エンター・ザ・レッド・ドラゴン
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「日本が米国の51番目の州」というテーマ性とそのハードボイルド風ストーリーに魅了された。日米合併推進の中心人物(国会議員)であり殺された主人公の父親の国会答弁は、今日の日本の政治、経済、社会上の重要な課題とその解決の限界とも共通点が多い。英国のEU離脱騒動で下院労働党の女性議員が犠牲になったように、この種の事態には、国民感情の厳しい対立による不幸な事件がつきもの。作者はこれを、合併決定後の主人公の父親の不幸な死、そして合併後20年経過した東京で主人公が直面する怨念の事件とその闘いとして十分な迫力と絶妙な表現で展開し読者を引き付ける。ノンフィクション小説として、「日米合併」というユニークな想定とテーマで、これからの日本の在り方に警鐘を鳴らした作品でもある。本書を参考に、日本を取り巻く政治、経済及び社会情勢とその行方を思い巡らしてみたいものである。 | ||||
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大胆な仮説をたてストーリーが展開される (近未来に日本がアメリカ合衆国の第51番目の州になる) 探偵のおりなすハードボイルド小説で、ノーバート・ウィーナーのサイバネティクス(69年前に発表)の人工臓器が登場 和文英文の対訳に興味のある方にお勧め | ||||
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アメリカの友人に面白い本があると進められて購入した。 アメリカの大統領選挙を11月に控え、この本の設定通りの世界になっていたら日本はどうなるのだろうと考えさせられるテーマだった。 トランプ候補の在日米軍の経費負担も、為替も関係なくなる、そんな単純な問題ではないけど。 アメリカの現在の人口3億人に対して日本の人口1億であれば、移民層の票を取り込めばあり得る?とか、そんな妄想を膨らましつつ読み進めると意外と現実味を帯びてきて面白く読み切ることができた。 また、アクションシーンのこと細かい描写もリアリティーがあり臨場感を感じた。 本当にタイムリーな1冊だと思った。 | ||||
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某TV番組のブックランキングで本書を知りました。 が、読みはじめてすぐに後悔 1ページでも読んだら必ず最後まで読むと決めているものの、 一気に読み通すことは到底できず、 一日50ページのノルマを自らに課しましたが、 それすら満足に達成できなくて、10日ほどかかって読了 このレベルの小説がハードカバーで商業出版されていること自体が謎です。 本書は615ページありますが、約300ページで小説は終ります。 何を言っているのかよくわからないと思いますが、事実です。 どうやら自費出版のようですが、 「幻冬舎メディアコンサルティング は恐ろしいほど有能である。」 と分かったのが唯一の収穫でした。 | ||||
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エンター・ザ・レッドドラゴンという書名に惹かれて購入しました。今から30年後の2046年に日本が米国の第51番目の州になっていて、その15年後の2060年に日系米国人の黒澤上院議員が大統領候補として来日するところを正体不明の暗殺者に狙われるというのが導入部です。日米合併を提唱して推進議員連盟を結成した立役者の瀧岡衆院議員が不審な交通事故死をとげた時には少年であった息子の瀧岡 隼がジェームスボンド流に大活躍して正体不明の敵を暴いていく(その過程で書名の意味も判明する)というサスペンス小説で読み出したら一気に読み終えました。表面的には娯楽小説ですが、瀧岡議員が、第二次大戦後からの日本の政治経済状況を踏まえて日米合併を推進するにいたった理由(その最大の理由が、我が国が大東亜戦争の国民的総括を怠ってきたことにある)や、合併後の日本州の社会状況も描かれていて、単に小説としてやり過ごすことの出来ない重要なテーマを扱っています。 | ||||
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