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存在しなかった男: 警視庁捜査一課田楽心太の事件簿



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存在しなかった男: 警視庁捜査一課田楽心太の事件簿の評価: 6.33/10点 レビュー 3件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.33pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

悲しいですね・・・

私はこの作品を名作リストに入れました。登場人物はみな身近にいて顔が浮かんでしまいそうな人ばかり、心象描写もリアリティがあってグッと物語の世界に引き込まれてしまいます。主人公「奈々」がハネムーン帰国直後に忽然と消えた夫をさがすところから物語ははじまります。読者はたぶん彼女の「思い」とともに読み進めるはずですが、それはいつの間にか誰かのものとすり替わるはずです。この仕掛けがすばらしいと思いました。ただ「上手」というだけではなく、この「テーマ」とそれを伝える手段として適しているんです。テーマは普遍的であり、かつ、現代社会の問題ですね。・・・しかし・・・この「奈々」どこにでもいそうな、ふっつ-----の女だよぉ・・・故に悲しみに浸れる名作です。(あ、ちと泣きました)

坊主頭
729KTNIV

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