極刑
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犯罪被害者は常に弱い立場に置かれるのは理不尽だ、という思いは誰もが多少なりとも抱いているだろうし、「犯罪者への罰としては、被害者と同じことをしてやれ」と考えたことのある人も皆無ではなかろう。近代刑法における「罪と罰の形式」は国家の秩序維持を目的としたものであって、犯罪被害者の救済を焦点とはしていないどころか眼中にもないことは明白である。そのいわゆる「理不尽」をどう処理していくかということは専門家がやればよいことであって、本書の狙いはそこにはない。本書が描くのは「犯罪者を一般市民が断罪する」行為であり、それゆえに「胸がすく」内容であることは確かだ。しかもその行為が果たして「私刑」と何が違うのかというかなり難しい問題についてもしっかり考えられていて、かならずしもエンターテインメントのみを念頭として書かれていない点にも好感が持てる。欲を言えば最終話の顛末をもう少し、混乱も加えてしっかり描いて欲しかったとは思う。加えて「犯罪者を一般市民が断罪する」行為が「私刑」となってなにがいけないのか、と思う自分がいることも告白しておこう。 | ||||
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ちょっと物足りないかな。 もうちょっと刺激的にしてほしかったかな。 | ||||
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主人公半田龍樹の行動規範、思考が正しいのか、違うのか、最後まで揺れながら読んだ。 物語の結末とは別に、読者としては、いまだに煩悶し続けている。 これでよかったのか? いや違うのではないか? その繰り返しである。 敵として取り上げられているのは、いずれも反省のない極悪犯で、主人公は判決外の仕置きを実行する。 事案は、ドラッグレイプ、ネットでの誹謗中傷、飲酒により車の暴走事故、無差別通り魔、児童ポルノなど、誰もがむかつく犯罪者を取り上げている。 現代版仕置き人といった設定だ。連作短編形式で、一本横串は通っている。 だが主人公の仕置きの手法が、ほとんどが同じ手法なのと、拉致するまでの過程が、都合がよすぎる。 そんな簡単に捕まえられないでしょう。 一定の共感は出来るものの、カタルシスは得られなかった。 これは社会派の問題定義小説であって、帯にあるような「黒く愉快な圧倒的エンターティメント」ではない。エンタメとしての痛快さはまったくないのである。 ミステリとしてはどうかとなると、さらに希薄である。ほとんどトリックはなく、都合よく犯人に近づくだけで、危険がなさすぎる。スーパーマン的な人物設定と現実的な事件との乖離がありすぎるのだ。 それでも、次作は読んでみようという気にはなる、新人であった。 | ||||
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死刑について書いた作品はこれまで 何作品か読んで来たがこの作品は これまで死刑を扱った作品とはまた 違った見方をしていていろいろ考えながら読むことができた。 | ||||
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まだ途中ですがラストが楽しみです | ||||
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