ひとつ灯せ 大江戸怪奇譚
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この作家は時代小説を量産しているくせに、細かい言葉の時代考証が出鱈目。 厄介・説明(坪内逍遙の造語)、緊張(森鴎外の造語)、姿勢・苦手(夏目漱石の造語)、理由(山縣有朋の造語)、雰囲気(北原白秋の造語)、心配(河竹黙阿弥の造語)、興味津々(加藤周一の造語)、時間潰し(坪内逍遙の造語)、助平根性(里見弴の造語)、協力(明治元年の造語)、連絡(末広鉄腸の造語)、原因(西周の造語)、肝試し(柏原兵三の造語)など、江戸時代にない言葉のオンパレード。 | ||||
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百物語を語るような時代小説はいくつか読みました。この本も髪結い伊佐治シリーズで知った宇江佐さんが怪談話をどのように書かれるのかと楽しみに手に取りました。読んでいると、主人公の世慣れなさ等にちょっといらいらと。でも読み終わると、とても満足。怖いのは怪奇現象ではなく、そんなお話にとりつかれた人それぞれの行く末かと思わされました。 | ||||
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内容が大変に読み応えあり良かったです。人間の心に響く内容で作者宇江佐様の作品を、いままで読まなかったので、これからは出来る限り作品を見つけて読みたいと思っています。 心理的作品です。 | ||||
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伊佐次捕物余話を筆頭に人情物語が多い宇江佐真理さんの 異色とも言えるホラーものです。 他の方もおっしゃられている様にどうして各々が 百物語のメンバーになったのかという説明が省略されていて 少々、その点だけ不完全燃焼感が残りました。 人生50年と言われた江戸時代、悪霊に憑りつかれ生死をさ迷った 大店の隠居・清兵衛(53歳)が主人公です。 最初はあまり霊とかではなく人の怨念みたいなものが霊的現象(妄想)を 生み出している話が多くあまり怖いという感じはありませんでしたが、 中盤からラストにかけてだんだん、じわじわ怖くなっていきます。 終わり方も切ないというかやり切れないというか…、 主人公・清兵衛も死への恐怖がなくなった…とあるのだから、 もうたぶん死期が近いのでしょう。。。 現代は江戸時代とは違い、科学万能の時代ですが いつの世にも理屈や数学では割り切れない話はたくさんある…、 そう考えさせられた一冊です。 この手の時代小説の第一人者は宮部みゆきさんですが 宇江佐真理さんにももっと人間の心の闇、醜さ、怖さ、 ホラーのジャンルを書いていただきたいと思いました。 | ||||
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経済的に余裕のある人たちが、月に1度集まり、ホントにあった恐い話をする物語。 ホントにあったと言っても、そこは小説なので、全部創作だとは思うのだが。 小心者にとっては、ホントの出来事か作り話かと言うことはまったく問題にならず、恐いものは恐いのだ。 そして、ぼくはこれを夜に読み始め、さらに恐い思いをして、眠れなくなり、とうとう一晩で読み終えてしまったのだ。 だから、自分は気が小さいという自覚のある人は、真っ昼間、人のいるところで読むことをお勧めする! | ||||
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