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存在しなかった男: 警視庁捜査一課田楽心太の事件簿



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存在しなかった男: 警視庁捜査一課田楽心太の事件簿の評価: 6.33/10点 レビュー 3件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.33pt

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No.2:
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存在しなかった男: 警視庁捜査一課田楽心太の事件簿の感想

 
 ハネムーンの帰国便から新郎が消えた!? 北館奈々は夫の姿を訴えるも不自然なほど彼の痕跡は残されていなかった。 明かされていく彼の過去と虚実、彼と私は本当に愛し合っていたのか・・・。

 悲劇的社会派ミステリを目指したようですが登場人物の描写が薄すぎてこれでは共感とか同情とか感傷とかの前に唯々悲しい話になってしまっているかと。 人間消失の謎もミステリ好きが読んで面白いとは思えない代物です。 表紙を空港にするほどのものじゃない、★は4つ。

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

存在しなかった男の感想

ハネムーン帰宅の飛行機内から夫が行方不明になってしまった。
仕方なしに帰宅して待つが夫の持ち物が消えている。警察に相談するも、虚言ではないかと疑われてしまう。

タイトルにある『存在しなかった男』と、夫がいなくなる導入は謎や葛藤が交差して面白いです。
実際問題、航空会社等で調べれば、席からいなくなったりする状況など調べてもらえそうだと想像しますが、
時系列のテンポもスピーディーなので、調査する余裕もなく焦る、主人公の奈々の行動がリアルに感じました。

ここからどんな事件への展望を遂げるかと期待したのですが、中盤からは社会派ミステリへ様変わりし、メッセージを帯びたものを読まされた印象です。
小説内でテーマを掲げそれを盛り込んだストーリーは好感触なのですが、訴え方が卑屈過ぎて、自業自得に思えてしまい共感できなくなってしまったのが個人的に好みに合わずでした。

初めて読んだ作家さんでしたが、社会的テーマ+ミステリを作る方なのですね。読みやすいので他の本も気になりました。


▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0

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