大尉のいのしし狩り
- 別荘 (163)
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収録されてる作品について解説に「本来なら第二短編集(Always Home and Other Stories)を紹介すべきだが、70〜80年代の作品を集めたこの短編集には普通小説的作品が多数で、またイーリイには単行本未収録の優れた作品が多いので、第二短編集から7編、未収録短編から8篇を集めてオリジナル短編集を編むことになった」そうです。 昔「ヨットクラブ」を読んで衝撃を受け、何故これ程の実力の作家の短編集が出版されないのか解せませんでしたが、今回この本と「ヨットクラブ」を続けて読んで少し理由が判りました。玉石混交なんですね。離れ業が決まった時は凄まじいですがいまいちのものも結構あってその辺はロアルドダールに近いかな、と思いました。離れ業が成功してる第一短編集に収録の「ヨットクラブ」「面接」などに顕著ですが普通主人公が不条理な状況に巻き込まれて被害を受ける場合が多いですが、イーリイの場合主人公も不条理な存在になって話しが終わるというのが特徴でそれが他の異色作家と違う持ち味だと思いました。このタイプの小説をもっと書いてもらいたかった。その他こちらに収録の「昔に帰れ」「別荘の灯」もなかなか面白く、小野田少尉ネタの「最後の生き残り」にはイーリイの日本人観が伺えて興味深い。一応2冊とも読む価値ありだと思います。 残りの普通短編も機会があったら読めることができると嬉しいですね。 | ||||
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