大尉のいのしし狩り



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初公開日(参考)2005年06月
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長編小説

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大尉のいのしし狩り (晶文社ミステリ)

2005年06月01日 大尉のいのしし狩り (晶文社ミステリ)

現代文明を棄て昔ながらの生活に戻ろうと、七人の若者たちが片田舎の古い農家を借りて共同生活を始めた。厳しい冬も越え、コミューンは順調そのものに見えたが、彼らの生活が記事になり、初めての観光客がやってきた日からすべてが一変する…。理想の共同体がたどる皮肉な展開「昔に帰れ」、無人の家に灯る明かりが夫婦を追いつめていく「別荘の灯」、MWA賞候補作の2短篇をはじめ、第二次大戦末期のヨーロッパ戦線を背景に、自分たちだけの掟に従って生きる男たちが演じるグロテスクな死と暴力のドラマを描いて強烈な「大尉のいのしし狩り」、嫌われ者の画家をめぐる若き芸術家たちの悪ふざけが思わぬ結末を呼び寄せる「スターリングの仲間たち」、ニューヨークのど真ん中で秘密裡に実施された奇妙な実験計画「緑色の男」など、第一短篇集『ヨットクラブ』が好評を博したイーリイの異色短篇、全15篇を収録。日本オリジナル編集。 (「BOOK」データベースより)




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大尉のいのしし狩りの総合評価:6.00/10点レビュー 1件。-ランク


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No.1:
(3pt)

奇妙な味の作品が多いが異色作家短編集に入らなかった異色の存在

収録されてる作品について解説に「本来なら第二短編集(Always Home and Other Stories)を紹介すべきだが、70〜80年代の作品を集めたこの短編集には普通小説的作品が多数で、またイーリイには単行本未収録の優れた作品が多いので、第二短編集から7編、未収録短編から8篇を集めてオリジナル短編集を編むことになった」そうです。

昔「ヨットクラブ」を読んで衝撃を受け、何故これ程の実力の作家の短編集が出版されないのか解せませんでしたが、今回この本と「ヨットクラブ」を続けて読んで少し理由が判りました。玉石混交なんですね。離れ業が決まった時は凄まじいですがいまいちのものも結構あってその辺はロアルドダールに近いかな、と思いました。離れ業が成功してる第一短編集に収録の「ヨットクラブ」「面接」などに顕著ですが普通主人公が不条理な状況に巻き込まれて被害を受ける場合が多いですが、イーリイの場合主人公も不条理な存在になって話しが終わるというのが特徴でそれが他の異色作家と違う持ち味だと思いました。このタイプの小説をもっと書いてもらいたかった。その他こちらに収録の「昔に帰れ」「別荘の灯」もなかなか面白く、小野田少尉ネタの「最後の生き残り」にはイーリイの日本人観が伺えて興味深い。一応2冊とも読む価値ありだと思います。

残りの普通短編も機会があったら読めることができると嬉しいですね。
大尉のいのしし狩り (晶文社ミステリ)Amazon書評・レビュー:大尉のいのしし狩り (晶文社ミステリ)より
4794927460



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