奇妙な同人誌「迷宮草子」の恐怖！恐怖！　古書店で主人公は奇妙な同人誌を入手する。

岩手県の太平洋岸にある小金牛村から、県庁所在地である盛岡市まで向かうには、いくつかの峠を越えなければならない。

奇妙な原稿が、ある新人賞に投稿された。“私”は友人から応募者の名が「三津田信三」だと知らされるが、身に覚えがない。

岩手県にある鷲尻村。長く無医村状態が続いた当地に、待望の医師が赴任した。

幼い頃、引き取られた百巳家で蛇神を祀る奇習と怪異の只中に“私”は過ごす。成長した“私”は訳あって再びその地を訪れる。

作家兼編集者の三津田信三が紹介された男、龍巳美乃歩が語ったのは、旧家、百巳家での迫真の実話怪談だった。

合コンで知り合った男とスピード婚を果たした奈々。資産家の息子だという彼と、タイのビーチで夢のような時間を過ごした。

神々櫛村。谺呀治家と神櫛家、二つの旧家が微妙な関係で並び立ち、神隠しを始めとする無数の怪異に彩られた場所である。

目を奪う美貌と、小学生とは思えぬ色香。転校生の目童たかりは、謎めいた美少女だった。

尾木遼平、46歳、元刑事。

警視庁捜査一課の田楽心太警部は、普段から不真面目な態度が目立ち、上司や同僚、後輩からさえも睨まれることが多い。

ゲーム制作会社で働く汐路は、同僚がビルから転落死する瞬間を目撃する。

本格ミステリ大賞受賞作家が綴る、”最凶”の家ホラー。 山の中腹に建つ家に引っ越してきた、小学四年生の日々乃翔太。

早瀬の旧家、東屋敷の一人娘が殺害された。敬次郎の呪いの罠を疑う当主は汐路に調査を依頼する。

六本木の違法クラブで女子中学生が惨殺される事件が起きる。

汐路のいとこ兄妹が命を落としてから数ヶ月、町を呪った近江敬次郎の復讐はまだ終わっていない―。

明治時代の山間集落で起きた猟奇的殺人事件。鉱山で働く囚人たちの不穏な動き。

6歳の奈津江には、不思議な能力があった。誰かが失くしたものを探し出すことができるのだ。

東京を壊滅寸前まで追いやった大震災から4年後、息子を喪った刑事くずれのヤクザ巽丑寅は、不思議な魅力を持った少年、丈太と出会う。

女は裂かれた腹から胃腸を抜き取られ、男は冒されるはずのない高山病で死んでいた。

中央区日本橋。男性の“損壊"遺体が発見された。

密室で殺された画家が遺した手記には、六人の処女の肉体から完璧な女=アゾートを創る計画が書かれていた。

一九八五年、上野の職安で出会った葉子と希美。互いに後ろ暗い過去を秘めながら、友情を深めてゆく。

自殺とされた資産家夫人の不審死。彼女に呼び寄せられるかのごとく、法要のたびに少女が殺される。

平成5年初夏―京都で残虐な事件が発生した。被害者はあおぞら合唱団に所属する長尾靖之と沢井恵美。

警視庁に新設された広域捜査専任特別調査室、通称「SRO」。

蒼白い霧に峠を越えると、湖上の小島に建つ漆黒の館に辿り着く。忌まわしき影に包まれた浦登家の人々が住まう「暗黒館」。

十三歳で遊女となるべく売られた少女。“緋桜”と名付けられ、身を置いた世界は苦痛悲哀余りある生き地獄だった。

失われた過去の記憶が浮かびあがり男は戦慄する。自分は本当に愛する妻子を殺したのか。

孤児院育ちの美女から生家を探してほしいとの依頼を受けた弁護士・川路。

黒滝誠治警部補、非合法な手段を辞さず、数々の事件を解決してきた元凄腕刑事。現在は人事一課に所属している。

作家の元に集まった五つの幽霊屋敷話。

死相が視える探偵・俊一郎のもとに、遺産相続殺人と思われる事件の捜査依頼が舞い込む。

衆人監視の白木の箱の中から突如消えた“人形の首”。

うらぶれた小路の突きあたりに、妖しげな明かりを放つバーが一軒―。

旧家の猪丸家に現れた記憶のない謎の女・葦子は、開かずの間だった蔵座敷で“狐狗狸さん”を始める。

顔に傷があるため「スカーフェイス」と呼ばれる女性刑事・淵神律子。

捜査一課・追跡捜査係の沖田大輝とかつて強行犯係で同僚だった、刑事総務課・大友鉄が最大の危機に見舞われた。

中学3年生の築舘凛は、4歳のときに両親が離婚して以来、新聞記者の母・深雪との母子家庭。

まるで拾った宝くじが当たったように不運な一日は、一本の電話ではじまった。

コスプレ准教授の、華麗なるウンチク推理 東京・国友塾大学で教鞭を執る村主周一郎准教授は、人並みはずれた西洋史オタク。

紅一点会員のマリアが提供した“余りに推理研的な”夏休み―旅費稼ぎのバイトに憂き身をやつし、江神部長以下三名、宝捜しパズルに挑むべく赴いた南海の孤島。

さらし首の名所・暗闇坂にそそり立つ樹齢2000年の大楠。

深い喪失感を抱える少女・美緒。謎めいた過去を持つ老人・丈太郎。

かつて乙霧村で、戸川稔という男によって一家五人惨殺事件が引き起こされた。

嵐の夜、マンションの十一階から姿を消した男が、十三分後、走る電車に飛びこんで死ぬ。

廃屋で見つかった5人の女性の死体。そのどれもが身体の一部を切り取られ、激しく損壊していた。

ちょっとヘルシンキへ行くので留守を頼む―。そんな置き手紙を残し、御手洗潔は日本を去った。

毎日が黄金に輝いていた12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して忽然と姿を消した。

日本列島を震撼させた「歌舞伎町封鎖事件」から七年。伝説となった犯罪者“ジウ”に自らを重ねる新たな怪物“ダムド”が現れた。

「この地で面白いものを発見した。

東北の寒村・不亡村に、古くから伝わる「三つの奇跡」。調査に訪れた探偵の海老原浩一は、術を操る糸瀬家に翻弄される。

秋津真白は、伯母・赤江神楽の遺体の前で目を覚ました。だが、全ての記憶がない。

小学6年生の男子生徒がクラスメイトを毒殺した。

強く死を願う患者の前に現れて、その願いを叶えてくれる―栃木県・下野東方病院関係者の間でささやかれる「死の天使」の噂。

群馬県北部の寒村、首ノ原。村の名家神月家の長女、彩が結婚式の前日に首を切られて殺害され、首は近くの寺に置かれていた。