(短編集)

中庭のオレンジ



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    6.00pt (10max) / 1件

    Amazon平均点

    3.25pt ( 5max) / 4件

    楽天平均点

    4.15pt ( 5max) / 35件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []D
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2022年12月
    分類

    短編集

    閲覧回数916回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数1

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    中庭のオレンジ (単行本)

    2022年12月20日 中庭のオレンジ (単行本)

    やすらぎのひとときに、心にあかりを灯す21話の物語。 ◇オオカミの先生の〈ヴァンパイア〉退治 ◇五番目のホリーに託されたスープの秘密 ◇ギター弾きの少女の恋 ◇5391番目の迷える羊 ◇予言犬ジェラルドと花を運ぶ舟 ◇遠い場所で響き合う夜の合奏 ◇天使が見つけた常夜灯のぬくもり ……ほか 中公文庫既刊関連作を含む至福の掌篇小説集。 〈中公文庫創刊50周年記念刊行〉(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    中庭のオレンジの総合評価:6.50/10点レビュー 4件。Dランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.4:
    (4pt)

    吉田さんは短編がいいなぁ

    月とコーヒーも大好きで、こちらも楽しく読ませていただきました。
    オレンジの香りが本当にどこからか漂ってくるような…静かで不思議な世界観にどっぷり。
    とても良かったです。
    尚配送に関しては、他の方も書かれていましたが、カバーが切れていて、新しいものを再送していただきました。届いた際はチェックされた方がよいかと思います。
    中庭のオレンジ (単行本)Amazon書評・レビュー:中庭のオレンジ (単行本)より
    4120056104
    No.3:
    (1pt)

    中庭のオレンジ

    梱包の粘着部分が剥がされた状態で
    商品が届きました。
    本を2冊購入したのですが、
    帯に少しシワがあり、表紙は破れていました。
    黒い本なので破れている部分が目立ちます。
    白くなっている部分が破れています。
    2冊目の本は確認しましたが、無事でした。
    どちらも新品を購入しました。
    以前も新品の本を購入したのですが、
    あまりよくない状態で届きました。
    このようなことが続くようでしたら
    Amazonを利用したくありません。
    丁寧な配送を心掛けてください。
    中庭のオレンジ (単行本)Amazon書評・レビュー:中庭のオレンジ (単行本)より
    4120056104
    No.2:
    (4pt)

    ゆっくり、じっくり、楽しんでいただきたいショートストーリー集

    ショートショートよりも長く
    短編よりは短い
    1話が15ページ程のお話が21編収められた作品集です。

    どの話も著者らしい奇妙な味わいを持ち
    落ち着く環境でじっくりと味わいながら読んで頂きたい本です。

    著者らしいトリッキーな遊び心が随所に散りばめられているのも楽しみの一つ。
    そもそもタイトルのストーリーは各話の並べ方の伏線となっており
    あるいは、そのタイトルを音読したらニヤリとしてしまうものあり。

    特にタイトルの1話は本好きに捧げる1篇ともいえる内容で
    古い友人の記憶と同様に
    本の記憶は想像の中で現実の事物と結びつき
    爽やかな香り、そよぐ風、柔らかい日差から物語を感じる様を描いたくだりは
    暖かいものが胸の内に溢れてくるような気分になりました。
    -ただこの酒を飲めばいい
     そうすれば、頭の中で物語が始まるんだよ

    変わった判型、厚さ、紙質、重さ。
    書かれている物語と実にマッチしていて、違和感なく掌に収まり、ページのめくり心地が良い。
    本というのは文字を伝えるだけでなく、触感を含めた五感に刺激を与えるものという著者の想いが伝わってくるようです。
    中庭のオレンジ (単行本)Amazon書評・レビュー:中庭のオレンジ (単行本)より
    4120056104
    No.1:
    (4pt)

    吉田篤弘さんの短編は、就寝前に読みたくなる。

    戦禍での焼失を恐れて、オレンジの種とともに中庭に埋められた図書館の本。やがて本は土に還り、種は一本の木となり結んだその実は、物語の味がするという──。
    もうこれだけで吉田篤弘さんの世界観にうっとりしてしまう。たくさんの物語が詰まっているこの本自体がまるでオレンジの木のよう。甘かったり、酸っぱかったり、苦かったり、かたちも大きさもバラバラの21個の果実。ページをめくる度に、瑞々しいオレンジの香りが漂ってくる。

    個人的には『月とコーヒー』よりも好みの話が多くて、「ジョー・バンセン」「ミミズクの手紙」「常夜灯が好きな天使の話」が特にお気に入り。オレンジの木の連作短編も良く、最後の話を読んでから最初の話へ戻ると物語がより鮮明になり、わっ!と心が沸き立った。

    頭で考えずに全部心に委ねて、たゆたうようにずっと読んでいたい。
    中庭のオレンジ (単行本)Amazon書評・レビュー:中庭のオレンジ (単行本)より
    4120056104



    その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク