死墓島の殺人



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初公開日(参考)2008年08月
分類

長編小説

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死墓島の殺人

2008年08月29日 死墓島の殺人

岩手県沖の小島、偲母島。この島の断崖で、島長の海洞貞次の他殺死体が発見された。捜査のために偲母島に渡った藤田警部補は、この島が地元の人々から「死墓島」という不吉な名前で呼ばれていることを知る。その名の由来は、島に残されたおびただしい数の墓石だった。なぜこんなにも多くの墓石が残されているのか?閉鎖的な島民たちを相手に捜査を開始した藤田は、次第に死墓島の裏の歴史を知ることになる。横溝正史の正統な後継者が描く、傑作長編推理。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

死墓島の殺人の総合評価:5.80/10点レビュー 10件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

死墓島の殺人の感想

 物語の舞台である「偲母島」(死墓島)に関する諸々の設定が非常に良く出来ている。
 それだけに事件の真相が島の歴史やそれと深く関わっている人々と上手く絡んでいないのが残念。
 ここを上手く繋ぐことが出来ていたら「名作」になっていたのではないだろうか。
 人物も上手く書けているし、場面描写も悪くない。
 しかし秀作というには少し及ばない、惜しい作品。

 「横溝正史の正統な後継者」は、いろんな意味で要らない。

アマくネエぞ
3PXWPUHZ
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.9:
(3pt)

普通の読み物しては悪くないが…

人間の心理の葛藤はうまく書けていると思いました。共感出来る部分も多く見事だと思います。
でも謎解きはどうかな…推理小説としての面白さはあまり感じられません。
海外の有名ミステリの方が面白い。
死墓島の殺人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:死墓島の殺人 (角川文庫)より
4043943628
No.8:
(1pt)

作者はたぶん、横溝正史など好きじゃない (笑

さらに、民俗学などにも興味はないのだろう。 横溝ばりにわらべ歌を彩りに使っているのだが、そこへ繋げる苦労を一切していない。 登場人物が唐突に口ずさむ。 いきなり全員が歌って踊り出すインド映画のようだ。 また歌詞が凄い!「三人残して皆殺し」とか。 わらべ歌というのは、直接口に出せないことを隠喩で示すものなのだ。 「とうりゃんせ」「ずいずいずっころばし」「かごめかごめ」すら知らんのか。 いや、売るための手段なので、どうでもいいと思ってるんだろうなぁ。
死墓島の殺人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:死墓島の殺人 (角川文庫)より
4043943628
No.7:
(3pt)

現代に無理やり横溝の世界を絡めてみましたという感じ

『首挽村の殺人』に続く、「殺人シリーズ」第2弾とのことで、
前作は横溝正史賞とのことです。
岩手県内釜石市沖合の島が舞台となってますが、
この島には江戸時代からのいろんな因縁やらなにやらがありまして、
しかし本土とはほんの2kmしか離れておらず、
ま、限界集落なわけです。
そこでおきた猟奇殺人と江戸自体からの因縁が絡むと思いきや、
実はネット出会い系が絡んでました(笑)
最後がなんていうかこじつけぽくてというよりも、
現代に無理やり横溝の世界を絡めてみましたという感じ。
その絡み方がちょっと手抜きというか、無理があるというか。
うーん。
微妙でした。
死墓島の殺人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:死墓島の殺人 (角川文庫)より
4043943628
No.6:
(3pt)

今度は孤島

2008年に出た単行本の文庫化。
 前作『首挽村の殺人』でも活躍した藤田警部補が引き続き探偵役を務める。
 今回は岩手県内でも、釜石市沖合の孤島が舞台となっている。江戸時代の処刑場、処刑方法、子守歌などに沿って連続殺人が発生し、いかにもという雰囲気が漂う。
 しかし、結末にはいささか疑問が残る。
 犯人像を描くのに執心なようだが、とってつけたようというか、唐突というか。
 本格ミステリとしては拍子抜けであった。
死墓島の殺人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:死墓島の殺人 (角川文庫)より
4043943628
No.5:
(3pt)

前作より成長を感じる仕上がり

前作の首挽村の殺人と比べると、少し読みやすくなり作者の成長を感じた。
さらっと読める横溝風ミステリを求めているならば、良いのではないかという感想。
個人的に前作の赤熊出没というような、小手先の小細工を感じさせる演出を多用しなかった点を評価したい。
しかし、閉鎖的な島民うんぬんというわりには普通に協力的な印象を受けたり、
登場人物と読者との温度差等、いまいち感情移入しづらい点は相変わらずな印象。
物足りなさを感じさせるのは前作と同様で、殺人事件なのに上品にストーリーが進んでいき勝手に終わってしまった。
作者の自己満足さを感じる仕上がりに、毎度読み終わりに少なからず萎えてしまう。
死墓島の殺人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:死墓島の殺人 (角川文庫)より
4043943628



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