霧の塔の殺人
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
霧の塔の殺人の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク
霧の塔の殺人の総合評価:
7.33/10点 レビュー 6件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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いったい誰が、何のために首と胴体を切り離したのか?
この難事件に挑むのは前作に続き藤田警部補なわけだが、
本作では新聞記者の一方井(いつかたい)の視点で物語が進んでいく。
美しい女性が登場したり、薪能(たきぎのう)の場面が出てきたり、命が狙われたり・・・。
おそらく著者が意図したのであろうが、この展開は内田康夫・浅見光彦シリーズによく似ている。
それはともかく、第二・第三の殺人事件が起こり、被疑者がテロリスト化したり、
38年前の事件がつながってくる辺りは大変面白く、著者の真骨頂と言える。
欠点は、最初の被害者の首を切断した理由が曖昧、推理というよりは自白に頼っている、岩手という地方色があまり出ていない、タイトルは「霧の塔」というより「霧の峠」の殺人ではないか?
というところだろうか。
この三部作は、地方の抱える過疎化、少子高齢化、就職難、地域格差などの社会的な問題を浮き彫りにしていたように思う。
もし可能ならば、東北震災後の岩手を舞台として、このシリーズを書き続けて欲しいと願うのは私だけではあるまい。