ランズデール、バーカー、ブロック、マキャモンなど、超一流の恐怖の紡ぎ手が集結! この世にあってはならない多種多彩な悪夢が勢揃いする、世紀の映画ホラーアンソロジー。

まがいものの“神”になってしまったジョンの苦悩は続いた。

これまでも数々の事件に巻き込まれてきたジェーク&ヘレンのジャスタス夫妻。

大学の客員教授、久和が窃盗と公務執行妨害の容疑で逮捕された。運転する車の中から、血の付いた他人の財布が発見されたのだ。

妻を殺そう。

両親を失った後も、愛猫と幼馴染に護られ逞しく生きる星玲子。初恋の思い出と祖父の遺産を巡る策謀が少女を翻弄する。

ある総合商社のお荷物部署。毎夜経費で飲み食いを繰り返すという噂から、人は彼らを「グルメ課」と呼ぶ…。

女優　音無美紀子さん　大絶賛! 「かたくなに真実を隠し、愛する人のために尽くそうとする登場人物たちの心情に寄り添いながら、先の読めない展開にワクワクドキドキの連続でした。

身体を求めてくる義父を殺したい女子中学生。所持金２千円、ネカフェ暮らしに絶望する30代男性。

眼窩は深く落ちくぼみ、皮膚が乾ききった三人の少女の遺体。

バニーとエラは一夜にして夫婦となり、リリアンという九歳の娘を持つことになった。

元映画スター藤堂寅吉が、事故死した息子を偲ぶ会を開いたその夜、屋敷で殺人事件が起きた。

いつか終わる恋をしていた私。不意の病で人生の選択を迫られた娘。

交番勤務中の岩城は、新設された特命捜査対策室九係への配置転換を命じられた。

財務大臣が刺殺された。犯人は完全黙秘。

就職活動に失敗し心が 折れた24歳の小夜子は、 偶然見知らぬ誰かの通夜に 参列することに。

自分の部下がCIAに駆け込むという致命的失態を演じたKGB第一管理本部長は、亡命者の信頼性を失墜させる起死回生の策として、自ら発案した偽装亡命者となってアメリカに赴いた―。

「第２回論創ミステリ大賞」受賞作の書籍化！　大手デベロッパーのエースだった吉沢は、プロジェクト失敗の責任を負わされて左遷。

ここではないどこかに行きたいあなたへ。二度読み必至!人生の選択の物語 「雨がくると、覚悟をしなけりゃいけない。

夏休み、人けのない校庭に男の死体が転がっていた。校内には十五人の生徒だけ。

女武芸者の佐々木留伊が、夜の町に出没して＜辻投げ＞をおこなうのも、つまるところは、男を漁り男を得、子を生み妻となり母となりたいがためのことなのである──という書き出しで始まる「妙音記」は、美しく強い女の人生の転機をユーモラスに描いている。

事故が多発し、幽霊も出るという噂がある“魔の街道”。大晦日の夜、そこで人を轢いたらしいという中年男が出頭してきた。

警視庁監察係の新海真人は、首席監察官の秋月雅子に命じられ、科捜研の七尾と麻薬取締官の江口との会合に出向いた。

1980年代、香港。

昭和11年、女学生・平田鶴子は修学旅行のため大阪から東京へ向かう列車にいた。

摂政の宴に招かれたクランストン検死官は、四人もの人間を殺した〈緋色の部屋〉の謎を解くはめになる。

「俺はずっと君のことが気になっていて、一度でいいから話してみたかった」 高2の藍原美月は親友の彼氏に叶わぬ片想いをし、悩む日々を送っていた。

憧れの警視庁捜査一課に異動となった椎名真帆。だが、与えられた仕事ば雑務ばかりだった。

古い知り合いの新聞記者・今西から、久々に連絡が入り、難事件が持ち上がったという。 街中で突然、女子大生が蒸発したのだ。

どうかこの夜を恐れないでほしい。

「あなたは、サイエンスを愛していますか?」 興国科学研究所に勤めるクビ寸前の研究員・円城寺は、突然センター長の呼び出しを受けた。

四日市支局長の藤岡が川で転落死。

野党の有力な黒人議員が刺殺された。ジャーナリスト探偵サムの活躍を描く注目のブラック・ハードボイルド。

京都・清滝トンネル内で幼稚園児の送迎車が消失!この奇怪な誘拐事件の現場には、赤かぶ検事の息子・柊正雄判事補が居合わせていた。

新潟県親不知で、河田光雄が特急「白鳥」に飛び込み、死亡。さらに、東京で彼の上司・横山修司係長の死体が発見された。

ある朝、タナーに入ってきた連絡は衝撃的だった。

滅びゆく日本の伝統職人が、消えゆく命の前に果たした最後の仕事。ミステリーの大家が贈る、珠玉の八篇。

埼玉県北西部の田舎町。

早朝、三浦半島・油壺。散歩中の老人が海上で炎上する1艘のクルーザーを目撃した。

ミステリアス学園ミステリ研究会、略して「ミスミス研」。

迅人さん、うさぎのこと“大好き” なんですね。探偵の迅人は、ストーカーに悩まされている。

「和真は俺の兄貴で…そして今日から、月子のもうひとりのお父さんだ」東京、三軒茶屋の路地裏に佇むプラネタリウム。

英国の弁護士ニコラスは、赴任先のモスクワでハンドバッグを奪われようとしている魅力的な若い女性マーシャを助けた。

中国・唐代、二郎・七娘・小妹の幼なじみ3人は、桃林で10年ぶりに再会した。

「このおっさんが父さんを殺したんだ!」広島でおきた殺人事件の裁判、被害者の息子の叫びもむなしく、被告人は無罪となった。

日本最後の清流・四万十川とトンボ王国・中村を観光パンフレットで紹介した縁で、瓜生慎親子は土佐へと家族旅行に出かけた。

若きパイロット間宮治郎は、国際線デビューに胸を膨らませていた。

探偵事務所を開いている「俺」のもとを訪れるのは、やくざと、やくざよりタチの悪い悪徳刑事ばかり。

老人世帯でつづく不可解な火事。住人は“不幸な偶然が重なって”焼死した。

定年を迎えた佐竹は、妻と理想郷“ゆうとりあ”に移住するが…。“非会社員生活”の理想と現実をコミカルに描く、傑作長篇。

スイーツにまつわる13編のアンソロジー YouTuber「えもじょわ」特別エッセイ寄稿 本書はスイーツにまつわる、13編の泣ける物語を収録しています。

昭和12年、大阪。老舗薬種商の鴇屋蛟龍堂は、元祖と本家に分かれ睨み合うように建っていた。

甲子園に憧れていた。予選を勝ち進んだ。

豪邸ご自慢の素敵なキッチンが見学できる、町のキッチンツアー。

神田の貧乏長屋につどう大道芸人ものごい連中が、砂絵のセンセーの指揮でとりくむ事件のかずかず。

ヤンデレ気味な幼馴染・三城紗弥花に手を焼きながらも、國枝春季はつつがなく高校生活をスタートさせていた。

新進ピアニスト・三郷夕鶴の相談を受けた浅見光彦。

北町奉行をつとめて江戸市民に「遠山の金さん」と親しまれた左衛門尉景元が、南町奉行になった折も折、江戸には白狐小僧と自称する女犯盗賊が跋扈していた。

国際的巨大ヘッジファンドの元幹部・仁科の息子が誘拐された。犯人の要求は「一億円を持ってブリュッセルへ飛べ」。

事件解決のごほうびに、写楽病院の別荘に招待された、探偵団の面々。

猛吹雪の中、上高地の友人宅へ向かう警視庁捜査一課の夏目大介警部は、深雪に覆われた林道で立ち往生していた若い女を助け出す。

新聞社を辞め、作家修業中のハウエルは湖畔の町にやってきた。

密室状態の家で両親と兄が殺され、小学生だった彼女だけが生き残ったその事件は「僕」が12歳の時に起きた。

ニューヨークの有名博物館からルパンが盗んだ宝石。それは「世界を変える」宝石だった。

これが最後の恋だと思ったのに…ひと目ぼれ、猛アタック、玉砕を重ねて42年。

江戸川乱歩に認められてデビューし、幻想的なミステリーから純文学まで幅広く活躍した名手の短篇を収録した作品集。

身代金目当てで娘を攫われた商家の主が、噂を頼りに、口入屋の安田屋に居候する円十郎を訪ねてきた。

四つの高校が居並ぶ、東北のある町で奇妙な噂が広がった。「地歴研」のメンバーは、その出所を追跡調査する。

聖創学院に訪れた文化祭の季節。文芸部の面々も、会誌の作業に追われる日々を送っていた。

バレエ教師の美土里の前に突然刑事と名乗る男が現れた。恋人の数馬が、自宅で血まみれで発見され、直後に消えた、という。

声…瓜ふたつの声…殺された女の声!?元弁護士のタクシー運転手、アルファベット・ヒックス。

高時給に惹かれ「悪霊退治」のバイトを始めた栞。

江戸の長屋で密室殺人事件が発生! 事件現場で住人たちが目撃したのは、天翔ける巨大な白猫だった……。

歌舞伎の名門茗荷屋の松之助が京都公演中に突如苦悶し、変死した。

情報部からナチの大物スパイ“NとM”の正体を秘密裡に探るという任務を帯びたトミーは、妻のタペンスには内緒で任地へと赴いた。

1967年、ミシガン州の小さな町イプシランティ。誕生日を前にした老人が、行きつけのバーで長年の願望をもらす。

「お客さんに言われたんですよ。盛り塩した方がいいよ。

その女性の惨殺死体には首がなかった。またしても犠牲者か。

軽井沢の山荘で吹雪のために、9名の男女が閉じ込められていた。自動車は故障し、電話線は切られている。

江戸の夏の風物詩―杉の青葉などをいぶして蚊を追い払う蚊遣り火。

江戸で大評判の伽羅油「花の露」を扱う桔梗屋の主、吉蔵が多額の借財を残して姿を消した。

叩きつける氷雨に逆巻く大波。木端のように翻弄される「ライアン」では、甲板士官レンソンの激務が寝る間もなく続いていた。

あの夏、ぼくは「勇気」を手に入れた。稀代のストーリーテラーによる約3年ぶり、渾身の長編小説。

松崎小学校のそばで身元不明の死体が発見されたというのに、写楽ホームの軍平さんと乙松さんは、捜査にぜんぜん興味がないみたい…。

「三身一体の剣か! 」――居候をしている安田屋への帰途、浜町堀で三人組の黒頭巾の刺客に囲まれ、窮地に陥った橘円十郎だったが……。

失踪の痕跡は埋蔵金の眠る巨大ダムの底へとつながっていた。曼陀羅が解き明かす境界へ女は一歩を踏み出した。

樹齢千二百年の金木犀が見守る昔懐かしい街。

いなくなった若い娘は醜い容姿に悩み、怪しげなセラピーにのめりこんでいたという。

婿養子が公金を持ち出し失踪。

入り組んでいてせわしない。いつも飛び回っていて、その気になればいやというほど刺せる―“蜂の巣”。

５対４で有罪―― この判決は、ほんとうに正しかったのか？ 死刑か冤罪か。

人気作家たちが描き出す、宝物のような11編 さあ、物語を探しに行こう! 「小説すばる」創刊35周年記念特別アンソロジー いきなり文庫! 眠れない夜。

とある日―。広告代理店に勤める根本に、ベストセラー小説『永久の大地』を映画するよう社命が下る。