(短編集)

幻の声: 髪結い伊三次捕物余話



    ※タグの編集はログイン後行えます

    ※以下のグループに登録されています。


    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    7.50pt (10max) / 2件

    Amazon平均点

    4.13pt ( 5max) / 23件

    楽天平均点

    3.97pt ( 5max) / 66件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []B
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1997年04月
    分類

    短編集

    閲覧回数583回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数2

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    幻の声 (文春文庫)

    2000年04月07日 幻の声 (文春文庫)

    本業の髪結いの傍ら、町方同心のお手先をつとめる伊三次。芸者のお文に心を残しながら、今日も江戸の町を東奔西走…。伊三次とお文のしっとりとした交情、市井の人々の哀歓、法では裁けぬ浮世のしがらみ。目が離せない珠玉の五編を収録。選考委員満場一致でオール読物新人賞を受賞した渾身のデビュー作。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    幻の声: 髪結い伊三次捕物余話の総合評価:8.26/10点レビュー 23件。Bランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.23:
    (5pt)

    店を持とうと貯めていたお金を盗まれた主人公の、怒りを収めるまでの次第を書いた章が実に感動的!

    久しぶりに時代小説で感動した。
    というのは時代物には、二つのものが描けていないとならない。一つは当時の風俗、もう一つは人情である。しかも時代小説は作者の人としての器が出てしまうので、ちょっとでも幼稚な感じがすると、読み進めることがむずかしいのだ。この方は藤沢周平さんに通じる、エンターティンメント性と感動とを与えてくださる方。もう亡くなっているのが本当に惜しい。さて、私は、このお金を取られた伊佐次の怒り、恨みのぐずぐず、絶望の先に希望を見せたお話を読んで久しぶりにお婆さんも小説を読んで泣きましたよ。
    幻の声―髪結い伊三次捕物余話Amazon書評・レビュー:幻の声―髪結い伊三次捕物余話より
    4163168702
    No.22:
    (5pt)

    宇江佐さんが描く江戸の人情噺の数々、滅法界、痺れますね〜

    20代には司馬遼ワールドにどっぷり浸かり、40代以降は池波正太郎と藤沢周平の長編を繰り返して読み耽り、そして、60代の後半からは平岩弓枝さんの御宿かわせみ41巻を10周以上読んだり、現在は宇江佐真理さんの髪結い伊佐次シリーズ15巻の4周目を読んでいます。1回1回に丁寧に描かれた人情味、人間洞察、そして人はいかに生きるべきかの宇江佐節は、魅力に溢れていて、まだまだ読み足りません。そう言えば、第5巻目あたりの「我、言挙げす」の後書きに、読者から「お前の小説には人情はあっても哲学がない」と言われて宇江佐さんはアホかいなとコメントしていましたが、私はこれだけの長編を通じて訴えたかった人生の色々な生き様に一貫した人生論、哲学がないわけがないと思います。私も人生の折り返しを過ぎて、この小説に見事に描かれた「人生、捨てたもんじゃない」と言う人間愛に溢れたメッセージに酔いしれつつ、今日もこの小説を読み続けています。
    幻の声―髪結い伊三次捕物余話Amazon書評・レビュー:幻の声―髪結い伊三次捕物余話より
    4163168702
    No.21:
    (1pt)

    期待とは違いました。

    人情や人生の機微が出ているという評価をどこかで見たので購入。個人的に勝手な期待でしたが、それとはちょっと違って読み終わらずにあきらめました。あくまで私には合わなかったというだけです。
    幻の声―髪結い伊三次捕物余話Amazon書評・レビュー:幻の声―髪結い伊三次捕物余話より
    4163168702
    No.20:
    (4pt)

    深川芸者の言葉はめっぽう伝法だけど情け深い

    「余話」と題している通り、捕り物話と言うより人情ものです。なのでチャンバラや大捕り物シーンはありませ
    ん。背景や人物描写が緻密で細やかで、特に女性のふとした動作や言葉の切れ端など、潤いある色気さえ感じる筆
    致です。
     例えば深川芸者のお文ですが、思い人の伊三次への甘えは伝法な物言いになりがちです。その突っ張った姿に女
    の限りない恋慕の念がうかがえます。

     第一話「幻の声」の駒吉の心情は、娘を持っている父親なら涙が止まらないのではないでしょうか?本書は結末
    を気にして先を急ぐ作品ではありません。思いっきり登場人物に入れ込んでじっくり味わう物語であると思うので
    すが・・・。
    幻の声―髪結い伊三次捕物余話Amazon書評・レビュー:幻の声―髪結い伊三次捕物余話より
    4163168702
    No.19:
    (3pt)

    幻の声

    本業の髪結いの傍ら、町方同心のお手先をつとめる伊三次。芸者のお文に心を残しながら、今日も江戸の町を東奔西走…。伊三次とお文のしっとりとした交情、市井の人々の哀歓、法では裁けぬ浮世のしがらみ。目が離せない珠玉の五編を収録。選考委員満場一致でオール読物新人賞を受賞した渾身のデビュー作。
    幻の声―髪結い伊三次捕物余話Amazon書評・レビュー:幻の声―髪結い伊三次捕物余話より
    4163168702



    その他、Amazon書評・レビューが 23件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク