首挽村の殺人



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初公開日(参考)2007年06月
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長編小説

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首挽村の殺人 (角川文庫)

2009年09月25日 首挽村の殺人 (角川文庫)

岩手県にある鷲尻村。長く無医村状態が続いた当地に、待望の医師が赴任した。その直後、彼は何者かに襲われ帰らぬ人となった。巨熊に襲われたと噂される彼の代わりに新たに赴任した滝本。だが、着任早々、彼は連続殺人事件に遭遇することになる。先祖の祟りに縛られたこの地で、彼らを襲うのは熊なのか、それとも―?横溝正史ミステリ大賞を受賞し、21世紀の横溝正史が誕生と各方面から絶賛されたデビュー作、待望の文庫化。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

首挽村の殺人の総合評価:5.48/10点レビュー 23件。Cランク


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全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

首挽村の殺人の感想


 舞台は岩手県の奥地鷲尻村。 数か月前に村唯一の医師が事故死を遂げていたこの場所に後継の医師としてやって来たのは「滝本志門」。 凶暴な熊、血生臭い昔話、村の財政難、不穏な雰囲気漂う鷲尻村にて連続殺人の影が・・。

 誰が言ったか21世紀の横溝正史、私の中の横溝正史のイメージと言えば金田一耕助を主人公とする探偵小説家で飄々とした探偵とおどろおどろしい舞台、戦争後昭和の日本が本人が生きてきただけあって当然に刻まれているといった感じでこの作品とは特に結びつかないです。 単に独特の因習残る怪しい村が舞台というなら別に横溝正史の特権では無いかと。

 物語の方ですが色々と話を広げた割には特に相互的に絡まり合うこともなく、人物の描写もいまいちです。 賞の選評としては桐野氏と坂東氏に同調したい。★は5つ


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りーり
9EDFH0HC
No.5:
(6pt)

首挽村の殺人の感想

山間の寒村、民話に沿った連続殺人・・・で、横溝正史?
違うだろー!横溝感は、ほとんど無い。あんな家庭で育った滝本兄妹なのに、兄は医者、妹は医者の婚約者。まさにミステリー!「あにきー、最近スロットで儲けてんだろ。彩とメシ食いにいくから金くれよ。」ってとこが、せいぜいなのでは?21世紀の横溝正史が誕生とか聞かなければ、楽しめたかもしれない。ところで赤熊クンは、どこ行っちゃたんでしょうね?

板野いつら
49HU567D
No.4:
(6pt)

首挽村の殺人の感想


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カミーテル
MCFS6K6O
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

タイトルで嫌遠するのはもったいない作品

図書館でこの作品を手に取りました。タイトルのとおりおどろおどろしい感じの作品がよみたかったからです。確かに時におどろおどろしい描写もありましが読感は爽やかでした。よい意味で期待を裏切られたのでお勧めしてみようと思いました。いい作品でしたよ。雪に閉ざされた村でのマタギと赤熊の戦いは迫力ありましたし自然や村の伝説とともに描かれる村人の姿はリアリティがあって共感できました。私は物語にはメッセージを求めるタイプなので、その点についてはちょっと曖昧だったかなともおもいますが・・・これもひとつの「業の浄化」でしょうか・・・現代社会の片隅に追いやられてながらもまだ、自然と共存し、死の伝説を乗り越えた現代のこの村だから、浄化が成立したのかもしれませんね。と勝手に解釈いたしました。

坊主頭
729KTNIV
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

首挽村の殺人の感想


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ニコラス刑事
25MT9OHA
No.1:
(6pt)

首挽村の殺人の感想

 山深く過疎の進んだ村、マタギ文化と伝説的な熊の存在、因習、むかし噺、社会問題など設定の1つ1つは非常に良く出来ている。 
 しかし良いアイデアも詰め込みすぎては全てがぼやけてしまう。
 特に熊のくだりは迫力があるものの、肝心の殺人事件を希薄なものにしてしまっている。
 これは普段戸締りもしないような平穏な村で起こった殺人事件、それも連続殺人事件なのだから人々が感じている恐怖や周りに対する疑惑、それぞれの人物像・人間関係をもっとしっかり描いて欲しかった。
 素材は良いが、作品としてはいまひとつ。
 「死墓島の殺人」と同様、惜しい作品。

 「首挽村の殺人」と熊メインの「マダギ村の殺人」、2つに分けると良かったかも。

アマくネエぞ
3PXWPUHZ
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