死墓島の殺人
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
死墓島の殺人の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語の舞台である「偲母島」(死墓島)に関する諸々の設定が非常に良く出来ている。 | ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人間の心理の葛藤はうまく書けていると思いました。共感出来る部分も多く見事だと思います。 でも謎解きはどうかな…推理小説としての面白さはあまり感じられません。 海外の有名ミステリの方が面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さらに、民俗学などにも興味はないのだろう。 横溝ばりにわらべ歌を彩りに使っているのだが、そこへ繋げる苦労を一切していない。 登場人物が唐突に口ずさむ。 いきなり全員が歌って踊り出すインド映画のようだ。 また歌詞が凄い!「三人残して皆殺し」とか。 わらべ歌というのは、直接口に出せないことを隠喩で示すものなのだ。 「とうりゃんせ」「ずいずいずっころばし」「かごめかごめ」すら知らんのか。 いや、売るための手段なので、どうでもいいと思ってるんだろうなぁ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『首挽村の殺人』に続く、「殺人シリーズ」第2弾とのことで、 前作は横溝正史賞とのことです。 岩手県内釜石市沖合の島が舞台となってますが、 この島には江戸時代からのいろんな因縁やらなにやらがありまして、 しかし本土とはほんの2kmしか離れておらず、 ま、限界集落なわけです。 そこでおきた猟奇殺人と江戸自体からの因縁が絡むと思いきや、 実はネット出会い系が絡んでました(笑) 最後がなんていうかこじつけぽくてというよりも、 現代に無理やり横溝の世界を絡めてみましたという感じ。 その絡み方がちょっと手抜きというか、無理があるというか。 うーん。 微妙でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2008年に出た単行本の文庫化。 前作『首挽村の殺人』でも活躍した藤田警部補が引き続き探偵役を務める。 今回は岩手県内でも、釜石市沖合の孤島が舞台となっている。江戸時代の処刑場、処刑方法、子守歌などに沿って連続殺人が発生し、いかにもという雰囲気が漂う。 しかし、結末にはいささか疑問が残る。 犯人像を描くのに執心なようだが、とってつけたようというか、唐突というか。 本格ミステリとしては拍子抜けであった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作の首挽村の殺人と比べると、少し読みやすくなり作者の成長を感じた。 さらっと読める横溝風ミステリを求めているならば、良いのではないかという感想。 個人的に前作の赤熊出没というような、小手先の小細工を感じさせる演出を多用しなかった点を評価したい。 しかし、閉鎖的な島民うんぬんというわりには普通に協力的な印象を受けたり、 登場人物と読者との温度差等、いまいち感情移入しづらい点は相変わらずな印象。 物足りなさを感じさせるのは前作と同様で、殺人事件なのに上品にストーリーが進んでいき勝手に終わってしまった。 作者の自己満足さを感じる仕上がりに、毎度読み終わりに少なからず萎えてしまう。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 9件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|