夜鳴きめし屋
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前作『ひょうたん』が主人公夫婦を中心に江戸の人々の人情噺が展開されるに対して、 今作は主人公の男、長五郎にスポットをあてたお話で、そのため前作と比べるとなんだか味気ないというか、お話としての厚みがなく、物足りなさを感じた、様々な人が登場するけれども結局は主人の問題に帰結するわけで、物語に広がりはない、だったら主人公をとことん掘り下げるのかと思えば、まあまあ、そんなもんだよね、という感じで、お店は順調で、周りの人も優しくて、とんでもない事件に巻き込まれる、というたぐいの展開もない、そういう意味では安心して読めるが。 | ||||
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解説を読んでこの作品に前作『ひょうたん』があることを知り大至急購入注文をした。 全体には非常に面白かった。 3話の深川贔屓では本所と深川の境界線がどこであるかの議論が大変興味を引いた。 この時代ではっきり境界が分からなかったことが実際にあったのだろうか。 一般文学通算2718作品目の感想。202301/31 13:40 | ||||
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音松夫婦も好きだったけれど、でもこの親子3人が幸せに暮らすその暮らしぶりの続きが、もっともっと読みたかった… 返す返す無念です 一冊読み終わる度に、大好きな大好きな宇江佐真里さんのご冥福をお祈りしています | ||||
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最後に長五郎がみさ吉に手を上げたのがどうもよく分からない。心の動きは分かるがこいつ女に手上げるようなキャラだったのか? 相談されて憤る夜鷹のおしのの心情もよく分からない。なぜばかにされてると思うんだ? 長五郎という主人公のキャラが誠実すぎておもしろみがないので、デタラメ人間の自分にはただ読んだだけの小説だった。いいお話といえばそうなんだけど・・・ 食事のシーンはぜんぶ見事だった。 本作品で光ったのは駒奴という芸妓。こいつが平坦な物語をわずかに救ったかな。 | ||||
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ネタバレを含みます 『ひょうたん』を読んだのが随分前なので、「芝居の幕が好きだった父が母に無理を言って作らせた半纏」が出てくるまで、続編と気付いていませんでした。 そうかぁ、長五郎の両親はあのお鈴と音松で、二人は亡くなったのかぁ…。 もちろん寂しい気持ちはありますが、あの物語の後も彼らの人生は続き、そして全うしたのだと思えて感慨深いです。 宇江佐先生の作品らしい美味しそうな料理と登場人物が魅力的でした。 個人的には特に増川姐さんと長松母子、おしのさんが好きです。 本編はとても面白いのですが、解説は随分とんちんかんだと思いました。 「相川は別の騒動も巻き起こすのである」は恐らく浦田の騒動だと思われますし、 「手元不如意なのにツケの支払いを求められたり、国許に武家の嫁としては完璧な妻がいるのに吉原の遊女に惚れてしまう相川の苦悩」はツケの支払いを求められたのは相川で遊女に惚れたのは浦田なので、 相川と浦田の武士2人が完全にごっちゃになっています。 | ||||
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