存在しなかった男: 警視庁捜査一課田楽心太の事件簿
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.33pt |
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ハネムーン帰宅の飛行機内から夫が行方不明になってしまった。 | ||||
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私はこの作品を名作リストに入れました。登場人物はみな身近にいて顔が浮かんでしまいそうな人ばかり、心象描写もリアリティがあってグッと物語の世界に引き込まれてしまいます。主人公「奈々」がハネムーン帰国直後に忽然と消えた夫をさがすところから物語ははじまります。読者はたぶん彼女の「思い」とともに読み進めるはずですが、それはいつの間にか誰かのものとすり替わるはずです。この仕掛けがすばらしいと思いました。ただ「上手」というだけではなく、この「テーマ」とそれを伝える手段として適しているんです。テーマは普遍的であり、かつ、現代社会の問題ですね。・・・しかし・・・この「奈々」どこにでもいそうな、ふっつ-----の女だよぉ・・・故に悲しみに浸れる名作です。(あ、ちと泣きました) | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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読者それぞれだろうが、この作品は最近読んだ中では面白い作品のひとつ!内容をどうのこうのと言うより読めば理解できるだろう。 | ||||
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デビュー以来、年1作の割合で作品を刊行してきた作者の第5作。 この作品で「ステップアップしたな」と感じた。内容を詰め込み過ぎるとかの、これまでの作品にあった欠点が整理され、すっきりとまとまった印象。「ハネムーンから帰ってきたら新婚の夫が消えていた」という掴みも良い。 恐らく、ミステリーに詳しい読者なら、トリックにさほどの意外性は感じないと思う。先行作品の影響も感じられる。それでも、この作家が、今後もミステリー作家として活躍していくだけの覚悟と力量を示した作品と言えそうだ。社会の矛盾に切り込む姿勢は相変わらずで、それならばもう少し深いところまで掘り下げてほしいとか、物足りない面もあるが、今後に期待したい。 | ||||
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