こいつら、最高すぎる……！　昼休みの“完全犯罪”にご用心！？ 本格ミステリ大賞受賞作家の最高到達点！ 九十九ヶ丘高校のある日の昼休み、２年の男子ふたりが体育館裏のフェンスに空いた穴から密かに学校を脱け出した。

小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。

連続殺人、かもしれない。 羊の群れに狼が潜んでいるなら、 気づいた誰かがどうにかしなければ、狩りは終わらない――。

今日も個性豊かな住民たちが集う、にぎやかな食卓。 古い建物だが、格安の家賃が魅力の下宿屋「猫目荘」。

ベールに包まれた、最強姉妹の妹―― 優莉匡太の七女・伊桜里は、5歳のときに児童福祉施設から養子として引き取られ、いまは中学生になっていた。

不思議な共同生活を送る彼女たちの目的とは。

亀之助の一件を機に、加賀百万石の前田家と縁を結んだ尾張一門。反定信派の勢いが増すなか、公儀は『造酒額厳守』の触を出す。

猪瀬藍・３７歳・女性・独身。「借金をして家を買おう」そう思いついたのは六年前のことだった。

世界に外も中もないのよ。

「朝、黄色い車を三台見たから、今日はいいことがあるかもしれない」。

長男が結婚することになった若松家には、不穏な空気が流れている。

緑地の平屋に住む姉妹・貴子と澄子が奏でるあまりにも純粋な愛憎（「風」）、ともに大手肌着メーカーに就職した十五年来の友人・実加と未紀が育んだ友情の果て（「二人の場合」）、身体の声に忠実に決して踊らない優子（「ダンス」）、そして旅行を終えて帰ってくると、わたし

「ママは大人を卒業します！」シングルマザーで小説家の母親が突然の宣言。

ファンを名乗る主婦から、亡くなった姉の伝記執筆を依頼された新人作家の律。その姉は生前の姿形が律と瓜二つだったという。

高校時代に父を亡くし、母は再婚して別の家庭にいる井川幹太は、やりたいことも見つからぬまま二十七歳になっていた。

ついに、その時がきた 将軍の腹心候補は見つかるのか? 決死の秘命を受けた射貫大伍の 「諸国大名調査行脚」が始まる 旅に出たくても出られない。

コロナ禍で厳しい日々の続く飲食店業界。〈パ・マル〉でも、テイクアウト・メニューを考えたり、料理教室を始めたり……。

革命を成功させ――世界の秘密を手に入れろ。

二つの傷跡。抜かれた血液。

２０２１年９月１１日、国会議事堂に無人機が墜落・炎上した。

出版社に勤める川合淳は、中学生の娘・春香がいじめをきっかけに不登校になったことに悩んでいた。

株価を、燃やせ。 世界市場を、踊らせろ。

七歳で浅草の月心寺に預けられ、市井の浪人として成長した乙貝英三郎。

亡き八代将軍吉宗より田沼意次の行う幕府の財政改革を手助けするよう命を受けた隠密のひとりで、ふだんは芸者姿に身をやつす村垣伊勢。

先代・吉宗の遺命で幕政の中心を米から金へ転換する改革を進めるお側御用取次・田沼主殿頭意次。

両替商分銅屋の用心棒・諌山左馬介が訪れたとある大名の下屋敷では、秘密裏に賭場が開かれていた。

お側御用取次・田沼意次のもとには、役職を得るための賄賂を持った大名旗本が毎日のようにやって来る。

将軍家から格別の恩恵を賜っている伊奈家は、関東群代を世襲し権勢を誇っていた。

信長を圧倒していた今川義元は、なぜ、進路を桶狭間に変えた？軍師黒田官兵衛はその真相に慄然とする（「乾坤一擲の裏」）、坂本龍馬を死に追いやった黒幕に勝海舟が迫る（「たみの手燭」）など、歴史上の謎に果敢に挑んだ短編八本。

松尾純一郎、バツイチ、57歳。大手ゼネコンを早期退職し、現在無職。

商売人として最後の闘いを挑んだ男の常識破りの秘策とは？築地の社長衆に命を救われた外食チェーンの経営者が、効率優先の閉塞日本に義理と人情でカツを入れる！麻布の呪われた立地のビルを最注目ビルに！働きがい改革・地方創生のヒントが満載の熱きビジネス

小説家の織部妙は、美人と評判の新人作家橋本さなぎの処女作に嫉妬と興味を感じていた。

大学の同級生だった麻矢、璃子、友梨香。三人はよく飲みに集まっては夫の愚痴を口にし、日頃の鬱憤を晴らしていた。

認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの？　青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックス・デイトナを巻く漫画家……。

父、愛猫に続いて、確執の深かった母を亡くした著者。その母の葬儀で、1匹の猫と出会う。

札幌市近郊の町、荏原市で発生した女子大生殺人事件。

一枚の不思議な「絵」の謎を追い、令和から昭和、大正へ。 日本最後の空襲といわれる秋田・土崎空襲。

離婚届を置いて失踪した妻、発見された銃弾、28年前の未解決事件。 平穏な生活が一変する秘密と嘘。

武家社会の中で江戸の裏長屋暮らしだった少年・弐吉は、直参の侍の狼藉がもとで両親を亡くし、札差・笠倉屋で小僧奉公をすることに。

塞がれた窓、防音壁、追加錠……監禁目的の改築が施された民家で男性死体が発見された。

最愛のひとり息子を失った桜子は、カウンセラーの久根からふしぎな壺を与えられる。

これまで何冊もの大ヒット小説を生み出してきた 編集者・立花のもとに届いた奇妙な原稿。

殺人鬼ジェレミーが死体に残した次の殺人のヒント。それは解剖学者レンへの挑戦状だった。

『このミステリーがすごい！』大賞・文庫グランプリ受賞作家の最新作は、タイムスリップ×医療ミステリー！ 内科医の井筒は同期の三杉と東北旅行中、岩手県にある洞窟の割れ目に吸い込まれ、大正12年6月の東京・王子の、とある庭園にタイムスリップした。

千葉県富津市の清掃会社に勤める町谷亜八(ハチ)は、過去に傷害事件を起こし執行猶予中の身だ。

イエス・キリストの正体とは? 先端科学の知識と作家的想像力を駆使し緻密に組み立てられ傑作ミステリ。

女が国を守る時代、到来す―― “尾張の大うつけ”こと織田信子率いる捜査一課第5係は、策士・木下秀美と理論派・明智光葉ほか曲者揃いだ。

この犬さえいれば、人生勝ち組―― 人間の欲望と犬の純真が交差したとき、噓・罪・謎が加速する。

役立たず署長、日本の空の玄関を守ります! 成田空港でGS(グランドスタッフ=空港業務スタッフ)として働く咲良は人気の芸人の帰国を知り、芸能人を間近で見れることにワクワクする。

ロンドン警視庁のケイト・リンヴィル刑事は、父の惨殺現場となった生家の処分を決めたが、泊まった宿の娘アメリーが行方不明になる。

「江戸の町衆を守る」捕亡(とりもの)一筋の弥一郎が選んだ生き方とは? 御一新に「八丁堀」同心がつける男の始末。

繁栄する米国と欧州列強に屈したアジア、アフリカをその目に焼き付けた玉虫左太夫。

大ヒット作『黒猫を飼い始めた』につづくMRC発29のショートストーリーズ。

おいしいと評判のレストラン「ハライ」に、同じ時に訪れた６組の客の物語。仕事に納得がいっていない。

「文学は魔法も使えないの。

「圭寿、死ね」。江戸の大名屋敷に暮らす田鶴藩の後嗣に、闇から男が襲いかかった。

おれが必ず燦に逢わせてやるー遊女に堕ちた身を恥じながらも燦への想いを募らせる篠音に、伊月は誓う。

浅草の油屋・利根屋の娘お玉に、本所随一の大店の主人との縁談が持ち上がった。

恐竜と蟻が、現代人類社会と変わらぬ高度な文明を築き、地球を支配していたもう一つの白亜紀。

更年期だと思って不調をほったらかしてたら死にかけた！ 今のあなたは元気なのではなく、ただ、今は死んでないだけかもしれない。

第171回直木賞受賞作『ツミデミック』の著者、一穂ミチの描く感動の長編小説！ 「できること、やりたいこと」何もないーー。

出世コースでもない、恋愛もうくまできない。それでも続く人生。

甘くてスパイシーで苦くてしょっぱい、人生の味わいを詰めこんだ17の物語。

大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。

かつて連続殺人を犯した16歳の少年・児玉永久は、天才的プロファイラー・中島保の保護の下、晩期死体現象と法医昆虫学の研究を続けていた。

凶器は１４０字、共犯者（フォロワー）は十数万人。SNS×社会派ミステリ！ ネット界最恐の情報通＜市民調査室＞。

案山子だらけの宵待村で、案山子に毒の矢が射込まれ、別の案山子が消失し、ついに殺人事件が勃発する。

高校生の原川光が、ある日突然、タイムマシンに乗ってやって来た“三十年後の俺”と語り合う「三十年後の俺」（表題作）、イロモノ候補かと思われたサタン橋爪率いる「悪魔党」が、みるみるうちに支持され、やがて世界を「悪魔運動」で席巻する「比例区は『悪魔』と書くのだ、

ＧＡ文庫大賞《銀賞》受賞！ 私を殺した犯人を見つけて下さいね――探偵さん。 七月■日。

主人公・青山霜介が、ライバル・千瑛と湖山賞を競い合った展覧会から2年が経った。

茶問屋の清水屋が根津の寮で殺害された。

戦時下と現代の熱い駅伝魂を描く感涙小説 ボストンマラソンの会場で、とある選手から古びたボロボロの日記を受け取った新米駅伝監督・成竹と学生ナンバーワンランナー神原。

藩と領民が力を合わせ「国替え」という最大の難事を乗り越えた高岡藩井上家。

全米で絶大な人気を誇るパトリシア・コーンウェルの大ベストセラー「検屍官」シリーズ25作目。

誇大妄想にとりつかれたホームレス、どうしようもなく狂気に惹かれる14歳。

「俺は突然わけもわからないうちに何もかもを失って、一人になった！」不遇な半生を送ってきた男がようやく手にした、家族というささやかな幸福。

本が、殺人鬼を狩る――！ 作中作に仕掛けられた秘密とは？　 巧緻に長けた異形の報復サスペンス！ 12歳のイヴは、連続殺人犯〈ナッシング・マン〉に家族を惨殺された。

婚約者の一花が病気でこの世を去った――。哀しみにうちひしがれる僕に一通の手紙が届く。

獄中でユゴーの『レ・ミゼラブル』と出会い、犯罪をやめ警察官となったメルチョールは、カタルーニャ州郊外の町テラ・アルタで、富豪夫妻殺人事件の捜査に当たる。

問題を起こし家裁に送られてきた少年を一定期間預かる制度ーー補導委託の引受を突然申し出た父・孝雄。

高校生のピップにある招待状が届いた。試験休み中、友人宅で架空の殺人の犯人当てゲームが開催されるという。

警察小説のトップランナー・今野敏の人気シリーズ、 待望の最新刊！ 神奈川県警監察官の笹本に新たな任務が！ みなとみらい署暴対係長の通称「ハマの用心棒」諸橋と、地元のヤクザである神風会組長・神野の癒着が問題視されているようだ。

高校一年の夏、ぼくは彼に恋をした。 「ぼく」(羽田海)は、血の繋がらない継母の美佐子さんと二人暮らしをしている。

将軍家重の治下、江戸に流れ込む者が増えた。

レイキャヴィクのアパートの一室で、刃物で喉を切り裂かれた若い男の死体が発見された。

砂漠に墜落し燃え上がる飛行機から生き延びた男は顔も名前も失い、廃墟となった屋敷に辿り着いた。

疫病に荒れた世を建て直す救国の英雄か、 古代社会を破壊する稀代の逆賊か。 謎多き人物の実像に、直木賞作家の筆が迫る。

幼馴染のダニエルを殺し、自殺したジョナ。二人に何があったのか……。

フィギュアスケーターとして競い合った志藤に塩澤は秘めた想いを抱いていた。あるコーチの転落死から、二人の関係に変化が。

著名作家の誘拐事件が発生。

1930年。スイスで教師をするアタランテのもとに疎遠だった祖父の訃報 が届く。

著者七年ぶりの新作長編!直木賞受賞第一作　 その年の七月、丸田君はスマホに奇妙なメッセージを受け取った。

殺人犯はここにいる！　声なき目撃者と刑事が暴く、邪悪な政治家の罪と罰。

「ゆりかご」か「養成所」か、はたまた「墓場」か。

大正時代末期、大阪船場。画家の壮一郎は、妻・倭子の死を受け入れられずにいた。

1947年。英国軍人のイアンは、戦場で不当に斬首された兄の仇を討つため来日する。

人口40万人の街コルトンの地方紙『タイムズ・ガゼット』でスポーツ担当記者として活躍するドーランは、真実の報道より広告収入を重視する新聞社に愛想を尽かし退社、自ら雑誌『コスモポライト』を創刊する。

テネシー州プラスキ。

『痣』の名コンビ宮下刑事&真壁刑事が再び登場! 神田川で遺体が発見された。この事件はまだ始まりにすぎなかった――。

「頼んだよ……鷹央君」 師を殺したのは、誰だ？ 御子神氷魚。