呪い唄 長い腕II
- 幕末 (129)
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過去と現世の場面転換が分かりにくかった | ||||
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自分に合うのか判らないが、スイスイ読み進められる。 幕末と現在を行き来して話が交差して、ミステリーに深みを与えている。続きが読みたくなる小説です。 | ||||
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面白い。22文字入れるのが面倒、もっと客の気持ちを考えてほしい。 | ||||
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現在と過去のできごとを交互に出す手法は、時にテクニックにはしりすぎ、とも感じられる所はあるが、スケールの大きさを感じさせる。勝海舟が出てくるところが最初唐突に感じたが、読み終わってみると印象に残っている場面が多い。この巻から読んでも楽しめるが、前作を読んでいるとさらに楽しめる。 | ||||
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この作品は、2001年に横溝正史ミステリ大賞を受賞した「長い腕」の続編で、なんと11年ぶりに発表されたそうです。自分が作者の川崎氏を知ったのはごく最近で、前作とこの作品の両方を、続けて読みました。 前作は、物語が進み始める前に、主人公であるゲーム制作会社勤務の島汐路の生活が延々と描かれていて、生活時間帯もめちゃくちゃにならざるをえないゲーム制作という職業の過酷さを描きたかったのだろうか?と思ってしまうほどでした。そのあたりが処女作らしいというか難点だったのですが、いざ話が急展開し始めるとどんどん引き込まれました。続編があると知って、あの話をさらにどう展開させるのか?と、興味深々でこの作品を手に取りました。 結論から言うと非常におもしろかったです。はじめは、嘉永元年(1848年)の四国愛媛県、慶応4年(1868年)の江戸、大正12年(1923年)の東京、昭和20年(1945年)の愛媛、1999年らしい愛媛、そして現在の東京と、時代と舞台の違うエピソードが順に出てきて、勝海舟や西郷隆盛など歴史上の有名人も登場し、いったいこれらがどう繋がるのだろうか?とそれぞれを記憶にとどめるのにちょっと戸惑いました。 その後は、汐路が、恨みをかった名家にかけられた呪いはまだ終わっていないという判断から、故郷である愛媛県早瀬にずっと滞在している様子が描かれ、それと平行して、勝海舟の若い頃である勝麟太郎を中心に江戸時代の話が進みます。こちらの江戸時代の話に、呪いの原因となる最初の出来事から、さらに事態が進んでゆく様子も描かれます。 それにしても、当事者がすでに何百年前に亡くなっているのに、その恨み、呪いを現代にどうして実行することができるのか?と思いましたが、困難とも思えるそんなテーマを、作者は大変うまく組み立て、創作したと思います。江戸時代の描写も軽々しくならず、大作の風格があると言ってもいいほどです。前作に比べると格段に完成度が高いと思います。 登場人物も、90代の知的で聡明な老人から、20代の今時を生きる若者まで、そして江戸時代の人間まで、とてもよく書き分けられていると思います。主人公の汐路については、前作では最初、男性かと思っていました。飾り気なく、口数が少なく物静かで、物を所有することを好まず、さばさばとして、女性らしい要素がまったくなかったからです。そのせいか、あまり実在感がなく、もしかして作者は女性を描くのは苦手なのかも?と思いました。けれど、むしろ女が惚れそうなボーイッシュな女性で、個性的な魅力があります。また、作者は愛媛出身だそうで、四国がよく描けているのは、そのためかと思いました。 作者本人のあとがきでは「"長い腕”の最終部である第三巻で、また皆様とお会いできることを祈りながら・・」と書かれているので、まだ続編があるようです。この先どうなるのかとても楽しみで、続編が待たれます。 | ||||
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期待通り、面白かったです。前の品と読み比べるとより分かり易くて面白い。 | ||||
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