罪びとの手



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初公開日(参考)2018年06月
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長編小説

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罪びとの手 (角川文庫)

2024年08月23日 罪びとの手 (角川文庫)

この遺体は誰なのか--火葬まで96時間、すべての真実を暴き出せ。 川崎区の廃ビルで発見された身許不明の中年男性の遺体。 事件性なしと判断されるが、刑事の滝沢圭は死亡推定日時と遺品の壊れた腕時計が示す日付とのズレに事件性を疑っていた。 そんな中、遺体を引き取りに来た葬儀屋・御木本悠司が、これは自分の父親だと申し出る。 奇妙な偶然と遺体を目にした悠司が呟いた「殺したか」という言葉に疑念を抱いた滝沢は、独自に捜査を始めるが――疑惑と伏線が絡み合う社会派ミステリー!(「BOOK」データベースより)




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罪びとの手の総合評価:7.00/10点レビュー 2件。-ランク


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No.2:
(3pt)

面白く読んだが

どうにもこうにも「兄が弟を売る様な真似をする」のが腑に落ちなかった。
兄弟縁がそんなに薄かったんだろうか?長男が逃げて、次男が家業継いだとなれば「負い目」だってあるだろうに
猜疑が湧いちゃったら確かに調べたくなるだろうが、「警察」を介在させてしまうその心情が分からんかった
で、立派に家業を継いでいるのを目の当たりしているのに、「父の盟友」が「あいつ気に入らない」の行動をとってしまうのも分からんかった。元々あからさまにバカ息子だったならともかくも…
少なくとも、こんなのが「父の友人」にいたら、えらい迷惑だなあ。と、思った
滝沢が余りにも「父への反発」に固執してるのも違和感あった
親の意に沿わない行動=反発
って考え方が、???な感じ。
概ね面白く読んだが↑のもろもろの方に気を取られてしまい堪能しきれなかった
罪びとの手Amazon書評・レビュー:罪びとの手より
4041065984
No.1:
(4pt)

作家の矜持

死人を見慣れているはずの葬儀社の人間が、身元不明の死体を引き取りに行ったときに驚愕する。その死人は自分の父親だった……、センセーショナルなシチュエーションに慣れているコアな推理小説ファンにとっても、なかなかショッキングな出だしである。葬儀会社という特殊な世界を舞台に、親子、いや、家族の絆が描かれている。伏線が丹念に散りばめられていて、それを束ねていけば、真相への一本の道が見えてくる。推理小説としては、オーソドックスなスタイルを踏襲している。
「人間は必ず死ぬ」、葬儀会社の人間の言葉が心に残っている。死人を相手にすることで生計を立てている。それを正当化するには仕事への矜持が必要だ。病人で生計を立てている医者、犯罪者で生計を立てている警察官……、考えてみれば、弱者や異端者がいなければ成立しない職業は数多い。数々の殺人者や凶悪事件を題材にしている推理作家もその一つか。ならば矜持が必要となる。この小説には、作家の矜持という背骨が通っている。
罪びとの手Amazon書評・レビュー:罪びとの手より
4041065984



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