余寒の雪
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久し振りに宇江佐さんの時代小説を読みましたが、小説の流れに「枚数稼ぎがない」事に、びっくりしました。更に内容は人情味にあふれ、夢中になって読み続けました。大分以前にお亡くなりになっていることが残念でなりません。登場人物の対話の妙味を充分に満喫させて頂いています。 前に記しましたが、何処にも「枚数稼ぎがない」小説の流れが絶品です。私は「年寄りの長生きの秘訣は読書」と自認していますので、これからも宇江佐さんの時代小説を、愛読させて頂きます。 | ||||
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いつものキレがないなぁなんて思いつつ読んでましたが、最後の「余寒の雪」で大爆発しました。知佐と俵四郎・知佐と松之丞のこころが繋がっていくさまを丁寧に繊細に綴っていて仕上がり絶品。登場人物たちの造形がほんと素晴らしい。 | ||||
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いつの時代にも男装の麗人なる人はいる。 ベルサイユのバラや古くはリボンの騎士的な感じがした。 | ||||
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昭和の終わり頃に、「ちょっと良い話」が流行ったことがあります。 宇江佐 真理さん、初体験ですが、書かれている作品は多くが時代物で、江戸が大好きな作者のようです。 そんな筆者が、肩の力を抜いて、チョット良い恋物語を綴ったのが、深川恋物語のようです。 初体験として、この余寒の雪をオーディブルで楽しみました。 見事な筆力といいますか、滑らかで、シットリとしていて、肩肘も張らず、静かに二人の恋が成就するさまを描いたのが、この作品です。 深川恋物語の中には、破局も入っていますので、全てがハッピーエンドでは無いのですが、この作品は、見事に心を暖かくしてくれる、以前に流行った良い話の延長線上にあるような作品です。 そんなおとなしい作品を、梶けいこさんの落ち着いた声質が惹き立て、最後まで一気に聴くことが、楽しむことができました。 素晴らしい作品、ありがとうございます。 | ||||
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女剣士の知佐とやもめの俵四郎のお話。 知佐さんは、まさか江戸まで出て、八丁堀の後添えに入るとは思わずに、故郷を 発ったと思います。 なんともぎくしゃくしながらも、俵四郎の子松之丞が二人を結び付けてくれたのかも しれません。 私は「さだの境地」に強く惹かれました。 銀婚式を経て、私も夫に対していいかげん「さだの境地」になっていてもいいはずなのに まだ心の成長が足らないのかもしれない・・・「余寒の雪」を読んでそう思いました。 わが夫も俵四郎さんと同様に、広い心で私を見ていてくれているのかもしれないのに・・・。 | ||||
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