嘘猫
- 青春小説 (221)
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文庫書き下ろし作品。 著者の自伝的な小説。東京の広告代理店で働き始めた青年時代の思い出が綴られている。ミステリではない。ユーモア小説といったところか。 ある母親猫の謀略にはめられ、たいして広くもない下宿(しかもペット禁止)で、何匹もの猫たちと生活する羽目になった主人公。猫たちに苦しめられ、しかし、飼い主としての責任を果たし、愛情で結ばれていくが、やがて別れがやってくる。 猫を主体としつつも、あちこちに会社での仕事や自身の人間的成長などが書き込まれ、ひとつのビルドゥングス・ロマンとなっている。 そしてラストの「嘘猫」。20年後になって、猫と過ごした日々をどう捉えなおすべきなのか。苦さの残る青春物語であった。 | ||||
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大阪から上京してきた駆け出しコピーライターの「ぼく」が暮らす青年時代のスケッチです。アクション&ピカレスク・ロマン的な『ラスト・ホープ』とは全く異なる文体がここにあります。動物を飼ってはいけないアパートでひょんなきっかけで猫と暮らすようになり、その猫が仔猫を生んでしまいます。そんな状況の中での猫との暮らしが、みずみずしい文体で描かれています。「猫は人間に嘘をついている」という発想がとても斬新で、かつ、猫好きのぼくとしても得心が行く話しです。優しい気持ちになりたい時、こんな本はいかがですか?、 | ||||
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淡々とした猫との暮らしにこんなに惹かれるとは思わなかった。自分の青春の終わりがいつなのか、考えてみたくなる1冊です。青春が終わった人も、現在進行形の人にもお勧めできると思います。毎日生きることで一生懸命な人でも、必ず後ろを振り返る時はくるでしょうから・・・ | ||||
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ストレスも高く,テンションも高く,プライドも高い時代を人は青春と呼ぶ.コピーライター見習の「僕」のところに,1匹の雌猫がやってくる.猫とすごす日々の中で僕の青春は過ぎてゆく.仕事も順調にこなせるようになった.そして青春が終わった.という話です.青春小説なのに「友情」「恋愛」が一切からまない不思議な味の本です.表紙の猫の絵も好きだなぁ. | ||||
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