舞いしたかも。 | ||||
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