犯罪王カ~ムジン



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初公開日(参考)2008年09月
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長編小説

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犯罪王カームジン    あるいは世界一の大ぼら吹き

2008年09月26日 犯罪王カームジン あるいは世界一の大ぼら吹き

あっと驚く方法でペテン師をぎゃふんと言わせ、卑劣な恐喝者を完全犯罪で闇に葬り、芸術的犯行で大金をかすめとっては、幽霊とわたりあう。これが、全部本当の話なら、彼は当代きっての犯罪王!信じるも、信じないもあなた次第。さあ、カームジンの華麗な冒険譚をお楽しみあれ。日本版ボーナストラックとして「埋もれた予言」「イノシシの幸運日」の2篇を収録。イギリス首相チャーチルも愛読したと言われるユーモア・ミステリの傑作。『壜の中の手記』で日本中の話題をさらったカーシュの愛すべき作品集が、ついに登場。 (「BOOK」データベースより)




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犯罪王カ~ムジンの総合評価:7.33/10点レビュー 3件。-ランク


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No.3:
(2pt)

ジャケ通りの

ライト感覚で読めるライトミステリ(?)という所でしょうか。
基本的には、作者(文中でもカーシュ)が犯罪王カームジンの過去の武勇伝を拝聴する…といった流れになります。
犯罪王らしい緻密で豪快な武勇伝を披露するのですが、結局今は文無し なので大ぼら吹きなのか???
ある種の古典的ミステリが軽快に、展開するのでそういった方達には良いのでしょう。
犯罪王カームジン    あるいは世界一の大ぼら吹きAmazon書評・レビュー:犯罪王カームジン あるいは世界一の大ぼら吹きより
4047916137
No.2:
(4pt)

突飛でおもしろかった

大犯罪者か大ぼら吹きか真実は分からないが、カームジンが語る話はどれも突飛でおもしろかった。基本的には大金を手に入れるための仕事なのだが、友情のためにただで仕事をしたり、憎むべき相手を陥れたりと、お金儲けだけでないカームジンの人柄や話の説得力に引き込まれた。個人的には、宝石泥棒の話と重ね着した名画の話がおもしろかった。どちらの話も、言葉巧みに相手を騙す話でその発想がおもしろくて楽しめた。
犯罪王カームジン    あるいは世界一の大ぼら吹きAmazon書評・レビュー:犯罪王カームジン あるいは世界一の大ぼら吹きより
4047916137
No.1:
(5pt)

犯罪王の回顧録か?大ぼら吹きの与太話か?抱腹絶倒の極楽ミステリ短編集です。

異色短編の名手として知られるイギリスの異才カーシュが著した人気ユーモア・ミステリーのシリーズ全17編におまけの2編を加えた傑作短編集です。このシリーズは1936年から1962年まで実に26年の長きに渡り少しずつ雑誌に掲載されていますので、著者にとって楽しんで書かれた愛着のある作品だったのだろうと思います。本書の主人公、自称世紀の犯罪王カームジンは大掛かりな犯罪計画をことごとく成功させ莫大な利益を得てきたと語り手の作家カーシュに自慢げに教えるのですが、その癖話の報酬としてけちな安煙草をせびりますので、そのあまりのギャップにあ然とし苦笑させられます。彼が稀代の犯罪者か大ぼら吹きなのかの真相は謎のままですが、奇抜な発想で無尽蔵にぺてんを思いつくアイディア・マンで歴史的知識にも詳しい聡明な人物であるのは確かです。また彼は悪党ではあっても、零落した友人の力になって助けたり、恐喝者に怒りを燃やす倫理観も持ち合わせていますので、不思議と憎めないキャラクターです。荒唐無稽なユーモアにも事欠かず、透明な幽霊と組んで悪事を働くエピソードはその最たる物でしょう。特に良いのが、扱われる犯罪の殆どが暴力的でなく知的でソフトに幕を閉じる所で、読み手を必ず幸福な気分にひたらせてくれます。唯一の難点は物語の構成がワンパターンで先の展開が読めてしまう所ですが、まあこれだけ手を変え品を変えて楽しませてもらえれば満足でまずは良しとしたいと思います。私のお奨めは単純で大胆な手口が見事な効果を上げる「カームジンの銀行泥棒」「カームジンとガスメーター」「カームジンの宝石泥棒」です。他に併載の「埋もれた予言」「イノシシの幸運日」は著者一流のいかれた奇想が隠し味の無気味な物語です。最後に巻末に付されたポール・ダンカン氏のミニ伝記は著者カーシュの実像を映し出す哀愁を帯びた良い読み物ですので併せてお楽しみ頂きたいと思います。
犯罪王カームジン    あるいは世界一の大ぼら吹きAmazon書評・レビュー:犯罪王カームジン あるいは世界一の大ぼら吹きより
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